今年も実施しています。「猛暑テレワーク」です。
例年より早く梅雨が明け、全国的に猛暑が続いています。
インフォテリアではすでに4年目となる「猛暑テレワーク」を開始しています。これは、その日の早朝5時に気象庁から発表される予報において「猛暑日」が予想される場合、会社としてテレワークを推奨するというものです。猛暑の中、都市部での通勤は、多大なエネルギーを消費し、オフィスに着いたときには疲れ果てているということも珍しくありません。
そこで、通勤でのエネルギー損失を最小化し、快適な仕事環境で、よりよいアウトプットを出して行こうというのが、「猛暑テレワーク」の狙いです。
そして、今年もインフォテリアの「猛暑テレワーク」はパワーアップしています。昨年提供を開始したモバイルアプリ開発基盤「Platio」を使って、猛暑日予報の通知と、猛暑テレワークの申請をワンタッチでできるようにしました。
- 2015年 気象庁の猛暑日予想をASTERIA WARPを使って取得し、社員にメール配信
- 2016年 社員への「猛暑日通知サービス」を他社にも無料提供
- 2017年 上記に加えて、LINEでの猛暑日告知を開始、他社、個人にも無料解放
- 2018年 上記に加えて、Platioでのスマホへの通知、ワンタッチでのテレワーク申請
「働き方改革」のひとつとして「テレワーク」がクローズアップされています。しかし、国土交通省のテレワーク調査(図)によると「制度等のある雇用型テレワーカー」はまだ1割に満たない程度です。
インフォテリアでは、社内でテレワーク環境を整えるだけでなく、他の企業でのテレワーク導入のハードルの一つとなっている、テレワークの通知や申請システムを他社にも提供して、社会全体でのテレワークの広がりを目指しています。
さらに、テレワークが導入されている企業でも実際にはテレワークがやりにくいということも指摘されています。「テレワークをやりにくい理由」としては、例えば「上司がテレワークしないから」ということがよく挙げられます。確かにマネジメントの仕事は、テレワークでやりにくいこともあるでしょうが、テレワークできる仕事と出来ない仕事を峻別し、それぞれ集中して時間を工夫しテレビ会議やHandbookのような情報共有ツールを使うことで、場所を選ばない働き方は少しずつでも増やせるはずです。
そういうことも意識しながら、猛暑日が予想された今週月曜日は私も半日テレワークを実施しました。社長としての仕事も人と会うことが多かったり、出張が多かったりで「テレワーク」には適しにくいものではありますが、「猛暑テレワーク」を広げていくためにも、テレワークが可能な仕事を集めて実施してみました。
猛暑テレワークを終えて、夜になって会食に出かける私に「会食も仕事でしょ?それはテレワークにできないの?」と妻に聞かれました。気の利いた返しはできませんでしたが、貴方なら何と返しますか?(笑)