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導入事例
株式会社アダストリア

ASTERIA Warp導入事例：
株式会社アダストリア

株式会社アダストリア

オムニチャネル戦略を支える
スケーラブルなデータ連携基盤

[株式会社アダストリア]

業種：: 卸売業，小売業
利用シーン：: データ連携基盤
連携製品：: Amazon RDS

1,500を超えるリアル店舗とECサイト・外部企業との
シームレスなデータ連携を実現

「GLOBALWORK」「niko and …」「LOWRYS FARM」などのブランドで知られる株式会社アダストリアは約1,500店舗のカジュアルファッション専門店を展開する日本有数のアパレル企業。 “ファッションと人生を楽しみながら、たくさんのワクワクを世界に届けていきたい”との想いから「Play fashion!」をコーポレートスローガンとし、20を超えるブランドを展開している。また「.st」などのWeb事業も好調に推移。店舗・ECいずれのビジネスも伸長する中、生産、物流、販売各システムを密結合で連携する社内業務システムはシステム同士が複雑に入り組むようになり、様々な課題が発生し始めた。

店舗・ECサイトのデータ管理
店舗とECサイトは異なるデータを保持。在庫引当時などには不整合が発生する可能性もありオムニチャネル化実現に向けて大きな障壁になっていた。
システム開発・運用の効率化
事業統合や再編を経た各システムはそれぞれ仕組みが異なっており、改修が困難だった。また、密結合されたシステムは障害時に原因の特定が困難で復旧に時間を要し、システムのバージョンアップやリプレースなども容易に行うことができなかった。
外部企業とのコラボレーション
ビジネスにおけるリードタイム短縮のために、委託を行う生産や物流企業及び自社以外の出店ECサイトとのシームレスな連携が求められた。

共通データの統合・サービス化
商品マスター、在庫、ポイントなどの各システムで利用される共通データを業務システムから切り離し一元化。各システムからの参照・書き込み処理をASTERIA Warpでサービス化。綿密な設計によりパフォーマンス劣化を最小限に抑え、整合性を保ちながら柔軟なサービス連携基盤を構築。
システム開発及び運用の標準化
開発ツールとしてASTERIA Warpを活用。参照、書き込み、クローズなどの共通処理はテンプレート機能を利用するなどし、最適な粒度で標準化。実行はシステム実行管理ツールを使い、システム監視は監視ツールと組合せることにより運用も標準化。
外部企業にあわせたデータ連携
生産委託先やフォワーダ（貨物利用運送業者）との情報連携及び出店ECサイト販売との連携をASTERIA Warpで実現。各社異なるフォーマットをASTERIA Warpで吸収。

オムニチャネル基盤の実現
EC、店舗システムそれぞれから共通データの参照や書き込みが可能となり、店舗・ECの強みを活かしたオムニチャネル戦略をシステム面から支援。
開発生産性及び運用性の向上
システムレベルだけでなく、モジュールレベルでもサービス化を実現したことにより、新規開発・改修時の生産性を大幅に向上。運用面でも、平行稼働やシステムの切替が設定変更だけで済むことやASTERIA Warpに連携処理が集約されているために監視が容易となり管理コストを大幅に軽減。
サプライチェーンの効率化
外部企業に負担をかけることなく、システム・データ連携が可能になり、内部連携はもちろん、生産・物流から販売、ECまでのサプライチェーンを効率化。

ASTERIA Warp選定理由

アダプターの種類が豊富なこと
SaaSなどの新たなサービスへの迅速な対応
ユーザビリティ

今後の予定

スケーラブルな連携基盤とするために引き続きシンプルな実装を行っていく予定
増加するシステムや外部企業とのさらなる連携拡大

概要図

お客様から一言
ASTERIA WarpのココがGood！

弊社は海外店舗やECを抱えていますので24時間システム稼働させることが不可欠ですが、密結合で複雑化した業務システムは可用性、メンテナンス性などの面で課題でした。
今回、ASTERIA Warpで連携の再構築を行ったことでこれらの課題を解決できました。またリアルタイムな在庫引き当てや外部システムとの連携も可能となり、今後の事業・業務進化を後押しできるデータ連携基盤を整備することができたと考えています。情報システム部長　穴田浩一様