こんにちは。アステリアの菊地です。
2月17日にオンライン開催で「Developers勉強会」を開催しました!
今回は1月20日に開催された「DevFes 2023 Winter」で紹介しきれなかったASTERIA Warp2212の便利な追加機能、気を付けるべき落とし穴について開発者の近江さんが直接解説してくれました。
おさらいも含めてASTERIA Warp2212で追加された新機能をご紹介。
まずは「見える化機能」で追加された「コネクションの見える化」機能です。
コネクションがどのフローで使われているか、フローの中でどのコネクションが呼び出されているか一覧で確認できるんですね!
Standardエディション以上であれば、仕様書に出力できるようにもなっているようで、接続先変更が発生した場合の影響調査などがラクになりそうです。
「見える化機能」としては、スケジュールトリガーのカレンダー表示機能も追加されています。
どのタイミングが空いているのか一目でわかりますね!
ただ、フローの開始時刻を表示しているので、各フローの終了時刻まで表示されるわけではないので要注意です。
「基本機能強化/拡張」では、ストリーム形式にJSONが追加されました。
Webサービスとの連携がまた一段とはかどりますね!
さらにはFTPトリガーがSFTPサーバーに対応したり、「OAuth認証の改善」として今まで認証時のブラウザがASTERIA Warpサーバーで立ち上がっていたのがクライアント側でブラウザが呼び出され、認証も手元(クライアントPC)で行るようになったそうです。
(設定内容が複雑な部分もあるので最後にデモで見せてくれました)
「マッパー関数追加/拡張」では、2つの関数が追加されました。
通知の進数表記を変換してくれる「BaseConverter関数」とUnixTimeをDateTimeに変換してくれる「DateToUnixTime関数」と「UnixTimeToDate関数」です。
どちらもお客様から方法を聞かれることの多かった要件だったので、今後は関数一つで対応できるのは大きいですね!
最後には改善された2212版のOAuth認証に関して2206時点と変更になった設定内容や気を付けるべきポイントをデモでご紹介。
フローデザイナーからコネクション作成するか、FSMCからコネクション作成するかで設定内容が異なるので、この辺りは注意が必要ですね。
実際にサービス側の設定を含めて一からコネクション作成してくれました。
ステップを一つ一つデモで見せてくれるのも勉強会ならではですね!
視聴者からはADN Slackに質問が寄せられ、リアルタイムに近江さんが回答してくれました。
資料などもアップされているので、ぜひご参加ください!
などといった、活用のヒントを参加者のみなさまにも得ていただけました!
DevFesでは時間の都合上カットになってしまった新機能をご紹介出来てほっと一安心です。
今回追加された新機能も今後拡張の構想があるそうで、開発者から直接展望を聞けるのは直接交流ができる勉強会ならではですね。
ユーザーの皆様に実運用している中でのTipsなども伺える機会を作りたいなと思いました。
ASTERIA Warpのプリセールスエンジニア&体験セミナー講師。関係各所から舞い込んでくるASTERIA Warpに関するご依頼になんとか応えながら日々鍛えてもらっています!
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