ASTERIA Warp 製品ブログ

ユーザー企業が語るデータ連携ツール活用法 #11 鈴与シンワート様編 講演レポート
データ連携基盤からDX基盤へ〜今、再確認ーあらゆる変化に柔軟に対応するデータ連携基盤の重要性〜

講演レポート 鈴与シンワート様

鈴与シンワート株式会社様(以下、鈴与シンワート)では、連携開発の迅速化や保守フェーズのメンテナンス性の向上を実現するデータ連携基盤をASTERIA Warpで構築されています。この「ASTERIA Warp連携基盤」は基幹業務の連携だけではなく、社内DX(社内改善活動)の取り組みにも展開されており、『連携基盤』から『DX基盤』へと進化しています。

今回のセミナーでは、鈴与シンワート 櫻井様より、あらゆる変化に対応するデータ連携基盤の重要性について実例を元にご紹介いただきました。

 

鈴与シンワート 会社紹介

会社紹介

鈴与シンワートは総合物流企業である鈴与グループのうち情報事業分野を担っているグループ企業です。
ITインフラからパッケージソフトウェアの導入、業務のアウトソーシングまでICTソリューションをワンストップで提供しています。

アステリアとのパートナーシップ

ASTERIA Warpのパートナー企業でもあり、ASTERIA Warp Coreシリーズの提案や導入、技術支援などを行っています。また、POWER EGG奉行シリーズとの連携を容易に実現する専用のアダプターを開発・提供しています。

アダプターにご興味のある方は鈴与シンワート様までお問い合わせください!

なお、本セミナーでは、パートナーとしてではなく1ユーザーとして社内でASTERIA Warpを使ってみて気づいたポイントなどをまとめています。

 

過去~鈴与シンワートが抱えていた問題~

データ連携が重要になっている背景

鈴与シンワートでは、コーポレートガバナンスの強化、働き方や社内システムの変化に柔軟に対応するためにデータ連携が重要であると考え、基幹システムの刷新及びデータ連携ツール「ASTERIA Warp」の導入を決定しました。

過去~鈴与シンワートが抱えていた問題~

基幹システム刷新前は、長年にわたって各システムが個別開発されてきたことによりシステムが乱立し、マスターデータの重複、データの不整合、システムのブラックボックス化などの問題を抱えていました。それらの問題を手作業で対応していたため事業部門や管理部門に高い負荷がかかっていました。

そこで、以下3つのポイントを押さえてデータ連携基盤を再構築しました。

  1. データの管理方法を含めた業務の見直し
  2. システムで連携を行うことでデータの不整合の解消
  3. 社内システムの連携を見える化

データ連携基盤の構築

データ連携基盤~業務とデータの最適化~

データ連携基盤の再構築で、最初に行ったのが業務とデータの最適化です。整合性の取れたデータを連携するために、業務とデータを整理しました。

例として取引先申請の業務を紹介します。
以前は、新規取引先を追加する場合、取引先情報を記載したExcelファイルを経理部門に渡し、手動で登録していました。現在は、ワークフロー機能を活用し、新規取引先追加の承認フローが完了したらASTERIA Warpで各システムへ配信する仕組みとなっています。

このように、業務システム側で対応すべき処理や整合性の取れたデータ配信などを整理・最適化していきました。

データ連携基盤~全体最適化~

続いて、連携処理の全体最適化を行いました。図はデータ連携基盤の全体図です。主に基幹システムと周辺システムとの連携を行っています。
この段階では、データを連携するためのルールを決めました。
「データ連携処理」と「業務システム処理」で行う処理の責任範疇や、エラーハンドリング、ロギング、バックアップなどの共通ルールを整備して、運用性やメンテナンス性を向上させました。

データ連携基盤~高速開発基盤~

さらに、ASTERIA Warpを高速開発基盤として運用する環境を整えました。
具体的には、よくある処理をあらかじめ用意して共通化・部品化しておくことでスピーディーに開発できる仕組みを作りました。部品化した処理は主に2種類あり、スライドの黄色背景部分にあたります。

Web画面共通フローでは、処理を部品化して利用できる「サブフロー」機能を使って、ユーザーに公開するWeb画面をつくる処理を部品化し、Web画面を簡単に増やせるようにしました。

バッチ処理共通フローでは、あらかじめ登録した処理を自動生成できる「テンプレート」機能を使って、テンプレートから選ぶだけで処理を追加できるようにしました。

データ連携基盤 導入効果

業務、連携ルール、高速開発の仕組みを整備したことで、抱えていた問題の解決だけでなく、外部の変化に柔軟に対応できるデータ連携基盤を構築することができました。

セミナーでは、業務担当者 武藤様からのコメントもありました。負荷の軽減はもちろん、今まで縦割りになりがちだった管理部門の各部が協力してデータ連携基盤構築を進めたおかげで部門全体に一体感が生まれたことも大きな効果だったそうです。詳しくはセミナー動画をご覧ください!

「現在の取り組み」と「未来」

現場改善活動ご紹介

現在、負荷のかかっている業務を見直す「現場改善活動」という取り組みにもASTERIA Warpを活用しています。

1つ例を紹介します。
鈴与シンワートでは、社員教育に力を入れており社内講座を年間30講座開催しています。
以前は各種通知やアンケート集計、人事システムへの反映を手作業で行っており高い負荷がかかっていましたが、業務を見直し、ASTERIA WarpとPOWER EGGによる業務改善を行いました。
これにより、最初に受講者の情報をPOWER EGGに登録するだけで各種通知やアンケート集計、人事システムへの反映を効率化することができ、年間75時間分の削減に成功しました。
一つ一つの改善効果は小さいですがこのような業務改善が多数実現され、大きな効果をあげています。

未来~連携基盤からDX基盤へ~

今後も改善活動や各種システムのデータの分析などに活用していくことで、ASTERIA Warpをデータ連携基盤からDX基盤へと進化させていく予定です。

データ連携の再確認!

時代の変化に柔軟に対応するためにデータ連携基盤はとても大切です。DXを推進するためにもデータ連携基盤を構築してみてはいかがでしょうか。

 

Q&A

――「マスターの統一」の方法を具体的に教えてください。

各システムで持つ項目が異なるため、まずはすべての項目をPOWER EGGに持たせて、必要な項目のみをPOWER EGGからASTERIA Warp経由で各システムに反映させています。(DX推進部 櫻井様)

――業務改革的な業務整理と、自動化させる業務整理と両方が重要であると感じているのですが、どのようなバランスや観点で推進されましたでしょうか。

業務プロセスの整理については、業務をしっかりヒアリングして業務のあるべき姿を意識したうえで、システムにどこまで適応できるかを現実的に調整しながら開発を進めました。現時点で業務の最適化を完全に果たせているわけではありませんが、最終的な業務イメージを持ちながら改善を進めていくことが大切だと考えています。(DX推進部 櫻井様)

――クラウドサービスのデータ連携で注意すべきポイントはありますか?

セキュリティなどももちろんありますが、どうしても環境の違いによってアップロードやダウンロードに時間がかかることがあるので、連携タイミングを意識して調整しました。(DX推進部 櫻井様)

――ITによる業務改善について現場からどのように声を吸い上げているのでしょうか?

システム開発を行うDX推進部とは気軽にコミュニケーションがとれる環境にあるので業務改善依頼やシステム関連の問題があれば都度声をかけています。基幹システム刷新プロジェクトを通じて部署間の連携がとりやすくなり、改善提案がしやすい環境を構築できました。(業務担当 武藤様)

Q&Aではその他にも多くの質問が寄せられました!
セミナー動画はこちらからご視聴いただけます。

データ連携基盤からDX基盤へ 今、再確認―あらゆる変化に柔軟に対応するデータ連携基盤の重要性



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