こんにちは。アステリアの菊地です。
2月7日に東京で「Developers勉強会」を開催しました!
オンライン生配信も行った今回は昨年12月にリリースされたばかりのASTERIA Warp最新バージョン2312の新機能を開発者が直接紹介させていただきました!
今回最新バージョンを紹介してくれたのは研究開発本部のイットウです。
なんと、AUGへの登壇は2年ぶり。前回はオンラインのみの登場でしたが、今回はオフラインでもユーザーとお会いできてイットウも喜んでいました。
新しいコンポーネントや改善された機能などデモを交えながら分かりやすく解説してくれました!。
2312で追加されたコンポーネント1つ目はRecordGroupコンポーネント。
これはレコードをキーごとにまとめてループしてくれるコンポーネントで、小計を求めたいとき、グループごとに個別の処理を行いたい場合に便利なコンポーネントです。
↑こんな感じのフローで小計を算出してくれます
SQLを組まなくてもGUIで対応できますね!
PDFFileMergeコンポーネントは、名前の通りpdfファイルをまとめてくれるコンポーネントです。
今までのPDFMerge2コンポーネントは、PDF2コンポーネントで作成したpdfファイル用のストリームでないとまとめることが出来ませんでした。なので、合わせたい内容に変更が発生した際にはフロー自体に手を加える必要がありました。
PDFFileMergeコンポーネントはすでに存在するpdfファイルをそのまままとめてくれるため、内容に改変があった場合にはファイル自体を差し替えれば、フローに手を入れる必要はありません。
↑たったこれだけで、複数のpdfを1つのファイルにまとめられます
また、Platio系のコンポーネントとしてユーザー操作(追加・更新・検索・削除)ができるコンポーネントが追加されました。
Platioコンポーネントと同時に紹介されたのですが、みなさん、ADNサイトの使い方マニュアルにタブが追加されたことはご存じでしたか?
「コンポーネント使い方ガイド」として今後充実していくようで、各コンポーネントの具体的な利用方法を画面ショット多めに教えてくれるみたいですので乞うご期待です!
コンポーネント追加以外にも、機能追加・改善が行われています。
RESTコンポーネントの実行情報がログに出力されるようになったり…
RESTコンポーネントのテスト実行から先頭配列のJSONもストリーム定義としてインポートできるようになりました。
フローデザイナーも、コンポーネントのコメントが最前面にくるようになっていたり、
クイックアイコンの削除アイコンを非表示にできたりと、細かいけれども使い勝手の部分が改善されています。
(意味わからん、という方はぜひ2312を試してみてください…)
FSMCでのレスポンスが向上していたり、サーバー証明書のSAN(別名)に対応したりとご要望にお応えして地味だけれども使い勝手がよくなるような機能追加・改善が行われています。
この他、サポート期限や仕様変更に伴う注意事項もありますので、詳しくはリリースノートもご確認ください!
などといったご感想をいただきました!
初のアステリア 恵比寿オフィス開催の勉強会でしたが、ユーザーのみなさんにお会いできて楽しい時間でした。みなさんもお近くにお越しの際はぜひアステリアオフィスお寄りください!
勉強会終了後の情報交換会では、ユーザーさん同士での積極的な情報交換が行われていたり、今後のAUGへの要望やヒントをたくさんいただけました!
次回もぜひお楽しみに!!
ASTERIA Warpのプリセールスエンジニア&体験セミナー講師。関係各所から舞い込んでくるASTERIA Warpに関するご依頼になんとか応えながら日々鍛えてもらっています!
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