今回のつないでみたのテーマは「Microsoft Cognitive Services × ASTERIA Warp」です。
最近、Cognitive Computing (コグニティブコンピューティング)という言葉を耳にするようになったかと思いますが、どういった意味なのかご存知でしょうか?
“Cognitive”を日本語に訳すと「認識」や「認知」という意味になります。
要は、普段から人間が目や耳で情報を取得して「認識」、「認知」をしている処理をコンピュータにさせてしまおうという考えが「コグニティブコンピューティング」です。
では、具体的に一体何ができるのか?
例えば、以前のつないでみたブログで「Google Cloud Vision API」をご紹介しておりますが、画像を認識して、その画像には一体何が表示されているのかという情報をテキストで返してくれるようなサービスがあります。
そして、なんとMicrosoft社の「Cognitive Services」の一部サービスとASTERIA Warpを簡単に連携できるAzure CognitiveコンポーネントがExperimental Buildでリリースされました!!!
どんなサービスと簡単に連携できるのかというと「Computer Vision API」です!
※Computer Vision API とは
画像から豊富な情報を抽出して、視覚データを分類および処理する機能。
ASTERIA Warpでは下記3種類のコンポーネントが利用できます。
例えば、AzureTagImageコンポーネントを使用するとこんな感じの処理もASTERIA Warpでは作成できます!
実際にASTERIA Warpで作成した処理は、以下のようなイメージです。
この様に画像を認識して、画像の情報を取得することが簡単に出来るようになります。
今回の内容はここまでとなります!
次回は、AzureのOCR機能で印刷物の写真から文字をテキストデータ化をしてみて、OCR機能の精度を検証してみたいと思います!!
また、今回ご紹介した”Microsoft Cognitive Services”について「AIを手軽に活用・ワンランク上の業務自動化を実現するワークショップ」というセミナーを東京で開催します!
ビジネス利用最新事例や利用可能性についての基調講演、Azure Cognitiveコンポーネントのデモ、アイデアソンといった盛りだくさんの内容でお送りしますので、ご興味いただけましたらぜひご参加ください!
お申込フォーム:event.asteria.com/jp/event/aug_tech_170825/
※ユーザ様以外の方もご参加いただけます。
西日本地域を活動拠点としている、ASTERIA Warpシリーズのプリセールスエンジニア 兼 営業担当。
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