7月30日に開催された「クラウドデータ連携 納涼祭 2014」では、ASTERIA Warpが実現するハイブリッドクラウドについて話をしました。
クラウドが台頭してきている昨今ですが、社内システムすべてを載せ替えるという英断ができる企業はごく一部なのではないでしょうか?
そうなると、当然のようにクラウドと社内システムの連携、つまりハイブリッドクラウド環境の構築が必要となります。
そしてデータ連携となれば「ASTERIA Warp」の出番です!
では、連携基盤自体はクラウド、オンプレミスどちらに置くべきなのでしょう?
技術的にはどちらでも問題ありません。
インフォテリアの調査では、しばらくはクラウドよりも社内システムが中心となるようです
しかし、伸び率を見ると、将来的にはクラウドを中心に考えていく方もいるようです。今後、クラウド環境の利便性やコスト削減の効果を企業側が感じていく事でクラウドが一気に進む可能性もあります。そんな時には連携基盤をクラウドに置くという選択も多くなってくることでしょう。
では、クラウドに社内システムや、連携基盤を置くとなった際には、どこのサービスを選べばいいのでしょう?
以下は富士キメラ総研のデータです。
クラウドコンピューティングへの対応状況を表した表ですが、富士キメラ総研では、「Amazon Web Services(AWS)」「IIJ GIO」「Microsoft Azure」の3つと「その他」という表記がされていました。
これは企業で使われるクラウド環境で、この3つが選ばれることが多いことを表していると考えられます。
AWSは今ではクラウドでは独走状態と言える、言わずと知れた存在です。なんでも、AWSが利用しているサーバーリソースは、他のクラウド業者すべてを足したものの5倍だそうです。
IIJは最近企業向けのクラウドに力を入れています。SAPとの戦略的協業を進めていますので、大規模なクラウド移行を検討してる企業の利用が増えていくかもしれません。
Microsoft Azureは日本の東西にデータセンターを用意し、DR環境の構築が容易にできることをアピールしています。これも、日本企業向けの環境を意識してのことと考えられます。
そして、これら3つのクラウドすべての環境で利用できると言っているデータ連携ベンダーはインフォテリアだけのようですよ!
将来的にクラウドに移行をご検討されている方であれば、ASTERIA Warpを選んだほうが安心です!
ASTERIA Warpシリーズ担当のシニアプロダクトマネージャー。ホワイトペーパーの執筆のほか、開発経験を活かしたASTERIA Warpを使ったデモ作成等を実施。
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