こんにちは、ナガタです。
2019年8月6日にデベロッパースキルチェックテストが開催されました。
目次
昨年に続き2回目となりましたが、今回のスキルチェックテストはどうだったのでしょうか?
試験概要
テスト構成:選択問題18問、実機を使ったフロー作成問題8問
テスト時間:90分間
うーん、少し時間が足りなそうな感じがしますね〜。
でもテスト終了後に解き方の解説がありましたので皆様しっかりと復習・確認をされたご様子でした。
選択問題は、開発から運用まで、幅広く出題されます。 少し問題をみてみましょう!
問題 ユーザーについて適切な記述を選択してください。
※当てはまるものをすべて選択してください。
- ルートドメインでないドメインに所属する管理者は、同じドメインに所属するユーザーの⼀覧を確認することができる。
- 運⽤者はフローデザイナーにログインできるがフローを編集することができない。
- ルートドメイン直下の運⽤者は契約情報の確認をすることができる。
- 権限に依らず、FSMCでログの確認をすることができる。
正解は3、4です。
1はルートドメインでないドメインの管理者はユーザー一覧を確認する権限を持っていません。
2ユーザーの権限はFSMCに関する権限なのでフローデザイナーでの操作に対する制限はありません。フローデザイナーでの編集をできないようにするためには「デザイナーでの変更を禁止」設定を有効にします。
ユーザー権限についてはあまり細かく設定する機会がないので難しかったかもしれません。
問題 ExcelSimpleOutputコンポーネントについて適切な記述を選択してください。
※1 つだけマークしてください。
- セルの背景⾊や罫線などの書式を設定することができる。
- 出⼒したExcelファイルはバイナリイメージとしてストリームに出⼒される。
- テンプレートファイルとして指定したExcelファイルにおいて、Excelビルダーで設定したレコード範囲内にデータが存在していた場合は上書きされる。
- レコード領域を複数設定することはできない。
正解は4です。
ExcelSimpleOutputではレコード領域を複数設定することはできません。
こちらは最新バージョン1906で追加された新コンポーネント「ExcelSimpleOutput」に関する問題でした。まだ、使ったことのない方も多いと思いますが、ぜひバージョンアップして使ってみてください!
などなど、運用についても、開発についても、最新情報についても知識が必要だったので、「選択問題が難しかった!」という意見も多かったです。
実習問題は2つの大問に分かれています。
大問1のテーマは「注文データCSVファイルのレコード処理」
大問2のテーマは「株価自動取得」
CSVのレコード処理やREST APIを使ったデータ取得など、こちらも幅広いコンポーネントを扱える必要があります。
今回のテストは前回と比べても、より多くの知識、素早い解決力が求められました。
気になるテスト結果は・・・・平均32点!!
とっても難しかったようです(汗)
そんな中、素晴らしい成績を収められた成績優秀者の方々をご紹介します!
左からSCSK株式会社 清水絢子 様、株式会社アイ・エス・アイソフトウェアー 小杉めぐみ 様、鈴与シンワート株式会社 櫻井裕嗣 様
おめでとうございます!
ASTERIA Warpエキスパートとして今後の活躍も期待しております!
今回のテスト問題、入力データ、解説などは「スキルチェックテスト(zip圧縮)」からダウンロードできます。
復習や企業内研修などにぜひご活用ください!
ASTERIA Warpのプリセールや体験セミナー講師を担当しつつ技術から営業スキルまで、上司の下で日々勉強中の通称”ナガタ”です。
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