2/22、ASTERIA Warp業務自動化勉強会を開催。RPAツール、ASTERIA Warp共に導入されている2社様の「業務自動化事例」が聞ける貴重な機会ということで、ASTERIA Warpユーザー勉強会開始以来最高数の参加者が集い、それはそれは活気溢れるユーザー会となりました。
目次
ベネトン ジャパン株式会社 デジタルIT本部 ゼネラルマネジャー 大網 東市 様
最初に登壇されたベネトン ジャパン株式会社の大網様には、7つの自動化事例を発表いただきました。その中から特に反響の大きかった2つの事例をピックアップしてレポートいたします。
自動化処理概要個々のECサイトからその日の売上をRPAツールがダウンロードしてファイルサーバーに格納。これをASTERIA Warpが受け取りフォーマット変換して基幹システムに登録する。 |
以前は担当スタッフが出勤すると、各ECサイトから手動で前日の売上情報をダウンロードするというのが日課でしたが、今では出勤時には前日売上の集計まで完了しています。担当スタッフからは「気分的にとても楽になりました!」と感謝されています。
自動化処理概要販売管理システムに登録された出荷指示データをASTERIA Warpが定期的にCSVファイルに出力。一方で、販売管理システムには登録が難しい細かな出荷付帯情報がある場合には(例えば出荷時に同梱物があるなど)、担当者が別途Excelファイルに付帯情報を記載。この2つのファイルをExcel VBAマクロで結合し出荷指示書を作成し出荷担当者にメールを配信している。 |
以前は2つのファイルを目視で付き合わせて出荷作業が行われてました。
付帯情報入力画面を用意することでASTERIA Warpで付き合わせまでの完全自動化を行うこともできたのですが、ユーザーが使い慣れたExcelフォーマットをそのまま残してあげたほうが良いと判断し、ASTERIA WarpとExcelのVBAマクロを連動して自動化することにしました。
具体的には、以下の技術を組み合わせてこれらを実現されました。
とても参考になる事例発表、誠にありがとうございました。
参加者からは次のようなコメントが寄せられました。
株式会社フォーバルテレコム システム開発部 部長 内海 義朗 様
続いては、5年前よりASTERIA Warpで業務自動化を行われているフォーバルテレコムの内海様よりRPAツール導入についての発表をいただきました。
RPAツール導入時にまずはじめに行ったのは認知活動と運用ルール作成でした。ロボットは「ロボ太」とネーミングされました。 実際にRPAツールを導入してわかった注意点は次の3点。どれも見覚えのある注意点ですね。そう、RPAツールもASTERIA Warpと同じアプローチが必要であることがわかりました。 ここで請求書の作成をロボ太にさせるデモをご覧いただきましょう。このように1件づつロボ太がマスターから転記をして請求書を作成していきます。転記が終わるとプリントアウトまで行います。 最後にみなさんの最大の関心事、「RPAとASTERIA Warpの使い分け」についてお話しします。弊社では次のような指針に基づき使い分けをしています。 |
そのほかにも多々有用なお話をいただきました。
当日の資料はSlideshareでご覧ください。
内海様、たくさんのノウハウの共有、誠にありがとうございました。
参加者からは次のようなコメントが寄せられました。
「聞きたい内容を聞くことができ、有意義な時間を過ごせました。」「今回の勉強会は弊社に通ずるものがあり大変興味深かった。」など大変嬉しいアンケートコメントを多々いただく勉強会となりました。発表いただいたユーザー様、大変ありがとうございました。
なお、懇親会ではフォーバルテレコムのオフショア開発先であるベトナムのスタッフとの中継を行いました。「RPAツールとASTERIA Warp、どちらが好きですか?」のベトナムスタッフへの問いに「ASTERIA Warp!」と回答いただき拍手が起きる場面もありました。
“ASTERIA Warpユーザーの皆様をもっとハッピーに!”をモットーに日々AUGを運営しています。
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