「ASTERIA Warp」を支える「中の人」インタビュー(1)
業種や企業規模に関わらず、広く、多くの企業で利用される「ASTERIA Warp」

これまで5,000社を超えるさまざまな企業に導入され、社内システムの連携、あるいは関連会社とのデータ連携や社内システム開発などの基盤として、多方面で利用されている「ASTERIA Warp」。

バージョンアップを重ねるごとにパフォーマンスと安定性を向上させ、バージョン4からは名称が「ASTERIA Warp」となり、GUI(graphical user interface)などの操作感を大きく向上させ、システム開発効率とその後のメンテナンス性も大いに向上させました。

この「ASTERIA Warp」を各方面から支え、最前線に立つ6人にインタビューし、「ASTERIA Warp」の魅力と今後の可能性について語ってもらいました。

6人の写真

「ASTERIA Warp」の魅力

今回はその第1回目として、ASTERIA Warpの顔である製品担当 森(シニアプロダクトマネージャー)に事例を交えてASTEIAの特長について話を聞きました。

— 「ASTERIA Warp」はEAI/ESB市場において8年連続でシェアNo.1を獲得するほど広く採用されていますが、まずは「ASTERIA Warp」の使いどころを教えてください。

 

森写真

:「ASTERIA Warp」は特定業界だけでなく、広く一般企業で活用されており、企業内での利用形態は大きく下記の4タイプに分けられます。

  1. 企業内システム連携
  2. Excel関連業務の自動化
  3. クラウドとの連携
  4. 企業内システム開発基盤

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1. 企業内システム連携

まず、「1. 企業内システム連携」では、経費精算システム、日報登録システム、売上管理システムなどのデータを連携することで、個々のシステム毎にデータを入力し直すことなく、効率よくデータ活用できるようになります。

たとえば、大手システムインテグレーターの「伊藤忠テクノソリューションズ」は、大規模な社内システムをSOA(Service Oriented Architecture)のアプローチで構築・運用してきました。しかし近年、その中核を担うデータ連携基盤に、継続運用に際してのライセンス追加コストや開発工数の問題が顕在化、そこで同社は「ASTERIA Warp」へのリプレースを決定・実施をしました。

さらに、金属の切断などに使う放電加工機や食品加工機などを製造し、ものづくりの現場を支える「株式会社ソディック」では、これまで国や地域ごとに構築・運用してきた15の基幹システムをSAPに統合しました。その際アプリケーション自動生成ツールと「ASTERIA Warp」の導入によって、必要なサブシステムを内製し、SAPと連携できる仕組みを整えました。

2. Excel関連業務の自動化

2. Excel関連業務の自動化」では、注文書などメールに添付されたExcelデータを自動的に何かのシステムに入れる、または逆にExcelにデータを書き出すなどで、Excel関連業務を自動化することができます。

多彩なネットワークサービスを展開する「NTTコミュニケーションズ株式会社」は、申込受付業務を自動化するためにオンラインシステム化を行い、営業現場で扱いやすいExcelファイルをそのまま申込受付業務に活用し、必須記入項目のチェックと不備項目の指摘までを自動化し、申込受付業務の大幅な効率化を実現しました。

※「NTTコミュニケーションズ株式会社」の導入事例は掲載終了しました。

また、「リコージャパン」のシステムの中核を担う配信用データベースにおいて、多様な商品の契約更新情報を集約すべく活用されたのが「ASTERIA Warp」です。これにより仕入取引先から提供されるExcelデータを自動で取り込むフローを作成し、商品管理スタッフの作業工数の削減を実現させました。

3. クラウドとの連携

そして、「3. クラウドとの連携」では、社内の売上情報、プロジェクト情報など、日々生み出される社内データをクラウド上のデータと連携処理を行うことができます。

ゲーム・アミューズメントサービス事業を展開する株式会社ダーツライブは、かねてより社内のシステム連携に「ASTERIA Warp」を活用しています。これまでも社内システムとSalesforce.comとを連携させてきましたが、現在では、アマゾン ウェブサービス(AWS)などとの連携にも拡張されています。

4. 企業内システム開発基盤

最後に「4. 企業内システム開発基盤」についてです。

「ASTERIA Warp」が企業におけるシステム開発の基盤となるケースも最近増えてきており、通常自社のシステムをつくるときは、自社のSE(System Engineer)がプログラムを開発するか、または外部へ委託する必要があります。しかし「ASTERIA Warp」を使えば、多少のプログラミング知識がある方ならアイコンをつなげていくだけで簡単にシステムが組めるのです。最近では、プログラミングするかわりに「ASTERIA Warp」を使っていますという声を良く聞きます。つまり自社の開発環境として「ASTERIA Warp」を使う、というのが4つ目です。

「ブックオフコーポレーション」の新規ビジネス展開スピードは速く、新事業に必要なITシステムをすべてアウトソース開発するのではなく、中小規模のものは社内開発することで、ビジネス展開スピードを支えてきました。システムが増えるにしたがって管理の属人化が課題となりましたが、それを解決すべく「ASTERIA Warp」を開発ツールとして導入しました。

オンラインとリアルでの書店を連携したハイブリッド型書店サービス honto(ホント)を運営する「大日本印刷」では、限られた期間でサービスインを果たすため、システム間のデータ連携に、開発効率に優れた「ASTERIA Warp」を採用しました。サービスのためのシステム構築は、外部SIerの協力を受けながら、自分たちでも一部のプログラムを開発しました。

最後に

主要な利用場面を4つほどあげましたが、実は「ASTERIA Warp」には、これらを補完するさまざまな機能が豊富に用意されています。

たとえば、データ加工、データのアーカイブ、メール送受信(添付ファイル処理も可能)、HTMLパース、ログの記録、アカウント管理、条件分岐やエラー処理などですが、もちろんこれも全機能の中の一部です。またスケジュール起動やHTTP起動などの各種トリガーも装備していますので、必要な機能を選んで処理手順を組み立てることにより、要件にあったシステム構築が可能になります。

というわけで、次回は、「ASTERIA Warp」の代表的な利用例となる「データ連携」にフォーカスしてインタビューを進めていきます。

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※出典:テクノ・システム・リサーチ「2014年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」(EAI/ESB(Enterprise Application Integration/Enterprise service bus)とは、企業内の複数コンピュータシステムを連携するソフトウェア)

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