ASTERIA Warp導入事例:
神奈川大学

神奈川大学

約2万人の学生と数千人に及ぶ教職員情報の管理基盤にASTERIA Warpを採用し、日々のデータ処理を加速!

[神奈川大学]

業種:
教育,学習支援業
利用シーン:
情報共有
連携製品:
ActiveDirectory / LDAP, Excel / CSV

大学事務局のシステムに発展性と柔軟性をもたらす

神奈川大学では教職員の人事や学生情報の管理、財務などを管理する事務局において、30 年近くかけて構築してきたシステムの刷新を進めてきた。オフコンを中心としたシステムはオープン化され、複数のサブシステムへと展開されている。サブシステムの数が増えるに従って複雑化するシステム同士のデータ連携を容易にし、システムの将来的な発展性を向上させるため、ASTERIA Warpが導入された。LDAPとも連携可能な豊富なデータベースインターフェース、データ連携時の加工などの機能で、神奈川大学事務局のシステムに柔軟性と発展性をもたらしていく。
籏本 祥二

情報システム推進部 情報システム課 課長
籏本 祥二氏

膨大なデータを自校内で速く正確な処理が急務に
ASTERIA Warpの決め手はインターフェース

 建学の精神にある「積極進取」を体現するように、神奈川大学の事務局システム化は1975年頃から始まった。他に先駆けて進めたシステム化だったが、オフコンと外部委託処理の2つの処理系統が混在していた。2002年になり、事務局のシステムを再構築し、これらの処理を統合する事務局再構築プロジェクトが発足した。サブシステムごとにオープンシステムで作り直し、外部委託していたものを含めてすべて自校内で処理できるようにするものだ。

 「サブシステムごとに可能なタイミングで再構築を進めており、サブシステムが増えるに従ってデータ連携が煩雑になってきました。その一方で、データ連携にはスピードと正確性の両方が求められます。取り扱っているデータには約2万人の学生と1500人を超える教職員の情報、学校運営に必要な財務や事務情報などが含まれており、データ量は膨大です。そこで、データ連携のための仕組みを探し始めました」

 学校法人神奈川大学 情報システム推進部情報システム課の籏本 祥二氏は、事務局再構築プロジェクトにおける課題をそう語った。当初、サブシステム同士のデータ連携にはFTPを使っていた。システム同士の連携はメッシュ状になっているので、サブシステムが増えると級数的に複雑化していく。新たなサブシステムが完成するたびにすべての既存サブシステムをカスタマイズしなければならないため、データ連携だけにかかる工数も無視できなくなっていた。

 学校法人神奈川大学 情報システム推進部情報システム課の斉藤 ゆかり氏は実際にいくつものデータ連携ソリューションを検討した結果、ASTERIA Warpにたどり着いた。「ビジュアルを多用したインターフェースは簡単でわかりやすく、しかもなんでもできるというのが第一印象でした。接続先が限定されたり、単なる情報の受け渡ししかできない製品が多い中、ASTERIA Warpはデータベースのインターフェースが多いのが魅力でした。また、データを受け渡す段階で加工できるのもとても魅力」だと、斉藤氏は語った。受け渡し段階でデータを加工できれば、接続するシステムのどちらか一方が仕様を変更したとしても、ASTERIA Warpでその仕様変更を吸収できるのでシステム改修の影響範囲は小さく抑えられる。文字コード変換が可能なこともポイントになったと、籏本氏は補足した。今後、部分的なシステム改修により文字コードの異なるシステムが組み込まれることはあり得る。そうなった際に、どちらのシステムにも手を加えることなくデータ連携が可能な基盤があれば、開発期間やコストを低く抑え られる。

 「色々な連携を想定して検討しましたが、ASTERIA Warpならできないことは何もなさそうだと感じました」と、斉藤氏は検討当時の印象を語ってくれた。

斉藤 ゆかり

情報システム推進部 情報システム課 課長補佐
斉藤 ゆかり氏

学生のバス回数券販売システムでの複雑なデータ処理もわずか数秒で!! 稼働率100%のASTERIA Warp

 神奈川大学では平塚駅からバスで約40分の場所にある湘南ひらつかキャンパスの学生に向けて、バス回数券の購入補助を行っている。その際、それぞれの学生の通学日数や乗車区間に合わせて補助を行うために、学生の履修状況を参照して適正なバス利用回数を算出するシステムを利用している。履修状況は履修登録後にも変更される可能性があるので、ASTERIA Warpで必要な情報を参照し、抜き出して加 工、日次でデータを更新している。斉藤氏は導入時の感想を「初めて仕組みを動かしたときには処理の速さに驚きました。本当に処理を行なっているのかと不安になるくらい速かった」と語った。1000件程度のデータの処理に必要なのは、わずか数秒だ。また、開発を担当した株式会社富士通マーケティングがバス回数券販売システムの構築に要した期間は、要件定義のための事前打ち合わせから実際の導入まで含めても、1 ヵ月程度だったという。細かい打ち合わせを繰り返して構築されたシステムは、稼働開始後1回のトラブルもなく、ASTERIA Warpの稼働率は100%を維持し続けている。

 「自分でもASTERIA Warpを使ってみる機会がありましたが、その操作の簡単なことに改めて驚きました。一般的なアプリケーションでも、もっと難しい設定が必要なものが多くあると思ったほど」と、斉藤氏はASTERIA Warpの操作性について評価する。実際に接続先データベースのIPアドレス変更作業を自身で行ったのだが、ものの数分で作業は完了した。Webブラウザから利用する管理画面もわかりやすく、予想よりはるかにスムーズに作業を行えたという。

将来的には毎年数千件の更新があるID管理の統一やクラウド連携での活用も

 ASTERIA Warpは今後追加されるサブシステムとの連携に広く利用される予定になっている。その中でも籏本氏が期待を寄せているのがネットワークログインのためのID管理の自動化だ。

 「学生、教職員は全員、ネットワークログインのためのIDを持っており、これはLDAPで管理されています。現在は人事データや学生データを登録し、その後でLDAP登録用のCSVファイルを作成し、手動でインポートしています。これを自動化できれば作業負担が減って人為的なミスもなくすことができると期待しています」

 ネットワークログインIDを持つのは学生や常勤の教職員だけではない。非常勤講師やアルバイト、派遣職員、業務委託の職員にも必要に応じてIDを発行しているので、LDAPのID情報更新作業は頻繁に発生している。また大学の教職員は学部・学科に所属する教員や非常勤講師だけではなく、事務職員など、多様な形態がある。そのうえ学生でありながらアルバイトでもある、事務職員でありながら非常勤講師でもあるなど複数の身分を持つ者も多い。学生だけで2万人近い人数のデータを扱っている上に、毎年5千人近くの学生が卒業、入学で入れ替わるため、登録や更新処理は一般的な企業と比較にならないほど煩雑だ。ID登録を手動で頻繁に繰り返すことが大きな作業負荷となるだけではなく、人為的なミスの発生も懸念されていた。ASTERIA Warpによりこの作業が自動化されれば、ミスの心配もなくなると期待されている。

 さらに籏本氏は、ASTERIA Warpのクラウド対応にも期待している。
 「現段階ですぐに採用の予定がある訳ではありませんが、システムの柔軟性などの面からクラウドは今後選択肢のひとつとして考えなくてはならなくなるでしょう。そうなったときに、連携可能な基盤が既にあればクラウド対応のハードルはぐっと下がるに違いありません。ASTERIA Warpはシステム選択の幅を広げ、神奈川大学の事務局システムの将来性を高めてくれたと思います」

 ASTERIA Warpの導入は、神奈川大学のシステムの将来的な発展性向上に大きく寄与したようである。

※この内容は2011年5月時点のものです。

学校法人神奈川大学

神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1

URL:http://www.kanagawa-u.ac.jp/

京浜工業地帯で活躍する堅実な勤労学生の輩出を目指して昭和3年(1928年)に開学した横浜学院を前身とし、80年以上の歴史を持つ。「質実剛健、積極進取、中世堅実」を建学の精神とし、実際に社会に貢献できる学生を育てるという精神を引き継ぎながら、100周年に向けて様々な取り組みを進めている。

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