ASTERIA Warp 製品ブログ

クラウド時代、それぞれの市場の「物理 vs. 仮想」のゆくえ

 この日を待っていた人は社内外に多いでしょう。『日本マイクロソフト、Office 365のデータセンターを国内設置』。Azure、Office、Dynamics CRMはこれからのMSを支える三本柱だとしているのに、データの国外保管を嫌う、あるいは規則上それができない日本のユーザにとっては、MSのクラウドサービスを利用してシステムの全体最適化を図ろうとしても、実質的にAzureしか選択肢がなかったのですから。
 
 三つが揃えば、パートナ企業のサービス内容や提案の幅も広がるでしょう。
Azureだけでも、『リバーベッド、Microsoft Azure認定のSaaSデリバリコントロール用「Riverbed SteelApp」とWAN最適化用の「SteelHead」を提供』というように、ハイブリッドクラウド環境を狙った製品のプロモーションに使われているくらいなので、Office365と基幹業務システムとをオン/オフ・プレミスで棲み分ける環境や、逆に連携を謳う仕組みの提案に勢いが出てきそうです。

 さて、物理 vs.仮想はIT基盤に留まらずこんなところにまで――『アリババと大連ワンダ–中国オンラインモールとショッピングモールの戦い』。ネットショッピング流行りによってテナントが入らないショッピングモールを、地域密着型サービス用のデータセンタにするケースが米国にあり、中国でもそうした動きが出てくるかも知れないとのことです。

IT機器はどんどん高密度化しているため、ショッピングモールの建物では床荷重に耐えられないだろうと思うのですが、きっと補強するなど工夫を施しているのでしょう。電源設備や通信設備を増強しても、新たに建物を作るよりも安上がりのはずです。
 
 町ごとにショッピングモールがある米国(中国はどうでしょう?!)、そして、すべての人と物がネットに繋がる時代――『東芝とシスコがIoTで協業、製造、交通・運輸、スマートシティでソリューション開発』というような展開を思うと、地域密着型のDCにも需要はあるような気がしてきます。
 
 繋がる、または繋げるにはネットワークが必須ですから、そのベンダの未来は明るい。と思いきや、『米シスコの8─10月期は増収、通信事業者の投資縮小が今後の重しに』と冴えない表情です。

通信事業者の投資規模縮小や新興市場の減速はネットワークベンダのみならず、他のITベンダにも共通するマイナス要素でしょう。しかし、ネットワークベンダのみに今後重くのしかかってくるのは仮想化の波です。サーバ仮想化によって、統合用のハイエンドモデルか、仮想化に無縁なエントリモデルかに販売が偏ったようなことが、これからネットワーク市場にも起こると考えられます。
 
 が、ネットワーク市場の仮想化には、ITベンダが唱えるSDN(Software Defined Network)に対して、それと似た、通信事業者が唱えるNFV(Network Functions Virtualization)があります。

アルカテル・ルーセント、業界で最も充実した仮想IPエッジ・ルータ機能のポートフォリオによりIPルーティングをクラウド上で実現』と、NFVを後押しする製品のアピールがあったりして、ITベンダがSDNを押すと、押したつもりでも、通信事業者はNFVの実装に向かうかもしれません。

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