こんにちは!アステリアのショウジです。
本日、2024年6月25日にASTERIA Warpの新バージョン「2406」が登場しました!
6月25日は「ノーコード開発の日」として日本記念日協会から認定された記念日でもありますが、その由来はASTERIA Warpの前身、ASTERIA R2が発売された日!いまではノーコード開発もだいぶ認知度があがってきましたが、ノーコード開発という言葉が世の中に存在しない頃から当社ではノーコード開発ができる製品づくりに取り組んできました。
それでは、ASTERIA Warp 2406の注目ポイントを見ていきましょう!
なお、新機能の一覧はプレスリリースでもご紹介しています。あわせてご確認ください。
ASTERIA Warp 2406は、2024年7月1日より販売開始されるサブスクリプション新ラインアップ「ASTERIA Warp Core++」や「ASTERIA Warp スタンダードエディション サブスクリプション」「ASTERIA Warp エンタープライズエディション サブスクリプション」に対応する最初のバージョンです。詳細は「製品ラインナップ」のページをご覧ください。
これらのプランをご利用になる場合はASTERIA Warp 2406へのバージョンアップが必要となります。
ASTERIA Warp 2406からはインストーラーが統合され、すべてのエディションで共通になりました。これにより、たとえばASTERIA Warp Core+からASTERIA Warp スタンダードエディション サブスクリプションへのアップグレード時にもASTERIA Warp サーバーの再インストールが不要となり、ライセンスキーの更新とASTERIA Warp サーバーの再起動だけでアップグレード可能になります。アップグレード時の作業工数が大幅に削減できますね!
バージョン管理ツールとしてGitを利用される場合にどうしても必要になってしまう「マージ」の作業。新機能「マージツール」を利用すると、競合している2つのフローの内容を確認しながら、フローの一部分を取捨選択してマージすることが可能になります。
マージツールは、フローデザイナーとは別のソフトウェアとして提供され、画面構成は以下のようになっています。
(1)がワークスペース、(2)が差分リスト、(3)がレポートペインです。
ワークスペースはさらに3つの画面に分割されており、左が自分のフロー、右がマージ元のフロー、中央がマージ結果のフローとなっています。
差分リストには変更点のあるコンポーネントが一覧表示され、レポートペインには差分リストで選択されたコンポーネントの変更点の詳細が表示されます。
Gitによるバージョン管理を実践されている方には強い味方になりそうなツールですね!
FTP/SFTPサーバーへの接続がプロキシサーバー経由での接続に対応しました。これにより、プロキシサーバーをご利用中のお客様環境からも社外のFTP/SFTPサーバーとのデータ連携を実施いただけるようになりました。
Gitによるバージョン管理機能についても、プロキシサーバー経由での接続に対応しました。これにより、プロキシサーバーをご利用中のお客様環境からもGitHubなど社外のバージョン管理サービスへ接続いただけるようになりました。
SlackUpload2 | SlackのWeb APIを使用してSlackにファイルをアップロードします。 |
Slackへファイルをアップロードするコンポーネントの新バージョンです。従来のSlackUploadコンポーネントで使用していたSlack Web APIが2025年3月に廃止されるため、新しいSlack Web APIに対応したSlackUpload2コンポーネントを追加しました。
2つのストリームを結合できるRecordJoinコンポーネント。外部結合をする場合、これまではLEFT OUTER JOINのみ実施可能でしたが、今回からRIGHT OUTER JOINとFULL OUTER JOINも実施できるようになりました。これにあわせて、従来は「OUTER」と表記されていた選択肢が「LEFT OUTER JOIN」の表記に変更されています。
以上がASTERIA Warp 2406 の注目ポイントですが、他にもさまざまな改良が実施されています。今回ご紹介できなかった内容については機会を改めてご紹介できればと考えています!
ASTERIA Warpのプロダクトマネージャー。システムエンジニアや情報システム部員としての経験も活かしながら、ASTERIA Warpをわかりやすくお伝えしていきます。
ASTERIA Warp製品の技術情報やTips、また情報交換の場として「ADNフォーラム」をご用意しています。
アステリア製品デベロッパー同士をつなげ、技術情報の共有やちょっとしたの疑問解決の場とすることを目的としたコミュニティです。