マーケティング部門の業務は多岐に渡りますが、アナログ作業や単純作業といった非生産的な業務も多く、効率改善ができる点も多いです。人手不足に陥っても人材採用のみで解決しようとせず、今ある業務の一部を”自動化”することで効率アップや省人化を実現できる選択肢も考えましょう。本記事では、マーケティング部門でよくある業務をどのように自動化できるのかをご紹介し、作業効率を高めるおすすめの自動化支援ツールをご紹介します。
目次
マーケティング部門の業務のうち、どういった業務であれば自動化できるのでしょうか。本章では自動化が可能なマーケティング業務の代表例についてご紹介します。
なお、マーケティング部門に限らず業務自動化を進める際のポイントや注意点については、こちらの記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
セミナーを開催すると、申込み状況の進捗把握や申込者リストの作成、当日の参加者管理など”申込者の管理業務”に多くの工数がかかることも珍しくありません。また開催後、社内外に報告するためのレポートを作成している場合、さらに追加の工数がかかります。こうしたセミナーの管理業務やレポート作成業務を自動化することで、1回あたりのセミナー運営にかかる業務時間を短縮することが可能です。
以下の4記事では、セミナー参加者リストのExcelへの自動出力、Zoomの機能を活用した参加者管理の自動化やウェビナー登録者管理の自動化、およびセミナーの環境作成の方法について詳しく解説しています。
Google Analyticsを利用したアクセスやコンバージョンといったデータの集計や、それらのデータを用いた分析業務は、Webマーケティングの効果を高める上で必要不可欠の作業です。
しかし、複数のWebサイトを運用していると、それぞれのGoogle Analyticsアカウントを毎回確認しなければならないので、手間と時間がかかってしまいます。また、アクセスデータに基づいた定期的なレポートの作成も人手で行うと手間がかかります。
そうしたGoogle Analyticsのアクセスデータ集計分析業務を自動化する方法については、以下の3記事で詳しく解説しています。
Sansanのような名刺管理サービスを導入している企業では、CRMやMAといった別の社内システムとの連携ができていない場合、手動でCSV出力、差分を取り出し、フォーマットを成形して社内システムへアップロードする工程が必要になります。この名刺管理サービスから定期的にMAやCRMツールへ名刺データを登録する工程を自動化することができます。
その方法については以下の記事で詳しく解説しています。
広報活動や製品プロモーション、ユーザーとのコミュニケーションツールとしてSNSを運用している企業も多いです。しかし、複数のプラットフォームでこまめな投稿が必要であるSNS運用は手間がかかり放置してしまうケースも少なくありません。
そこで、アプリやツールと連携させることによって自動投稿を行うことで工数を減らし、SNSで情報発信が可能となります。
SNS投稿業務の自動化については以下の2記事で詳しく解説しています。
顧客ニーズを把握する目的でアンケートを活用する場合がありますが、アンケート結果の集計や分析を人手で行っていると非常に手間がかかり、ミスも発生しやすくなります。アンケート分析はスピーディに行うことで新たなビジネス価値創出に活用していくことができるため、ミスなく素早く集計・分析する必要があり、自動化が有効な手段となります。
そうしたアンケート結果の集計や特定フォルダへの保存、集計後の結果共有・回答者の連絡先登録など自動化できる工程も多いです。アンケート調査業務の自動化については以下の3記事をご覧ください。
イベントの受付業務を人手で行う場合、来場者のリストを印刷して手作業でチェックする必要があり、どうしても手間が発生してしまいます。
ノーコードのモバイルアプリ作成ツールを活用して受付管理システムを作成することで受付業務を自動化し、人手による工数を削減することが可能です。
イベント受付管理システムの構築による業務の自動化については以下の記事で詳しく解説しています。
上記でご紹介した業務以外にも、メールにまつわる定型業務や顧客データ管理といった業務の自動化も可能です。
以下の記事では、Gmailとの連携処理を可能にする方法をご紹介しています。
また、こちらの記事ではメール処理など定型業務の自動化について解説しています。
なお、業務の自動化にはRPAを活用することも多いですが、RPAは単純な人による画面操作をそのまま自動化することには有効ですが、イレギュラーな処理やデータ変換、大量のデータ処理には不向きです。また画面の仕様や操作手順が変更になるとその都度修正が必要になります。
そこで、次章ではデータ連携により自動化を支援するツールをご紹介します。
「ASTERIA Warp」は、専門的な知識がなくても利用できるノーコードで設計開発を行うことで、様々なシステムやサービスと連携し、業務の自動化・効率化やデータの活用を実現するデータ連携ツールです。マーケティング部門がよく使うツールと簡単に連携できるアダプター※を用意しており、豊富な接続先により簡単・柔軟な連携が可能です。
※異なる形式のシステムやデータベース、クラウドサービス同士を容易に接続する連携モジュール
アダプターの詳細については下記をご覧ください。
また、連携フロー開発が不要になる「フローテンプレート」も多数ご用意しています。
ASTERIA Warpでは無料評価版をご用意していますので、業務自動化にご興味のある方はお気軽にお試しください。
PM・SE・マーケティングなど多彩なバックグラウンドを持つ「データ連携」のプロフェッショナルが、専門領域を超えたチームワークで「データ活用」や「業務の自動化・効率化」をテーマにノウハウやWarp活用法などのお役立ち情報を発信していきます。
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