ノーコード開発でデータ連携を加速
パナソニックの変革軸は「PX」
ノーコードで「つなぐ」を実現へ

つなぐ機能で日本企業のDXに変革を

デジタルトランスフォーメーション(DX)でデータ活用へのニーズが高まる中、ノーコードで容易にシステム間のデータ連携を自動化できる「ASTERIA Warp(アステリア ワープ)」が注目を集めている。アステリア株式会社 代表取締役/CEOの平野洋一郎氏が、有力なパートナー企業であるパナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 代表取締役社長(パナソニック株式会社 執行役員 グループCIO)の玉置肇氏に、日本のDXの課題とASTERIA Warpの利点について聞いた。

20年来のパートナーシップ
「つなぐ」機能で「PX」を支援

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 代表取締役社長 玉置 肇氏

玉置 パナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)は、グループ全体のIT戦略を担うIT中核会社です。私がパナソニックグループのCIO(最高情報責任者)に就任する際、パナソニックISの社長を兼務したいと申し出ました。パナソニック自身のDXから得られるノウハウをパナソニックISに蓄え、パナソニックが推進するB to Bの外販事業へ発展させていく考えです。

パナソニックの企業変革方針をまとめた「PX(パナソニック・トランスフォーメーション)」の中に、「速く、広く、深く、つなぐ」という重要なバリューがあります。この考えによく合致するのが、「ASTERIA Warp」です。多数のEAI(データ連携ソリューション)がある中で、当社ではASTERIA Warpの活用事例が非常に多いです。

平野 ASTERIA Warpは2002年の初版出荷時からノーコードで「つなぐ」ためのソフトウエアです。パナソニックISさんとのパートナーシップも20年を数える特別な存在で、「ASTERIA Warp Partner Award」(年間トップパートナー表彰)を何度も受賞していただいています。「PX」を支えるシステムの「モジュール化」や「アジャイル開発」の推進において、ASTERIA Warpは非常に効果的です。ASTERIA Warpは、最適化されたモジュールを多様な方法でしっかりとつなぐことができ、かつノーコードなのでプロトタイピングしながらのアジャイル開発は得意中の得意です。

玉置 以前に使っていたソフトウエアからASTERIA Warpに置き換えたところ、システムの開発工数を半減できました。当社グループの主要な事業会社において、現在はサプライチェーン周りのシステムのつなぎ込みはほとんどASTERIA Warpで開発しています。また、昨年買収を完了した米国Blue Yonder(ブルーヨンダー)のシステムをグループ内に順次導入していますが、これと業務基幹システムのSAPの間もASTERIA Warpによって接続しています。

このように、当社ではASTERIA Warpを自社向けのデータ連携に活用しているだけでなく、お客様からの受託業務にも利用しているほか、ASTERIA Warp自体の販売にも力を入れています。この活動を今後さらに拡充していくため、御社とのパートナーシップは非常に重要だと考えています。

DXには意識改革が必須
モダナイゼーションが柱に

アステリア株式会社 代表取締役CEO 平野 洋一郎氏

平野 日本では大企業から中小企業までDXの必要性が叫ばれていますが、私は大企業よりむしろ中小企業の方がDXはチャンスだと考えています。これまで、デジタル化があまり進んでいない分、既存システムとのしがらみが少なく、最新のツールや技術を容易に導入できるからです。

玉置 同感です。DXに苦戦しているのは、むしろ当社を含めた大企業の方です。日本の大企業がDXを成功させるには、マインドセットの変革が必要です。過去の成功体験を忘れ、新たなパラダイムに頭を切り替えなければ、古いカルチャーが障害となってDXは成功しません。

平野 大企業にはすでに多くのシステムが入っています。新たな取り組みに対して「整合性が取れない」「現状で問題ないので必要ない」といった抵抗があり、難しい面がありますね。

玉置 大企業のシステムは大きな投資と時間をかけて構築してきたものですから、すべてを変えることはできません。大企業のDXは「モダナイゼーション」がキーワードになりますが、その過程において新旧システムを「つなぐ」ことが重要課題であり、そこにASTERIA Warpの価値があります。

日本のソフトウエアを世界へ
両社の相乗効果に期待

玉置 ASTERIA Warp以外にも似た機能を持つ製品がある中で、私がなぜアステリアさんと協力していきたいか。そこには、実は「日本経済のため」といった思いがあります。国内のソフトウエア市場を見ると、外資系ばかりで日本製品はほとんどありません。ASTERIA Warpは数少ない日本発のソフトウエアですから、なんとかバックアップしたい。そんな思いが強くあるんですね。

平野 ありがとうございます。私たちも世界中で役立つ日本発のソフトウエア製品として育てて行きたいと考えています。そのために、海外の開発メンバーもチームに入れ、海外のデザイン企業を買収して、世界でも受け入れられるソフトウエアを目指しています。

玉置 ぜひノーコードで使いやすいデザインを目指していただきたいです。当社が、パナソニックグループ社内とパナソニックのお客様での成功事例を増やすことにより、ASTERIA Warpはより世界に受け入れられやすくなるでしょう。

またユーザーとしての知見をフィードバックさせていただけば、大きな相乗効果が期待できると思います。

平野 世界でビジネスを展開されている御社をグローバルにご支援できるようになれば、本当に素晴らしいと思います。本日はありがとうございました。

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