みなさん、こんにちは。
インフォテリアのキクチです。
「師」も走り回るこの時期、いかがお過ごしですか。
キクチの師、Hさんも忙しく走り回られています。
何に忙しくされているのかというと…
ついに、ASTERIA Warpの新バージョン、1712が本日リリースされるのです!
PMも兼務されているHさんは、その準備のため日夜奔走されていたのです。
キクチも、そんな師に少しでも追いつけるように、早速新バージョンで追加されたアダプターを体験してみようと思います!
目次
新バージョンで追加されたアダプターは
・Office365アダプター
・Googleコンタクトアダプター
・Googleドライブアダプター
・Googleカレンダーアダプター
・Platioアダプター
の5種類です。
今日はそのうち、Office365アダプターを試してみたいと思います!
Office365、Microsoftが提供しているクラウド型のグループウェアですね。
既にご利用になられている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
メールサービスやWeb会議をデバイスを気にすることなく利用出来たり、ExcelやWord、PowerPointなどのOfficeアプリケーションをクラウド上で共有出来たりといった非常に便利なサービスですよね。
今回リリースされたアダプターではRDBと同じような感覚でOffice365に接続できるようになっているので、その操作性なんかも見ていきましょう!
いずれもOffice365を簡単に1つのDBとして扱えるようなコンポーネントになっています。
Office365に対してSQLを発行し、結果を取得できる「Office365Getコンポーネント」
Office365側の更新を行える「Office365Putコンポーネント」
Office365に対して任意のSQLを発行できる「Office365SQLCallコンポーネント」
今回はこれらのコンポーネントを利用して「ローカルのDB(各種システム)から取得してきたレコードをファイルとしてOffice365上にアップロードする」という処理を行ってみたいと思います。
Office365上にアップロードしたいデータはこんな感じです。
注文情報が格納されているテーブルデータですね。
これをOffice365上にファイルとしてアップロードを行う場合には…
フローはこんな感じになりました。
イメージとしてはOffice365のOneDrive上にファイル情報を作成し、
そのファイル情報の「中身」フィールドにDBから取得してきた注文情報を格納してあげる感じですね。
取得してきた注文情報はテキスト形式のストリームで“Content”というプロシージャの一つのパラメータセットしています。
OneDrive上を見てみると…
該当のファイルはありません。
フローを実行すると…
おぉ!ファイルが作成されました!
成功です!
なるほど、なるほど。
Office365に格納された情報は、DBのテーブルのような形で参照できるんですね!
これも、目で見て設定できるので、とても楽ちんそうです。
きちんとファイル情報テーブルにも新しいレコードが追加されています。
いかがでしょうか。
ついにリリースされたOffice365アダプターを体験してみました。
クラウドサービスとのデータ連携も、これでまた一歩楽に構築できちゃいますね。
次回もリリースされた最新バージョン1712で追加されたアダプターを利用してGoogleのサービスとASTERIA Warpの連携を体験してみたいと思います。
Googleのサービスは、ASTERIA Warpでどのようにつなぐことができるようになったのでしょうか?
ぜひ、お楽しみに!!
今回のフローはこちらからダウンロードしてお使いいただけます↓
ASTERIA Warpのプリセールスエンジニア&体験セミナー講師。関係各所から舞い込んでくるASTERIA Warpに関するご依頼になんとか応えながら日々鍛えてもらっています!
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