こんにちは、アステリアのナガタです。
本日2021年12月21日にASTERIA Warp 新バージョン2112が登場しました!
今回はどんな機能が追加されたのでしょうか。さっそくみていきましょう!
新機能の一覧は、プレスリリースをご確認ください↓
ASTERIA Warp 2112に追加された主な新機能を紹介します。
目次
ついにASTERIA Warpがバージョン管理システムGitに対応しました。
開発者の皆様にとって、一番の注目機能なのではないでしょうか?!
FSMCのアカウントからバージョン管理設定をすることができます。
リポジトリのタイプで「GIT」か「SVN」を選択できるようになっています!
詳しい設定方法についてはこちらで紹介しています。
続いてはUI/UX改善の新機能から、注目機能を3つピックアップして紹介します。
コンポーネントやリンク線などのフローオブジェクトを選択すると、カーソルの近くにクイックアイコンが表示されます。
表示されるアイコンは選択したオブジェクトによって異なりますが、よく使うヘルプや削除などのメニューが表示されています。
右クリックからメニュー選択する手順が簡略化されてとっても便利ですよ~!
2つ目に紹介するのはマッピングウィンドウで使える新機能「フィールド検索機能」です。
検索ウィンドウにフィールド名や変数名などを入力すると、マッチした項目に色が付きます。
検索ウィンドウの右にある矢印をクリックすると検索結果を順番にジャンプしてくれるので、抜け漏れなく確認できますよ。
フィールド数が多くて特定のフィールドを探すのに一苦労…という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?検索機能、ぜひ使ってみてください!
3つ目に紹介するのは、開発時に欠かせないデバッグ機能に関する機能改善です。
従来と比較すると、フローウィンドウでの色分け表示が細かくなり、デバッグの状態がよりわかりやすくなりました!
追加されたのはコンポーネントの緑枠とリンク線の赤、ピンクです。
色 | 説明 | |
---|---|---|
コンポーネント | 赤枠 | 実行したコンポーネント |
青枠(破線) | 次に実行するコンポーネント | |
緑枠 | リクエスト終了時の最後のコンポーネント | |
リンク線 | 赤 | 実行したコンポーネントの入力ストリーム |
ピンク | これまでに通過したリンク線。複数回通過した場合はリンク線上に通過回数が表示され、通過回数が多くなるとリンク線が太くなります。 |
リンク線のピンク表示について試してみると、通過したリンク線がピンクになり、繰り返し処理しているところには通過回数が表示されました。
「ループ5回目の値がおかしいな?」というときにも、もう数えながらデバッグする必要はありません!
ぜひ使ってみてください。
機能追加ではありませんが、BranchStartコンポーネントなどの分岐を行うコンポーネントのアイコンが更新されたので紹介します。
このコンポーネントでは条件式での判定結果が、一致した場合は右方向、一致しなかった場合は下方向にストリームを出力します。
アイコンが変わったことでコンポーネントを見ただけで、一致する場合はオレンジ矢印である右方向に、一致しない場合はグレー矢印である下方向にストリームが出力されるな、と直感的に判断しやすくなりました!
他にも、開発を簡易化するUI/UX改善や運用をサポートする新機能、Platioコンポーネントの拡張など、新機能がたくさんあります。
「どんな機能か気になるなぁ」という方はぜひ体験版『手ぶら de ASTERIA Warp』でお試しください!準備不要で、5日間『ASTERIA Warp 2112』の新機能を体験できます。ぜひご活用ください!
ASTERIA Warp製品の技術情報やTips、また情報交換の場として「ADNフォーラム」をご用意しています。
アステリア製品デベロッパー同士をつなげ、技術情報の共有やちょっとしたの疑問解決の場とすることを目的としたコミュニティです。