ASTERIA Warp導入事例:
株式会社F・O・インターナショナル

株式会社F・O・インターナショナル

DWHから分析用Excel帳票を自動生成

[株式会社F・O・インターナショナル]

業種:
卸売業,小売業
利用シーン:
データ活用/分析(DWH,BI連携)
連携製品:
Excel / CSV

“ASTERIAファースト”で3,000フローが稼動

国内外に向けたベビー・子供服の企画・生産・販売を行う株式会社F・O・インターナショナル。同社は先頃、より的確な販売戦略の立案などを目指し、全社の事業活動データを集約・分析するための仕組みを構築した。その際、中核となるデータウェアハウスと、各業務システムをつなぐツールとして採用したのが「ASTERIA Warp」だ。多様なシステムとの連携を短期間かつ簡単に実現するほか、業務横断的な分析も容易になるなど多くのメリットを得ている。
F・O・ホールディングス 森本氏写真

株式会社F・O・ホールディングス
情報システム課
課長
森本 晃好氏

経営判断の精度向上を目指し
データ分析専用環境の構築を決断

 「優れたデザインの商品をリーズナブルな価格で提供する」をコンセプトにしたベビー・子供服を展開し、多くのファンを獲得しているF・O・インターナショナル。少子化の影響で業界全体が伸び悩む中でF・O・インターナショナルの業績は、右肩上がりの成長を続けている。
 同社は国内では「BREEZE(ブリーズ)」「après les cours(アプレ レ クール)」「F.O.FACTORY(エフ・オー・ファクトリー)」「ALGY(アルジー)」などの店舗ブランドを展開しているほか、中国・米国でも独自ブランドの店舗を現地子会社が出店・運営するなどグローバルに事業を展開している。また、直営店での小売販売やオンラインストアのほか、全国の子供服ショップなどへの卸販売、フランチャイズ店舗の拡大も進めている。
 このような事業活動が好業績を生み出す背景には、同社の事業データの徹底的な収集・分析・活用の仕組みがある。
 かつて同社は、販売や生産、物流などの業務単位でデータ分析を実施していた。「例えば、生産量の最適化や、魅力あるキャンペーン施策の立案にデータ分析が必要な場合に、各現場担当者が現場の業務系システムから直接トランザクションデータを取り出し、Excelで分析していました」と同社の森本 晃好氏は言う。
 しかし、それぞれの業務系システムは元来、現場業務を実行することが主目的。そのため一定量以上の過去データは保管できず、長期的な視野でのデータ分析は行えない状況だった。「パフォーマンスなどを考慮すると、各現場の業務系システムにあまり多くのデータを保持できなかったのです。このままでは、新規出店先や商品開発戦略を決める際も、的確な経営判断を行うことが難しい。継続的な成長を実現するには、より精度の高いデータ分析が行える専門の環境を構築する必要がありました」と森本氏は振り返る。
F・O・ホールディングス 船越氏写真

株式会社F・O・ホールディングス
情報システム課
ソリューション企画チーム
兼 情報基盤チーム
係長
船越 禎久氏

「社内標準開発ツール」ASTERIA Warpを採用
連携フローの構築しやすさを高く評価

 そこで同社は、現場業務を支える業務系システムとは別に、データ利活用に特化した分析系システムを新たに立ち上げることを決断。データウェアハウス(DWH)を構築し、そこに複数の業務系システムから、事業活動で生じる多種多様なトランザクションデータを集約することにした。
 DWHの構築においては、一般的には各業務システムから収集したデータを必要な形式に変換・抽出・登録するシステム開発が必要となるが、同社はそうしたシステムをスクラッチ開発することを避け、インフォテリアの「ASTERIA Warp」を使用することとした。
 実は同社は、以前から社内の各システム間、あるいは社内システムと卸先企業などのシステムとの連携にASTERIA Warpを活用していた。具体的には、商品となる子供服の生産状況を管理する「生産進捗管理システム」と、生産した商品の検品を委託している会社のシステムを連携。検品作業の状況や出荷時期の統合管理を実現してきたことなどがその例だ。
 「そうした中で、ASTERIA Warpの多様なメリットを実感していました。例えば、アイコンをドラッグ&ドロップするだけで、データ連携フローを迅速・簡単に開発できる点。これにより、卸先企業との受注データの受け渡しに必要な処理も、スクラッチ開発の約1/3の期間・工数で開発できました。そうした経緯から、当社はASTERIA Warpを『社内標準開発ツール』と位置付けてきたのです。今回の分析系システム構築に当たっても、採用にまったく迷いはありませんでした」と同社の船越 禎久氏は述べる。

精度の高い分析が行える環境を実現
そのほか約3,000のフローが事業を支える

 こうしてF・O・インターナショナルは、生産、販売、物流など10以上の社内システムで日々発生するデータをASTERIA Warpで収集し、DWH上に蓄積する仕組みを構築。同時に、同じくASTERIA Warpによって、現場の要求に応じデータをDWHから選択・抽出してExcel形式の分析帳票に出力するシステムも開発した。これにより、企業経営に必要な情報を迅速かつ業務横断的に分析できるようになり、ビジネス上の意思決定の精度を向上させている。
 「システム部門には、販売部門をはじめとする社内各部門や経営層から、月6件程度の分析帳票作成依頼が寄せられます。依頼を受けた担当者は、必要なデータをDWHから抽出してExcelで出力するフローをASTERIA Warpで開発。フロー1本は2日もあれば構築できます。今では50以上の分析帳票カテゴリが設けられ、カテゴリごとにブランド別や国別の帳票が出せるようになっています。運用開始前と比べ、分析帳票数は10倍以上に増えましたが、ASTERIA Warpのおかげで以前と変わらず担当者1人でこなせています」(森本氏)。また、ASTERIA Warpの連携フローは処理内容が可視化できるため、メンテナンス性も高く、万一のトラブルの際も早期対応が可能だという。
初夏main

 現在は、DWH内の過去の実績データを基に計画を策定する「計画系システム」を新たに構築中だ。このシステムとDWH間の連携にもASTERIA Warpを使用している。各店舗の販売計画などもDWHに集約することで、分析帳票の中に計画値も併せて出力可能となる。日次のバッチ処理で自動化することで、現場の負担なく稼動できる予定だ。
 「先に紹介したとおり、今回のDWH周辺のデータ連携は、当社における様々なASTERIA Warp活用例の1つです。社内外でのシステム間連携なども含めると、これまで開発してきたフローは3,000以上。その多くが当社の事業の重要な仕組みを担っています。なにか新しいことをやりたい場合、まずASTERIA Warpが使えないか検討する。また、ASTERIA Warpと連携できないパッケージは導入しない。“ASTERIAファースト” が、当社の一貫したスタンスです」と船越氏は語る。
 将来的には、米国・中国などの海外拠点でも、ASTERIA Warpのフローを自分たちで開発できる環境を提供していきたいという。「日本と同様、自分たちで開発をすればよりニーズにあったフローを迅速に開発でき、全社的な業務効率をさらに向上できるでしょう」と森本氏は話す。
 ASTERIA Warpは、F・O・インターナショナルのビジネスに欠かせない存在として、同社のさらなる成長を支えていく。
システム構成図

システム構成図

株式会社F・O・インターナショナル

神戸市中央区三宮町2-4-1

URL:http://www.fo-kids.co.jp/

複数のブランドでベビー・子供服、雑貨の企画・製造・販売を行う。1998年6月の創業以来掲げてきた「お客様に満足していただける商品の提案を行う」という企業姿勢を堅持しながら、幅広い世代に支持される商品・ショップの開発に努めている。

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