みなさん、こんにちは。プロダクトマーケティング部のタクミンです。
2022年7月22日、ASTERIA Warpのデベロッパー向けイベント「DevFes 2022 Summer」を開催いたしました。今回のテーマは『すべての“つなぐ”のそばに』とし、ユーザー様の「失敗を成功につなぐ」事例講演や、世界のDX最新事情をお伝えする基調講演、最新バージョン「ASTERIA Warp2206(イコスティ)」の解説など、盛りだくさんの内容で開催しました。さらに、ASTERIA Warpの20周年を記念して、アンケートに回答いただいた皆様には素敵な記念品をお送りしました!
また、本イベントの開催に先立って行われた、事前収録の様子もレポートしていますので、裏側を知りたい!という方はぜひご覧ください。
それでは、当日の様子をレポートいたします!
目次
本編の司会進行は、ビジネス推進部の「菊ちゃん」こと菊地雄大が務めました。
また、DevFesの開始と同時に、「ADN Slack」の登録者数が1200名を突破しました!ADN SlackとはASTERIA Warpデベロッパー同士をつなげ、技術情報共有やちょっとしたASTERIA Warpの疑問解決の場とすることを目的としたオンラインコミュニティです。
ADN Slackへの参加がまだという方は、「ASTERIA Developer Network Slackをはじめました!」の記事をご確認の上、ぜひ一度覗いてみてくださいね。
アステリア株式会社
常務執行役員 営業・マーケティング本部長 熊谷 晋
はじめに、恵比寿にあるアステリアの本社から生中継で、熊谷からの挨拶がありました。
今回のDevFesは、ASTERIA Warpにとって記念すべき20周年を迎え、「ノーコード」をキーワードに今後もさらに活用していただける内容をお伝えするという説明がありました。
映像では伝わりにくいですが、オフィスからの眺望はとても良いので、ぜひ一度お立ち寄りください!また、オフィスツアーも行っていますので、開催の際はぜひご参加ください!
2022年5月よりアステリアのCXO(最高変革責任者)に就任した中山五輪男から、世界のDX最新事情について講演がありました。
デジタル国家エストニアをはじめとする、スウェーデンや中国、アフリカなど世界のDX事情について自身の訪問経験などを踏まえてのお話がありました。IDカードで全国民の情報を一括管理していたり、ロボットがレストランを運営していたり、日本では見られないものばかり!!多方面でのデジタル化についてショートビデオを見ながら学びました。
そんな中、世界競争力ランキング34位の日本は勝てるのか!?「ノーコード」をキーワードに日本の中小企業へ向けた熱いメッセージを発信しました。
デジタル先進国と呼ばれる国々の最先端技術は驚くものばかり…皆様からは世界と日本のDX事情について驚きの声も多くありましたが、DXに対する前向きな意見がほとんどでした!
Project Awardとは、年に1度、ASTERIA Warpを用いた最も優れたプロジェクトを表彰するAwardです。今年は12社のエントリーがあった中、レベルの高い戦いを勝ち抜き、見事Project Awardに輝いたSCSK株式会社様のプロジェクトについて発表していただきました!
講演内容についての詳細は、それぞれリンク先の記事で確認いただけます。
「i-PRO株式会社様/ASTERIA Warpシステム連携基盤構築」
SCSK株式会社 九州プラットフォーム事業本部 営業第二部
柳 富也 様
プロジェクトの苦労点を詳しくお話していただき共感される方も多かったのではないでしょうか?苦労したところからどのように成功に“つなげる”のかを共有していただき、とても有意義な発表でした!
最優秀事例らしく堂々とした発表で内容ともに魅力あふれる講演でした。共感できる部分もありながら、今後の開発の参考にしたいという声をたくさんいただきました!
過去AUG主催の勉強会やイベントのアンケートでリクエストの多かった、「失敗談」や「苦労した話」から成功や解決につなげたエピソードにフォーカスをあてて、お話していただきました!今回は、アステリア営業担当との対談形式での事例講演を行いました。
講演タイトル、登壇者様、概要をそれぞれご紹介します。こちらも講演内容についての詳細は、リンク先の記事で確認いただけます。
失敗は成功のプロセスと考える
アクシネットジャパンインク 財務・管理本部 インフォメーションシステム部 課長
横尾 広昭 様
アクシネットジャパンインク様では、スクラッチ開発でのシステムからERPへの切り替えがワールドワイドで始まり、それに伴いEAIツールの導入が必要となりました。ASTERIA Warp開発中に起こったトラブルから成功へつなげた事例をお話していただきました。
実際の失敗談を共有していただき、バックアップの重要さを再認識できた講演でした。時間の都合上泣く泣く編集された部分では、横尾さんらしいユーモア溢れるお話をしていただいているので気になる方は、事前収録レポートをご覧ください!
運用課題から考える連携基盤の設計
NX情報システム株式会社 業務運用部 業務運用課 リーダー
林 一輝 様
長期にわたりASTERIA Warpでの開発に携わった経験を活かし、多くのフローを開発・運用するための工夫や、連携基盤構築を行う中での気づき、運用課題から検討した設計の際の工夫など具体例を挙げながらお話しいただきました。
開発者ならではの実用的なTipsの数々…。非常に具体的な説明をしていただき、参考になるという声を多数いただきました。これからの開発に取り入れたいという感想も!
今回の対談形式でのユーザー事例講演はいかかでしたか?和気あいあいとした雰囲気の中で行われる2人のやりとりは大変勉強になり、ひと時も目が離せませんでした!貴重なお話ありがとうございました。
企業のクラウド利用拡大に対応したASTERIA Warpの新バージョン「2206(イコスティ)」について、ASTERIA Warp開発チームの1人である近江行雄が菊ちゃんの疑問・質問に答えながらデモも交えて解説しました!
バージョンアップのキーワードは「さらなるCloud対応」。先進認証(OAuth2.0)に標準対応し、RESTコンポーネントでOAuth認証を使ってGoogleカレンダーと連携させる作業やメールの送受信など、実際の画面を見せながらデモを行いました。
デモ中には新機能以外の細かなアップデートの紹介も行われ、「ADN Slack」内の勉強会チャンネルではリアルタイムでコメントをいただき盛り上がりました!
デモを見ながらの解説、メインとなる新機能以外にもちょっとした変化も見つけられてワクワクしました!さらに、OAuth認証機能を早く使ってみたいという声が続出!バージョンアップしてぜひご活用ください。
アステリア株式会社
営業本部 副本部長 河上 敬
最後に、河上からの閉会の挨拶がありました。
今後も、アステリア一同一丸となり、皆様にASTERIA Warpに関する有意義な情報の発信を続けていく、という言葉で本イベントを締めくくりました。長時間のご視聴ありがとうございました!
今回のDevFes 2022 Summerも内容盛りだくさんでお届けしましたが、いかがだったでしょうか?ASTERIA Warpは2002年のサービス開始から今年で20周年を迎え、今後も多くの企業や人に“つなぐ”技術をお届けしていきます。今後も、よろしくお願いいたします!
最後に、各セクションの終わりに行われたお楽しみクイズの正解発表を行います。お楽しみクイズ全問正解の方は、全体の47.9%でした。全問正解の方、おめでとうございます!
第1問目は基調講演からの出題でした。答えは3番の「タクシー」です。
第2問目はSCSK様のProject Award最優秀事例講演からの出題です。答えは2番の「214本」でした。
第3問目はアクシネットジャパンインク様のユーザー事例講演からの出題でした。答えは3番の「フェアヘブン」でした。
第4問目はNX情報システム様のユーザー事例講演からの出題です。答えは、2番の「ベースフロー」でした。
そして最後の問題はASTERIA Warp新バージョン2206新機能紹介からの出題でした。答えは、4番の「さらなるCloud対応」でした。
お楽しみクイズはいかがでしたか?次回も、楽しんでいただけるような企画を準備しておりますので、ぜひご参加お待ちしています!
アステリアの製品に関するコンテンツ制作を行っています。新卒で入社し、日々奮闘中です。新しいことを学ぶのは楽しいです!
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