こんにちは!
アステリア AUG事務局のワタナベです。
2024年6月5日Developers勉強会を開催しました。
大阪会場での開催は約1年ぶりです!
今回はユーザー事例としてファイテンの田口さまにご登壇いただき、全くの未経験からはじめたASTERIA Warpの開発について経験談をお話しいただきました。
会場の皆さんも思わず苦笑いしてしまった苦労話とは!?
後半は菊ちゃんからのASTERIA WarpデバッグTips紹介も。
当日の様子をレポートいたします!
目次
ファイテン株式会社 田口 和紀 様
前半は、ファイテン田口様によるセッションでスタート。
ファイテン様では、Accessを用いて処理を行っている業務の改善を目的にASTERIA Warpを導入。
(参考:ファイテン様事例もあわせてご覧ください)
全くの開発未経験からのスタートのため、おおまかに以下のようなステップで進めたそうです。
ステップ毎に、どのようなフローを開発していったか実例と共にご紹介いただきました。
徐々に複雑な処理ができるようになっていった様子がとてもよくわかります。
順調に進んでいるように見えた脱Accessですが、まだ課題が…。
クレジット決済の名義がローマ字表記なのに対し、顧客情報は漢字+カナ名称で照合がうまく行えないという課題が残っていました。
そこで、田口さまは「StringReplace」関数に着目!
ローマ字⇔カナ変換用の辞書ファイルを作成し、変換後1文字毎に分割。
さらに論理関数を用いて照合できるようにフロー開発したそうです。
こちらのフローは苦労して作ったものの、処理見直しを行うため現在は稼働していないそうです…(涙)同じような照合作業をしているユーザーさんおられましたら、ぜひ参考にしてみてください!
↑思わず立ち上がって説明して下さる田口さま
最後に、条件付きレイヤーを使うなどしてフローの配置を見直している実例もご紹介いただきました!
アステリア株式会社 菊地 雄大
後半は、おなじみ菊ちゃんより、ASTERIA Warp開発に役立つTipsをご紹介!
今回のテーマはトライアル&エラーに欠かせない「デバッグ」について。
そもそも、デバッグって何だろう?から、ASTERIA Warpに備わっているデバッグ機能とそれぞれの違いについて、紹介がありました。
デモでは、「kintoneにつなげてレコードのデータをとってきたい時に、エラーがでたけれどエラーコードの意味が良くわからん」という場合…
「RESTコンポーネントのテスト実行」をすると、詳しいエラーメッセージが確認できる!という例を紹介してくれました。
(例では、「ユーザーのパスワード認証に失敗しました」と表示されています)
他にも、Mapperコンポーネントのログを確認する方法や、マッピングの何行目まで処理できたのか知る方法なども紹介してくれました!
デバッグのTips、内製化にも役立つ情報ですね!長年開発を担当されている方からも、「初めて知りました」という感想もいただきました!
今回の勉強会の様子について、収録動画と資料を新しくオープンしたコミュニティサイト「Asteria Park」内で限定公開中です!是非ご覧ください。
約1年ぶりの開催となった、大阪でのDevelopers勉強会。
会場では、ファイテン田口様と同じ業務部門でASTERIA Warpを使っている方などから質問が殺到していました。登壇者さまに直接質問できるのは、参加者だけの特典ですね!
他にも、前回はおひとりでご参加いただいていた方が、今回は社内の担当者が増えておふたりでご参加いただくなど嬉しい変化も…!
また関西エリアの皆さまとお会いできる日を楽しみにしています♪
アステリアの製品を使ってくれている皆さまの、コミュニティ活動支援を行っています。
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アステリア製品デベロッパー同士をつなげ、技術情報の共有やちょっとしたの疑問解決の場とすることを目的としたコミュニティです。