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Excelは機能が豊富で、業種業界を問わず誰でも簡単に使える手軽さから多くの企業で使われている非常に便利なツールです。表計算以外にも、帳票作成やデータ分析、プロセス管理など、その活用方法は多岐にわたります。
しかし、一方で非効率な点も指摘されています。よくある課題としてデータ収集・集計作業に時間がかかる、マクロで作成された処理が属人化している、手作業での転記作業が発生する、などがあります。
課題は多いExcelですが、手軽に使える便利さから完全にやめてしまうこと(脱Excel)は困難です。そこで、Excelが得意な入力・編集はそのまま運用し、Excelが苦手とする部分だけシステム側で自動化する「活Excel」をおすすめします。
Excelで課題になりがちな、システムへの転記作業や複数ファイルからのデータ収集・集計作業などの複雑な処理をExcelと切り離して自動化することで、Excelの手軽さを活用しながら業務を効率化することができます。
活Excelを実現するためにはシステムとExcelのシームレスな連携が重要です。ノーコードデータ連携ツール「ASTERIA Warp」を活用することで、データ抽出、加工、集計、システムへの登録などを自動化できます。プログラミングの専門知識がなくても開発できる「ノーコード」なので業務部門の担当者自らが柔軟に開発可能です。また処理が可視化されて理解しやすいため、処理のブラックボックス化・属人化を防ぎます。
エイベックス株式会社様では膨大な数のコンテンツ関連データをExcelファイルで管理しており、手作業で加工処理するため、作業工数増大や人的ミスなどの問題が発生していました。それら問題を効率的に解決すべく、システム部共通の開発ツールとしてデータ連携ツール「ASTERIA Warp」を活用しています。
株式会社イシダの総務人事部では、手作業によるデータ加工・変換やExcelマクロの属人化が課題でした。そこで、事務処理業務自動化を推進するため、ASTERIA Warp Coreを導入。業務内容をよく知る担当者自らが開発を行い自動化処理フローを作成しています。試験導入期間だけで年間105時間相当の業務改善を実感し、広範囲の業務自動化に貢献しています。
こちらは業務自動化事例がまとめられた事例集です。活用シーンごとに事例がまとめられているので、利用イメージを持つのにおすすめです。
Excelは非常に便利なツールですが、課題も多く存在します。誰でも使えるというExcelの手軽さはそのまま活用し、Excelの苦手な複雑な処理はシステム側で高速処理をする両者をシームレスに連携することで業務効率化を実現します。
また、ノーコードで開発を行いますので、処理内容を可視化できるというメリットもあります。
使い慣れたツールであるExcelを有効活用しながら業務の根本を見直し自動化・効率化することが可能です。
DXにつながるExcel連携事例を紹介した「Excel定型業務は自動化しよう!8つの事例から紐解く!Excel定型業務の自動化で実現する業務”効率化”と企業競争力”強化”」を公開中です。ぜひご覧ください。
ASTERIA Warpのプリセールや体験セミナー講師を担当しつつ技術から営業スキルまで、上司の下で日々勉強中の通称”ナガタ”です。
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