ASTERIA Warp導入事例:
東芝ソリューション株式会社

東芝ソリューション株式会社

メディア業界の記事加工で100%の稼働率を誇るASTERIA

[東芝ソリューション株式会社]

業種:
情報通信業
利用シーン:
情報共有
連携製品:

新聞社の止まることが許されないミッションクリティカルなシステムの中核で採用!

東芝ソリューションは、顧客満足度の高い製品やサービスを提供しているソリューションプロバイダーだ。その守備範囲は幅広く、製造、半導体・液晶から、流通、金融・証券・保険、物流まで多岐にわたる。業種に特化した現場のノウハウを蓄積したソリューションも多い。たとえば、放送・報道・サービスプロバイダー分野で、全国の新聞社向けに開発された「PressSTREAM®新聞制作ソリューション」もその1つだ。新聞社向けのソリューションは情報の鮮度や正確性が求められる。またクリティカルな稼働を支える信頼性も重要だ。このようなソリューションの中核部において、インフォテリアのEAIツール「ASTERIA Warp」が重要な役割を果たしているのだ。

山田 陽美

流通・メディアソリューション事業部
メディアソリューション部 主任 山田 陽美 氏

通信社から配信されるデータから必要な情報をASTERIA Warpで抽出

 東芝ソリューションが開発した「PressSTREAM®新聞制作ソリューション」は、ニュース原稿を統合的に管理する「素材管理システム」と、紙面レイアウト、編集出力を行う「組版システム」で構成されている。インフォテリアのASTERIA Warpが導入された「記事加工管理ツール」は、通信社などから送られてきた記事データを効率よく紙面データに自動加工するという、このソリューションの重要な役割を担っている。

 最近、通信社の記事配信データ形式は、テキスト中心の「電文形式」から、XMLベースの新フォーマットへと移行している。すでに2003年から共同通信社では「NewsMLフルタグ書式」というフォーマットでの記事配信を開始。これは各新聞の用途に応えるために、すべての記事情報が詰め込まれた標準フォーマットだ。このデータはいったん素材管理システム側に蓄えられる。ASTERIA Warpの主な働きは、NewsMLフルタグ書式のデータを変換し、記事加工管理ツール側へ必要な情報を取り込み、成型後の加工データを素材管理システムに自動出力させること。たとえばスポーツ欄の紙面ではスポーツ記事につくタグを見て、そのデータを抽出するという具合だ【図1】。

 東芝ソリューションの倉林孝夫氏(同メディアソリューション部)は「2004年ごろに展示会に出展していたASTERIA Warpのデモを見て、データ連携の可能性に大きな手ごたえを感じ、導入の検討を始めました。その後、記事加工管理ツールのプロトタイプ版をASTERIA Warpによって開発し、2007年から北日本新聞社を皮切りに北海道新聞社など多くの新聞社で運用を開始しました」と説明する。2009年現在、このソリューションは上記のような新聞社で採用されている。

倉林 孝夫

流通・メディアソリューション事業部
メディアソリューション部 倉林 孝夫 氏

400種以上の記事の加工に動じないASTERIA Warpをエンジンとする
記事加工管理ツール

 さて、この記事加工管理ツールで一連の加工を行なうためには、記事加工パターンが必要となる。これは、NewsMLフルタグ書式のデータを様々な形式に変換するための設定で、新聞社の担当者が必要に応じて編集・変更しなければならないものだ。従来この編集・変更作業は、XMLエディタを駆使し、専用言語によって記述していたため、高度な知識が求められるという問題点があった。「実際にこの手法は直感的でなく、新聞社の担当者にとって扱いにくいものでした。もしフォーマットがバージョンアップされると、それに応じて情報の抽出やルールも見直さなければなりません。現場の視点に立ち、記事制作が簡単に行える仕組みが必要でした」と、当時を振り返るのは山田陽美氏(同ソリューション部主任)だ。

 この点でもASTERIA Warpのメリットが如何なく発揮された。記事加工パターンは、利用が多い会社では400パターン近くの出力にもなるという。このパターンを作成・変更する際の敷居が大幅に低くなったのだ。というのもASTERIA Warpには「フローデザイナー」という開発環境があり、アイコンで処理がオブジェクト化され、ロジックの検証やデバッグの見通しが大変よいという特徴がある。倉林氏は「グラフィカルで扱いやすく、ノンコーディングでフローを作成できるため、新聞社の現場担当者の評判も極めて上々」と語る。

 ASTERIA Warpの開発環境は慣れれば「プログラミングの経験がない人でも、自主的に開発が行えるようになります。他人がつくったフローを直したり、流用できるようになり、現場サイドでの情報共有が広がったという声も聞きました。また、パターン開発、システム操作の教育期間が1人あたり3日~6日程度で済みます。そのため、各社で順調にパターン開発が進められています」と、山田氏はASTERIA Warpの威力について評価する。このようにASTERIA Warpの機能によって、記事加工パターンの開発工数を削減することができ、それが結果的にシステム全体のコスト低減をもたらすことになるのだ。

ASTERIA Warpにより稼働率100%の威力を発揮した
Press STREAM®新聞制作ソリューション

 また、ASTERIA Warpを利用した開発環境では、記事加工後の紙面構成をWeb上から確認することも可能だ。ASTERIA Warpには、Webアプリケーションを運用するために必要な機能も内蔵されている。新聞社の担当者は、フローデザイナーによって、仕上がりに近い紙面になるように記事加工パターンを開発しながら、Web上から紙面構成の結果を何度でも繰り返し検証することができる。

 そして完成した本番の記事加工パターンをシステムの自動処理環境に登録すれば、すぐに実運用を開始することが可能だ。記事加工を行うタイミングはスケジューラで指定できる。現在、このシステムの導入により、記事加工処理の多い会社では平日で600~1000本ほどの記事データが処理され、100%の稼動率を誇っているという。このように情報の鮮度や正確性、クリティカルな稼働が求められる新聞社のソリューションに、ASTERIA Warpが大きな役割を果たしているのだ。

 さて今後の展開についてだが、東芝ソリューションでは、このPressSTREAM®新聞制作ソリューションを新聞以外にも付加価値をつけたサービスとして展開すべく模索しているところだ。現状では通信社から受信した記事データを加工し、それを組版システムに送信している。これを組版システムだけでなく、様々なメディアに対し、その特性に応じた情報を提供する新しいメディアソリューションにも拡げていく方向だ。また記事加工自体も、共通プラットフォームとしての利用を視野に入れている。このような展開でもASTERIA Warpのポテンシャルが大きな力となるだろう。

東芝ソリューション株式会社

東京都港区芝浦1-1-1東芝ビルディング

URL:http://www.toshiba-sol.co.jp/

東芝グループのソリューションプロバイダーとして一翼を担う。事業内容は、製造、半導体・液晶、流通、金融・証券・保険、物流、放送・報道・サービスプロバイダー、中央官庁・自治体・公益法人、文教など幅広く、さまざまな顧客の経営課題を解決する満足度の高いソリューションを提供している。

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