ノーコード開発とは?メリットやデメリットと開発事例を紹介

2021/12/02

NO CODE

ノーコード開発とは

ノーコード開発とは、プログラミング言語でソースコードを書くことなくWebサービスやアプリを開発することです。パーツやテンプレート状態の部品を必要な場所に配置することで開発をします。開発には、ノーコード開発のための専用ツールを使います。

ローコード開発との違い

ノーコード開発は、ソースコードを全く書くことなく開発を進めますが、ローコード開発は、多少コードを書く必要があります。

基本的にはコードを書かずに開発をしますが、提供されているパーツやテンプレートでは不足している部分のみ、コードを書いて開発を進めます。

ノーコード開発に比べると多少プログラミングの知識が必要ですが、コードを書く分、細かい設定など複雑なことも行えます。

ノーコード開発はなぜ必要とされている?

ノーコード開発が必要とされている理由として、主に以下の2点があげられます。

人材不足への対応

日本は今後人口が減少するに伴い、労働力も減るでしょう。働き方改革などで労働力を確保しながら、業務の自動化などを進め、少ない労働力でも業務が行える、次のような仕組み作りが必要です。

  1. 繰り返し行う業務などを自動化する
  2. 業務の属人化を防ぐ

コピー&ペーストを繰り返すといったような定型業務を迅速に自動化し、業務効率化を進めることが重要です。とくに入力業務や集計業務では自動化することでミスも減り、メリットが大きいと考えられます。

また、業務効率化を進めるには専任の担当者がいなければできない業務を減らし、標準化することも重要になります。業務を簡素化し、情報やノウハウを共有することで属人化の解消を目指します。

ノーコード開発なら、短時間・低コストで、これらの課題をクリアできると期待されています。

課題が多様化している

働き方改革やリモートワークが進み、課題やユーザーのニーズが多様化しています。これらを解決するため開発を外注する企業も多くありますが、IT業界の人材不足は深刻です。

早急に課題を解決し、従業員が働きやすい環境を整えるには、ノーコード開発で非エンジニアでもシステムを整えられるようにするのが近道だと言えます。

ノーコード開発のメリット

ノーコード開発には次のようなメリットがあります。

開発コストをおさえることが出来る

非エンジニアでも開発が可能で、コードを書くための時間が不要なことから、開発コストを抑えることができます。

新しいサービスやアプリを導入する際には、初期費用がネックになることも多いので、低コストで導入できるのはメリットです。

現場の視点で使いやすいように仕様を変えられる

プログラミングの知識がなくても開発できるので、今まで外部に発注していた開発を内製化できます。実際にサービスやアプリを使用する従業員が現場の視点で開発できるので、使い勝手の良いものを作ることが可能です。

柔軟・スピーディーに変化に対応できる

途中で機能を追加したいというとき、従来であればプログラミング担当者に再度依頼が必要です。しかし、内製化していれば現場の従業員だけで対応できます。

柔軟さとスピード感は内製化の大きなメリットです。

ノーコード開発のデメリット

ノーコード開発にはデメリットもあります。

ツールによっては複雑なシステムを作るのが難しいことも

ノーコード開発では、事前にパーツやテンプレートが作られていて、それぞれを組み立てて1つのサービスを作ります。そのため、ツールによっては部品が足りず部品の追加もできないため、複雑なシステムを作るのには向いていない場合もあります。

特に、独自の機能を持たせるのは難しいです。

プラットフォームに依存している

ノーコード開発ではさまざまな面でサービス提供者のプラットフォームに依存しています。

セキュリティ面では、通常、システムごとにセキュリティ対策をするのが一般的です。しかし、ノーコード開発の場合はプラットフォームが提供するセキュリティーサービスの範囲内でしか対策が取れません。

また、ノーコード開発はプラットフォーム上の機能を利用できるサブスクリプション方式を取っています。そのため、次のようなリスクが考えられます。

  1. サービス終了
  2. 利用料金引き上げによるコスト増加
  3. システム障害

特に利用料金に関しては、注意が必要です。一般的には外部サービスを利用する場合はコストが高くなるのなら他のサービスを使用するという選択肢があります。しかし、ノーコード開発の場合にはプラットフォームを変更すると度開発が必要になるため簡単にプラットフォームを変更するという選択ができません。

ノーコード開発ツールの選び方

ノーコード開発のためのツールは数多く提供されています。ツールを選ぶ際には次のようなポイントに注目すると良いでしょう。

やりたいことから考える

ツールによってできることが違います。やりたいことを実現できるツールを選ぶのがおすすめです。

フロントエンド向けのノーコード開発ツール

フロントエンドとは、Webサービスやアプリの中のユーザーの目に触れる部分です。実際に文字を入力したり、ボタンを押したりするページを指します。

フロントエンドに特化した開発ツールには以下のようなものがあります。

  1. Adalo
  2. Bubble
  3. kintone
  4. Outsystems

バックエンド向けのノーコード開発ツール

バックエンドとは、サーバーサイドとも呼ばれ、一般ユーザーの目に触れることのない部分です。フロントエンドで受けた指示を処理したり実行したりします。

フロントエンドのツールとも連携することで、やりたいことが表現できるようになるため、フロントエンドとバックエンドの両方のツールを使うのがおすすめです。

バックエンドの実装ができるツール

  1. ASTERIA Warp[データ連携ツール]
  2. BizRobo![RPAツール]
  3. Informatica Intelligent Cloud Services(IICS)[IPaaS]

費用で選ぶ

企業が利用するのであれば、費用も確認する必要があります。ツールのコストは固定費として支払い続けるものなので、長い目で見てチェックします。

ノーコード開発ツールは海外のサービスも多いですが、レートにより変動についても確認のポイントです。

ノーコード開発の事例

実際にノーコード開発を行った事例を紹介します。

内製スマホアプリとSaaSを連携しペーパーレスを実現

株式会社カクイチはガレージや物置、鉄鋼製品やホースなどさまざまな製品の製造、販売を行う企業です。

紙ベースでの伝票を作成しシステムに転記するという作業のデジタル化を課題としていました。また、受注、出荷などのデータを一元管理できる仕組みの構築も課題でした。

導入したのはスマホアプリを作成できるノーコードツールの「Platio」です。作成したアプリで伝票のペーパーレス化を実現し、ASTERIA Warpのデータ連携を利用してSlackで情報共有できるようにしました。また、Boxでのバックアップ保存も自動化しています。

カクイチの内製スマホアプリとSaaSを連携しペーパーレスを実現した事例はこちら

データ連携処理をノーコードで再構築

アメリカのアクシネットカンパニーの日本法人であるアクシネットジャパンインクはゴルフ用品ブランドなどを取り扱っています。基幹システムはIBM iで構築されていましたが、アメリカ本社の主導で2021年までにERPシステム「Infor M3」にリプレイすることになりました。

しかし、システムはアメリカ本社が管理していたため、国内業務に合わせたカスタマイズができません。また、システム刷新に伴いデータ連携や機能不足が多くあったものの、予算も時間もない点が課題でした。

ASTERIA Warpを使い、ノーコード開発を開始して内製でデータ連携に迅速に対応しました。また、はじめは予算が設定されていなかったため低コストで導入しましたが、システムの成長に合わせて成果物とノウハウを上位エディションへ移行したことで、より機能が充実しました。

アクシネットジャパンインクのデータ連携処理をノーコードで再構築した事例はこちら

高速開発を実現し、ECサイト出店に伴うデータ連携は最短2日

1965にイタリアで誕生したベネトンの日本法人、ベネトンジャパン株式会社では低リスク高収益のためのクラウドサービス活用やリモートアクセス環境の整備などIT環境を整備していました。そのなかで課題となったのは、主に以下の2点です。

  1. 本国と現地法人が別のITシステムを使用しているためシステム変更時に迅速な対応が困難
  2. 国内各部門がさまざまなシステムを運用しておりデータの受け渡しに手間とコストがかかる

これらの課題に対しASTERIA Warpを導入。決め手はデータ変換だけでなくシステムそのものを連携させられる点と、ノーコードで迅速に開発業務が行える点です。

導入後、上記課題が解決しただけでなく、ECサイトの売り上げデータを社内システムに取り込む際にもASTERIA Warpを使い、社内標準フォーマットに変換して管理する仕組みを1ヶ月で開発しました。さらに、以降のECサイト出店時にはベースとなるシステムがあるため、最短2日で開発を終えられたことも成果です。

ベネトン ジャパン株式会社のECサイト出店に伴うデータ連携を2日で行った事例はこちら

まとめ

人材不足や課題の多様化に対応するため、プログラミングのソースコードを書かないノーコード開発が注目を浴びています。短期間・低コストで開発できる上、現場の意見が反映されやすい点もメリットです。

ノーコード開発ができるツールは複数あります。選び方には課題と目的を洗い出し自社に合ったツールを選ぶ方法や、コストを重視した方法などが一般的です。

ノーコード開発は非エンジニアが開発を行ため不安に感じる方も多いと思いますが、実際に大手企業でも導入されており、メリットを活かした開発が行われています。IT環境で課題を感じているけれど大きな予算や時間がかけられない方はぜひ検討してみてはいかがでしょう。

中でもデータ連携ツール「ASTERIA Warp」は、導入実績も多数あり、国内シェアNo.1を誇る製品で、ノーコードで様々なシステムを簡単に連携することが可能です。ノーコード開発のため、ソースコードを書けないメンバーでも現場で使いやすいシステム連携を行うことが可能になります。月額3万円から導入できるのも魅力なので、まずは身近な業務効率化から進めてみてはいかがでしょう。



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