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2018年11月7日、ASTERIA Warpユーザー様限定イベント「AUG FESTA OSAKA 2018」がグランフロント大阪で開催されました。ASTERIA Warpユーザー自らの体験や想いを本音で語るイベントに「参考になった」「大変良かった」「感謝します」などのコメントを多数いただきました。
ユーザーセッションではどのような本音トークが繰り広げられたのか、下記にレポートいたします。
セイコーエプソン株式会社 IT基盤企画設計部 宮内 雅史 様
新たにオンラインアップデートに対応したASTERIA Warp 1610以降にバージョンアップを躊躇されているASTERIA Warpユーザー様からの要望を受け、今回、セイコーエプソン株式会社 宮内さんのご登壇が実現。
宮内さんに1610バージョンアップ時に起きたトラブルについて、その事象と対処方法を細かく語っていただきました。
それぞれの原因究明のために実施されたこと、どの方法が役立ち、どの方法がうまくいかなかったかなども詳しく教えていただきました。
宮内さん、具体的な事象の説明や対処方法の共有、大変ありがとうございました!
当日の資料はADN Slackよりダウンロードいただけます。
参加された方からは以下のようなコメントをいただきました。
株式会社アップ 第一管理部 畑田 貴史 様
教育事業を展開されている同社はASTERIA Warpを元々下記の用途でご利用されていました。
その後、新たなセキュリティ基準をクリアするためにASTERIA Warpを活用。個人情報取扱いのためのASTERIA Warp活用法として次の事例を紹介いただきました。ASTERIA Warpでこれらの処理を自動化することにより、セキュリティ強化に伴うユーザー負担を最小限にできたとのことです。
畑田さん、ご利用事例を時系列にひとつひとつご紹介いただきありがとうございました!
当日の資料はADN Slackよりダウンロードいただけます。
参加された方からは以下のようなコメントをいただきました。
さくらインターネット株式会社 マーケティング部 小林 涼 様
SIerからユーザー企業に移られた小林さんは、いざユーザーの立場になってみると今までとは異なる視点に立たれたそうです。今回、そんな両者の立場を経験された方ならではの「生産性を上げる5つの秘訣」を語っていただきました(ETLでの利用をされているので、ETL以外の用途では当てはまらないケースもあるのであらかじめご了承くださいとのことです)。
その1:よりよいやり方を知る
ASTERIA Warp以外の知見を取り入れる。小林さんは「データ連携」「データ分析」「前処理」などのキーワードでも情報取集されているそうです。またオススメの資料や書籍もご紹介いただきました。
その2:無駄なものをつくらない
ASTERIA Warpフローはそれ自体が設計書となるため、出来るだけ無駄な資料を作らないことが肝要。ASTERIA Warp運用にもっとも必要なドキュメントは「業務フロー図」「フロー一覧」「ジョブスケジュール一覧」ではないかとお話いただきました。またユーザーの立場になってからはASTERIA Warp自体のドキュメントよりも①業務②システム③人との関係性を示すドキュメントの方が重要になったとのことでした。
その3:変化に強くつくる
フロー間でストリームを持ち回しすぎない。
DBやSQLの機能で変更しやすくつくることが可能。その4:シンプルに検証する
「チェック」と「テスト」は分けたほうが良いなどASTERIA Warpフローの検証方法のヒントをいただきました。
その5:稼働後エラーをすばやく検知し修正
エラーログをSlackに出力することによりエラーの素早い検知をされているとのこと。こちらはデモを交えてご紹介いただきました。
小林さん、長年の経験から導かれた貴重なアドバイスの数々、ありがとうございました!
当日の資料はADN Slackよりダウンロードいただけます。
参加された方からは以下のようなコメントをいただきました。
田中様
小俣様
畑田様
内海様
最後にASTERIA Warpを長年活用されていらっしゃるユーザー様にご登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。
Q. 先ずはASTERIA Warpの向いていると思われる用途や成功事例を教えてください。
Q.次に ASTERIA Warpの向いていない用途や失敗事例を教えてください。
Q. 内製化されてますか?
Q. オフショア開発はうまくいかないという話も聞きますが、うまくいっているのでしょうか?
Q. 最後に会場からの質問:フローが増えてきた際のフローの管理方法を教えてください。
ご登壇者の皆様、経験に基づく大変有用な情報提供やアドバイスをありがとうございました!
参加された方からは以下のようなコメントをいただきました。
第1部の最後には、先に行われたASTERIA Warpクイズの大阪最優秀賞を受賞された株式会社エクセディ 松下智彦様の受賞式が行われ、スピーチをいただきました。
松下様、おめでとうございます!
株式会社エクセディ 松下智彦様
セミナー終了後には、第2部として同会場にて情報交流会が開催されました。
多くの方がこの場を有効にご活用いただけているご様子で大変嬉しいかぎりでした。ぜひ次回もご参加をお待ちしております!
※ASTERIA Warpデベロッパー向けオンラインコミュニティ(ADN Slack)は、アステリア製品オンラインコミュニティ(Asteria Park)に統合されました。ぜひご参加ください。今後ともアステリア製品を宜しくお願い致します。
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