前回、トレジャーデータにバッチでデータを入れてみたわけですが、今回はトレジャーデータからのデータの取得を試してみたいと思います。
RESTでつなぐのが恒例になりつつある「つないでみた」ですが、今回はJDBCドライバの提供があったので、より簡単なこちらで試そうと思います。(もちろんRESTも提供されています)
まずはJDBCをこちらから、さくっとダウンロードしましょう。
docs.treasuredata.com/articles/jdbc-driver
落としてきたJarファイルは他のRDBとつなぐ時と同様に、ASTERIA Warpのフォルダの中に置きます。
Windows環境のデフォルトだと「C:\Program Files\asteriawarp\flow\lib\ext」ですね。
準備ができたらASTERIA Warpを再起動させましょう。
さて、ASTERIA Warpを使ったことがあれば見慣れた手順だけですが、さっそく「コネクション」を作成していきます。
管理ツールからもできますが、今回はフローデザイナーからやってみます。
左下のペインから「コネクション」を選んで「コネクションの作成」を選択。
接続種別は「RDB」で名前は適当につけましょう。
ここでは無難に「TreasureData」にしておきました。
作ったコネクションを選択して、設定情報を入れていきます。
以下のように設定します。
設定したら保存。
テスト接続すると、「Method not supported」というエラーメッセージが出ましたが、特に問題なかったのでそのまま進めましょう。
次に、フローの作成です。
ここまで来ると、もはやトレジャーデータ特有のことは何もありません。RDBGetのコンポーネントを使うだけです。
SQLビルダーでクエリーの設定や条件指定もできます。
詳細情報を取得しているので、ローカルのDBを扱うよりは多少もっさりした感じはしますが、特に問題なさそうです。
前回入れた地震のデータから、マグニチュード4以上を出してみる条件指定をしてみました。
早速実行。
特に気をつけるところもなくあっさり取得できちゃいました。
TreasureData自体でもExcelに出すことはできますが、見栄えのよい分析帳票のようなものを作ったりすることはASTERIA Warpでも良くある話ですし、集計結果を別のDBに定期的に入れるようなこともあると思います。
データを取得してしまえば、あとは好きなように活用できそうですね!
みなさんも、さっそく試してみてはいかがですか!
ASTERIA Warpシリーズ担当のシニアプロダクトマネージャー。ホワイトペーパーの執筆のほか、開発経験を活かしたASTERIA Warpを使ったデモ作成等を実施。
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