みなさん、こんにちは。
インフォテリアのキクチです。
暑い日が続きますが、
みなさん体調崩されたりしていないですか。
キクチはといえば、
定期開催しているASTERIA Warpの体験セミナーが 毎回満員御礼となっていて、うれしい悲鳴をあげています。
こういった体験セミナーの様子はまた別の機会にご報告させていただきますね☆
さて、今回は
ASTERIA Warpの接続インターフェース「アダプター」に新たに仲間入りした
「DynamicsNAVアダプター」を体験してみたので、その御報告をしてみたいと思います。
今回新たにラインナップに加わった「DynamicsNAV」ですが、皆さんご存知ですか?
Microsoft Dynamics NAVは、シンプルで使いやすく、かつROI(投資利益率)の高い中堅中小企業様向け“基幹業務ERPソリューション”で、全世界で12万社以上(!)で利用されているERPパッケージなんです。
そんな「DynamicsNAV」を”ASTERIA Warpで連携したい”というご要望をいただくことも多く、今回、満を持してリリースされた形になります。
プレスリリースの内容はこちらでご覧いただけます↓
とはいっても、使い勝手が分からないとなぁ。。。という方もいらっしゃることでしょう。
安心してください。キクチが体験しておきましたよ!
まずはNAVの画面を確認しておきます。
ご覧になられたことのある方もいらっしゃるんではないでしょうか。
「受注」テーブルが見えていますね。
その他にも営業、購買、会計、在庫管理などをサポートする様々なテーブルが用意されています。
では、この「受注」テーブルに格納されているデータを連携してみましょう!
「受注」テーブルをCSVファイルに落とし込みます。
出来上がったフローはこんな感じ↓
そうです。いつもの感じなんですね。
いたってシンプルに、CSVファイルが出力出来ちゃいました。
ちなみに、DyanmicsNAVからのデータ取得もとても簡単に設定できます。
どういうことかというと…
設定画面がこちら↓
どこかで見たことのある画面だと思われた方もいらっしゃるでしょうか。
そうなんです。
RDBGetコンポーネントと同じようにSQLビルダーで取得するデータを設定できるんです!
これなら、DynamicsNAVを一つのデータベースとして、データ連携をより簡単に構築できそうです☆
先ほど確認した、NAV上のテーブルと比較してみます。
ふむふむ。きちんとNAV上のデータが取得できていますね。
「ステータス」のフィールドに関しては、NAVから直接取得してきているので、英語表記になっています。
もちろん、ASTERIA Warpで変換できますよ!
Mapper関数を使って変換したのが、こんな感じ↓
もっと手がかかるかと思っていたんですが、実はここまでのフロー、10分で開発できてしまいました!
こんな感じでお手軽にデータ連携部分が開発できると、DynamicsNAVなんかの新しいツール/システムを導入しようと思った時もハードルが下がって使いやすいですよね☆
いかがでしたか?
新しいシステムへの接続でしたが、ASTERIA Warpの特性である「簡単に構築できる」という点をより強く意識できるアダプターになっているのではないでしょうか。
そして今回リリースされたアダプター群は3つです。
これだけあれば、DynamicsNAVとのデータ連携も、もう怖くないですね!
ちなみに、DyanmicsNAVPutコンポーネントの設定画面はこんな感じ↓
あれ?こちらも見たことないですか?
そうなんです。DynamicsNAVへのデータ更新についてもDBと同じ設定ですね。
SQLヘルパーの画面で出来てしまうんです。
ホント楽ちん…!
というわけで、今回はDynamicsNAVと簡単に連携できる「DynamicsNAVアダプター」の体験レポートをお送りしましたが、いかがでしたか?
ASTERIA Warpにはまだまだ便利なアダプターがたくさんあります!
接続先アダプター一覧はこちらで確認できます >>
みなさんのデータ連携をより簡単、手軽にしていただけるように、続々ご紹介していきますので次回もお楽しみに!
今回のフローはこちらからダウンロードしてお使いいただけます↓
ASTERIA Warpのプリセールスエンジニア&体験セミナー講師。関係各所から舞い込んでくるASTERIA Warpに関するご依頼になんとか応えながら日々鍛えてもらっています!
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