ホーム
導入事例
株式会社サイバーエージェント

ASTERIA Warp導入事例：
株式会社サイバーエージェント

サイバーエージェント

クラウドDWH「Snowflake」と連携しニューノーマル対応にも有効なデータ活用システムを自社で構築

[サイバーエージェント]

業種：: サービス業
利用シーン：: クラウド連携, データ収集, 内製化
連携製品：: Amazon S3, BigQuery, kintone, Snowflake

株式会社サイバーエージェントは「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げ、メディア事業・ゲーム事業・インターネット広告事業を展開している。特にインターネット広告事業では業界、会社規模などの多様なニーズに合わせた複数のサービスを提供しており、各サービスの売上データを分析して成長していく環境をつくっている。各サービスから売上データの収集するシステムは、エンジニアが10人チームを組みEmbulkやLambdaなどを用いて半年ほどかけて構築したが、新サービスリリース時やフォーマット変更時の修正に手間がかかっていた。また、新サービス提供や自社サービス品質向上などを目的とするDX推進の一環として、データ連携におけるデータ活用の強化を検討していた。

サービス追加やフォーマット変更対応の手間
新規サービスが追加時に発生する売上データ取得処理の開発は1ヵ月を要し、開発が完了するまでは手動で売上データを収集する必要があった。また、取得元システムに項目変更があると障害が発生し、調査からシステム修正までの工数がエンジニアの負荷となっていた。
様々な連携先からのデータ収集
サービスごとに最適なテクノロジーを採用しており、データを管理・蓄積するソフトウェアやサービスが異なっていた。
システム管理の属人化
分散OSのDC/OSをベースに高度な技術を活用し構築されたシステムであり管理が属人化し担当者の引継ぎが困難であった。

データを統合
システムを引き継いだ担当者が、従来と同等の機能をもつ売上管理システムを3日で構築。Oracle、MySQLなどのデータベースやGoogleスプレッドシート、BigQuery、RedshiftやBoxなどのクラウドサービスを含む多様なシステムから売上データを収集し統合。
３日で売上管理システムを再構築
AWSアダプター、BigQueryアダプター、Googleスプレッドシートアダプター、kintoneアダプターを用いノーコードで簡単に連携処理を作成。
活発なユーザーコミュニティ
手軽に相談し合えるASTERIA Warpユーザーコミュニティ(AUG)を活用し疑問点を解決。

エンジニア負荷が1/10に
新規サービス追加時の売上データ収集処理を数時間で開発可能に。また、フォーマット変更にも柔軟に対応可能なため、障害頻度が減少しエンジニアの負荷が低減。
可視化による社内標準化
GUI開発環境のため処理内容が可視化され、工数をかけずに引継ぎが可能。
リモートワークの分析に活用
新型コロナウィルス感染拡大によりリモートワークへ移行した際、VPNやビデオ会議ツールの利用率が急増。継続利用が困難になることが懸念されたが、直ちにASTERIA WarpとSnowflakeを活用して分析環境を構築。ボトルネックを解決することに貢献。

ASTERIA Warp選定理由

豊富な接続先
各広告サービスが使用しているDBやアプリケーションと簡単に接続可能なアダプターが揃っている。
ノーコードでの開発環境
開発生産性が高く、メンテナンスや引継ぎも容易である。
オールインワンの開発環境
開発、デバッグ、実行スケジュール設定などをGUIで利用可能。
社内での安定した利用実績
別部署での利用実績がありノウハウを共有可能。

今後の予定

Snowflakeを用いた更なるデータ分析、活用
社内にある様々なデータを組み合わせて活用することでコスト削減、業務自動化・効率化、サービス品質向上につなげる。

システム概要図

お客様から一言
ASTERIA WarpのココがGood！

ASTERIA Warpは、とにかく接続先が豊富でDB以外にもGoogleスプレッドシートやAmazon S3、Snowflakeなどとも簡単にデータ連携できるところが魅力です。
業務効率化やサービス品質向上のためにデータ活用は非常に重要な役割を担いますが、各種システムに散在しているデータを収集し組み合わせるためには連携処理の開発が必須となります。使っているシステムが多いため、システム毎にコーディングで連携処理を開発すると膨大な工数がかかりますが、ASTERIA Warpを使えば数分で連携できるので助かっています。全社システム本部　鷹雄健様