スモールデータという言葉をご存知でしょうか?
ビッグデータなら昨今よく聞きますよね。
ZDNetの解説に「日々の業務でアクション可能なかたち」という説明が有りました。
目次
ビッグデータを業務に活かすためには、データの収集、蓄積、分析、共有など様々なタスクが存在します。
しかし、ビッグデータで取り沙汰されている様々な記事には、このすべてが網羅されているものはあまり見かけない気がします。
例えば、データを集めてくる部分に該当するETLの話では、パフォーマンスに注目が集まります。
パフォーマンスは確かに大事ですが、データウェアハウスにデータを取り込むだけでは業務の改善にはつながりませんよね。
むしろ、分析対象となるデータをいかに選択するかが重要ではないでしょうか?
また、BIツールにも注目が集まっています。
しかし、一昔前に一度挫折しませんでしたっけ?
多くの人が使える、現場が求めているのはExcelだったりしませんか?
前置きはこれくらいにして、今回の「つないでみた」 ではGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)とつないでみます。
Google AnalyticsはWebサイトにちょっとしたタグを仕込んでおくと サイト情報を収集してくれるWEBサイト分析ツールで、単純なアクセス数(ページビュー数)から、サイトの滞在時間や目的のページヘの誘導率(コンバージョン率)など様々な分析を行うことができます。
ブラウザ上でも様々な分析はできますが、Web専任の担当者やアナリストでもなければ使いこなすのは少しハードルが高いですし、営業現場やマーケティングの現場で欲しいのはExcelなどでまとめられた自分の部署に関わる部分のデータや分析レポートではないでしょうか?
ただ、Excelでデータをまとめるとなると、Google Analyticsから必要なデータをエクスポートしExcelで表などを作成したりグラフを作成するなどかなり手間がかかります。
それを毎日、毎週、毎月同じような作業をするとなるとぐったりしてしまいます。
そしてデータ収集したはいいけれど、分析をする時間がないといったことになっているWEB担当者の方は多いのではないでしょうか?
そこで、今回はそんなWEB担当者必見のGoogle Analyticsと「つないでみた」です。
今回作成するのはこんなかんじのWEB分析レポート↓
さらにこんなこと↓もできますが、今回は1)と2)だけ。。
この自動レポートをASTERIA Warpで作ってみると、こんな感じに↓ノーコードでサクッと作れてしまいます。
いかがでしたか?
これもWebのアクセス情報というビッグデータをスモールデータ化して活用するというよい例かもしれないですね。
ビッグデータ分析を必要としている企業はごく一部で、多くの企業で欲しているのは、このようなスモールデータではないでしょうか?
ぜひスモールデータ化でデータのビジネス活用を実現してみてはいかがでしょうか。
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ASTERIA Warpシリーズ担当のシニアプロダクトマネージャー。ホワイトペーパーの執筆のほか、開発経験を活かしたASTERIA Warpを使ったデモ作成等を実施。
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