はじめまして。 アステリアのチャと申します。
製品ブログには初登壇となります。これからここでも皆さんに役に立つ情報が発信できればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
目次
今回は、新たにリリースされた大企業中堅企業向けクラウドERPとの連携を容易にする「Dynamics 365 for Finance and Operations連携アダプター」をさっそく試してみたのでご紹介いたします。
コンポーネント | 説明 |
---|---|
Dynamics 365 for Finance and OperationsへSELECT文を発行して結果セットをストリームとして出力します。 | |
Dynamics 365 for Finance and Operationsのテーブルに対して更新を行います。 | |
Dynamics 365 for Finance and Operationsへ任意のSQLの実行を行います。 |
実は、Dynamics 365 for Finance and Operations連携アダプターではRDBのようにSQLでデータを処理する手段を提供しています。そのため、基本的な使い方はRDB系(RDBGet、RDBPut、SQLCall)のコンポーネントと同じです。 馴染みがあるのでハードルが低くなった気がしますね!
それでは、早速アダプターを使ってみましょう。
作成したフローは以下の通りです。
アダプターのコンポーネントを利用し、Dynamics 365 for Finance and OperationsのWorkersオブジェクトから作業者情報をレコード形式で取得してExcelファイルへ書き込む処理を行っています。
フローの実行で作成されたExcelファイルはこちら↓。
いかがでしょうか。
OAuthで認証を行う場合は、本来であれば事前準備として接続環境にカスタムアプリを作成してOAuthクライアントID、OAuthクライアントシークレットなどを取得してコネクション作成時に設定しておく必要があり、アプリの作成に躓くこともあったと思いますが、Dynamics 365 for Finance and Operationsアダプターを使えばDynamics 365 for Finance and Operationsとの連携処理が簡単に作成できます。
皆さんも是非活用してみてください!
プレスリリースについてはこちらをご覧ください。
(2/28プレスリリース)
ASTERIA Warp、グローバル対応のクラウド型ERP「Microsoft Dynamics 365 for Finance and Operations」との連携アダプター提供開始
「Dynamics 365 for Finance and Operations」連携アダプターはこちらをご覧ください。
ASTERIA Warpのプロダクトマーケティングを担当。ADNブログへの執筆も行っています。こちらのブログへはオプション機能の紹介や便利な使い方などの情報を配信していきます。
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