こんにちは、製品技術部 えのもとです。
日頃はASTERIA Warp Developer Network(ADN)のコンテンツ管理などを行っていますが今回はこちら製品ブログにお邪魔しています。
さてASTERIA新バージョン(1806)ではフローテンプレートがたくさん追加されました。
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※エディションやライセンスによっては表示されないテンプレートもあります。
詳しくはプレスリリースをご覧ください!
プレスリリース: 導入企業7,000社に迫るデータ連携ソフト「ASTERIA Warp」新バージョン提供開始
特にkintone連携のテンプレートでは、画面上でkintoneアプリを一覧表示しフィールドまで選択できるウィザードがあります。このウィザードを使ってナビゲーションに従い画面入力するだけで簡単にフローを作成することができるようになっています。
今回はリリースされたテンプレートから「kintoneからCSVへ」というフローテンプレートを紹介します。

管理コンソール(FSMC)から[設定]-[コネクション]-[kintone]と移動しkintoneコネクションを新規で作成しておきます。

これで準備完了です。
フローデザイナーからフローの作成ウィンドウを開き「kintoneからCSVへ」という名前のテンプレートを選択します。

ウィザードが表示されたら取得するkintoneアプリを選択します。ここで作成しておいたkintoneコネクションを指定します。

アプリの選択ボタンをクリックするとkintoneビルダーと同じようにkintoneアプリの一覧ウィンドウが表示されるのでアプリとフィールドを選択していきます。

書き込み先のCSVファイルを指定します。

CSVファイルのフィールド定義を設定します。
kintoneアプリのフィールド名と同じ名前にすると自動でマッピングされるようになっています。

完了ボタンをクリックするとナビゲーションで設定した内容が反映されたフローが作成されています。

出来上がったフローをひとまずそのまま実行してみましょう。

ファイルが出力されていることも確認してみます。

あくまでテンプレートなので、ここからマッパー関数の追加やマッピング、フィールド定義、コンポーネントプロパティを変更してフロー処理を作り込んでいくこともできます。
kintone連携では他にファイルのアップロード/ダウンロード、サブテーブル操作のテンプレート、kintone連携以外ではデータベース監視、ファイル監視、メール配信のテンプレートも追加されています。
各フローテンプレートではループ処理やパラレル分岐、変数の使い所などフロー作成時の参考になるようなTipsも含まれています。テンプレートで作成したフローを眺めてみるだけでもフロー開発の参考になるかもしれません。
今後も続々とフローテンプレートが追加されていく予定です。
「こんなテンプレートがあったら便利」といったアイデア、ご要望がありましたらぜひ、ご連絡ください。お待ちしております!
ASTERIA Warpの製品技術部で「ASTERIA Developer Network(ADN)」サイトの運用、コンテンツ管理などを行なっています。ADNでもASTERIA Warpの機能紹介や使い方マニュアルなど様々なコンテンツを掲載していますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

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