「ドミネーター」や「タチコマ」で
一部の方には有名!?になったCerevoさん。
いろんなIoT機器を販売しています。
結構お高いのでドミネーターは買えませんが、Hackeyを手に入れましたので早速つないでみようかと思います。
Hackeyは鍵の形をしたIoT機器です。
鍵をひねった際に、設定したURLにアクセスすることができます。
ということは、ASTERIA WarpのURLトリガーを実行することも当然できるので、
鍵をひねるとASTERIA Warpのフローが実行できるわけです。
フローの前にHackeyの設定をダッシュボードで行います。
HackeyはWi-fiでネットワークに繋がり、CerevoのWebサイトでデバイスを登録することで設定を行います。
こちらがそのダッシュボード。
Webhook Actionという部分に、ASTERIA Warpのフローで設定したURLを追加しました。
また、LED通知という項目は色と点灯する秒数を入れるとURLが割り振られます。
こちらにアクセスすると指定した色で、指定した秒数点灯します。
そんなわけで、フローを実行中は黄色(オレンジ?)、成功なら緑を60秒点灯。失敗なら赤を60秒点灯するように設定してみました。
で、今回作ってみたフローはバッチ処理を実行するもので、
鍵を回すと週次のバッチ処理が動くことを想定してます。
このフローにURLトリガーを仕込んでいて、
バッチ処理自体はタイマーコンポーネントで呼び出しているだけです。
そして、バッチ処理が終了するとファイルを生成するようにしました。
ですので、ファイルの存在をチェックして、存在しなければしばらく待って繰り返しチェックします。
ファイルがあればフラグを立てて繰り返しを抜けるようにしました。
鍵をひねるとバッチが実行され、数十秒のバッチ実行中は黄色の点灯、終了したら緑が点灯します。
今回はバッチ処理を想定しましたが、ソフトウェアの処理を物理的に実行すると便利な場面もいろいろとあるのではないでしょうか。
例えばセキュリティ関連で、鍵を回さないと実行できない処理なども考えられます。
Active DirectoryとIoTを連携させて、権限を操作する!?ようなこともできるかもしれませんね!?
ぜひ様々な場面で試してみてください!
ASTERIA Warpシリーズ担当のシニアプロダクトマネージャー。ホワイトペーパーの執筆のほか、開発経験を活かしたASTERIA Warpを使ったデモ作成等を実施。
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