膨大なIoTデータもリアルタイムに可視化!MotionBoard連携テンプレートのご紹介

膨大なIoTデータもリアルタイムに可視化!MotionBoard連携テンプレートのご紹介

こんにちは、アステリアのナガタです。

ナガタ キャラクター画像

今回は「MotionBoard」と連携を行うテンプレートをご紹介します!

 

MotionBoardはウイングアーク1st株式会社が提供するBIダッシュボードで、さまざまなデータの可視化・分析を行うために使われています。

テンプレートとして用意している機能は、CSVファイルやデータベースのデータをMotionBoardのリアルタイム連携機能に蓄積する機能です。

リアルタイム連携とは、IoTデータをリアルタイムに蓄積し、可視化することができる機能です。異常値のアラート機能や蓄積データを外部のデータベースに保存する機能など刻一刻と変わるIoTデータをリアルタイムに活用するための様々な機能がついています。

「MotionBoard」連携フローテンプレートご紹介

そんなMotionBoardリアルタイム連携テンプレートには2種類あります。

まずはそれぞれのテンプレートをインポートします。
テンプレートは下記ADNサイトよりダウンロードできます。

 

ダウンロードしたテンプレートファイルをインポートして準備は完了です。

テンプレートのインポート

プロジェクトの作成

CSVファイルからMotionboardへ

このテンプレートでは、CSVファイルのデータをMotionBoardに登録します。

CSVからMotionBoard(リアルタイム連携)へStep1~3

Step1~3では読み込むCSVデータの設定をします。


<Step1>データの読み込み元CSVファイルを指定します。

今回サンプルで読み込んだCSVファイルは気温データと湿度データを想定したダミーデータです。

気温データサンプル

 

<Step2> CSVのフィールド定義を設定します。

<Step3> CSVの読み込み開始行、エンコーディングを指定します。

 

CSVからMotionBoard(リアルタイム連携)へStep4~6

続いてStep4~6では、MotionBoard側の登録情報を設定します。

 

<Step4> MotionBoardのURLと、クライアントIDを設定します。

今回はサンプルで「CSV to MB」というIDを入力します。

 

<Step5> テンプレート名と認証キーを設定します。

テンプレート名は登録対象となるテンプレート名です。なにも入力しない場合、デフォルトテンプレートにデータが登録されます。テンプレートはMotionBoardのリアルタイム連携画面より事前に作成する必要があります。

認証キーはMotionBoardのリアルタイム連携画面で認証キーを設定している場合は設定してください。

<Step6> 更新対象となるステータス名のフィールドを定義します。

ステータス名はリアルタイム連携画面のステータスタブより事前に登録する必要があります。

 

これで完成です。

完成した登録フロー

実行してみると…

CSV to MB 実行結果

データが登録されました!
あとはボードを作成し、このデータをグラフ化したりフィルターをかけたり設定できますね。

データベースからMotionBoardへ

このテンプレートでは、データベースのデータをMotionBoardに登録します。

DBからMotionBoard(リアルタイム連携)へStep1

Step1では読み込むデータベースの設定をします。

<Step1> データベースのコネクションとフィールドを設定します。

 

DBからMotionBoard(リアルタイム連携)へStep2~4

続いてStep2~4では、MotionBoard側の登録情報を設定します。

 

<Step2> MotionBoardのURLと、クライアントIDを設定します。

今回はサンプルで「DB to MB」というIDを入力します。

<Step3> テンプレート名と認証キーを設定します。

テンプレート名は登録対象となるテンプレート名です。なにも入力しない場合、デフォルトテンプレートにデータが登録されます。テンプレートはMotionBoardのリアルタイム連携画面より事前に作成する必要があります。

認証キーはMotionBoardのリアルタイム連携画面で認証キーを設定している場合は設定してください。

<Step4> 更新対象となるステータス名のフィールドを定義します。

ステータス名はリアルタイム連携画面のステータスタブより事前に登録する必要があります。

 

これで完成です。

完成した読込フロー

結果を確認すると…

DB to MB 実行結果

データが登録されました。

最後に

テンプレートによって簡単に「MotionBoard」と連携できました。ASTERIA Warpを介して「MotionBoard」とつなげることで、膨大なIoTデータを価値のある情報として扱うことができますね。

みなさんもぜひ活用してみてください。



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執筆者:鈴木 柚花

執筆者:
鈴木 柚花

ASTERIA Warpのプリセールや体験セミナー講師を担当しつつ技術から営業スキルまで、上司の下で日々勉強中の通称”ナガタ”です。

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