月別アーカイブ: 2015年12月

国際色豊かな “Last Christmas”

先週、インフォテリアの「YEAR END PARTY」を開催しました。創業の時からずっと毎年12月に開いているこのパーティーには、社員だけでなく、社員の家族や恋人・友人を招待しています。それは、年に1度、私たちの日々の仕事を支えてくだっさっている家族や恋人・友人の方々への感謝を気持ちを伝える会でもあるからです。

その「YEAR END PARTY」で、今年は初の試みとなるバンド演奏を入れてみました。それも、ロックバンドです。インフォテリアでは、ことある毎にロックバンドを組んでいますが、今回は3年ぶり。現在私が理事長を務めているMIJSコンソーシアムの3年前の会員交流会で演奏して以来です。バンドメンバーは全員社員。私もメンバーの一人で、ギターを担当しています。もちろん、ギターはネックの指板までオールグリーンです(笑)。

演奏した曲は、以下の3曲。
・BE MY BABY – Complex
・LOVE YOU ONLY – TOKIO
・Last Christmas – WHAM!

最後の「Last Christmas」は、まさにインフォテリアらしい国際色豊かなものとなりました。どういうことかというと、曲のサビの「Last Christmas I gave you my heart〜」という歌詞を各国出身の社員で5ヶ国語で歌ったのです。その5ヶ国語とは、

・英語バージョン(原曲)
・フランス語バージョン
・韓国語バージョン
・中国語バージョン
・日本語バージョン

「アナと雪の女王〜Let It Go!〜」の25ヶ国語バージョンにはまだ遠く及びませんが、こういったエンターテイメントにおける言語対応も毎年少しづつでも増やしていき、参加していただく方々とも一緒に歌うことができれば、より楽しいパーティーになるなと、早くも来年の企画に思いを馳せた一夜でした。

シンガポール チキンライス ランキング 2015

シンガポールに赴任して1年が経ちました。

最近では、シンガポールのことを色々と聞かれることが増えましたが、定番の一つはシンガポール料理についてです。東南アジアの料理の中では、タイ料理、インドネシア料理、ベトナム料理などがポピュラーですが、日本ではシンガポール料理店は少ないので、あまりイメージがわかない人が多いのではないでしょうか?

シンガポールは元々マレーシアの一部で、今年で建国してからまだ50年しか経っていないため、これぞシンガポール料理というものは、そんなに多くはありません。メジャーなところでは、チリクラブ、チキンライス、バクテー、ラクサあたりです。

その中で、辛くなく子供から大人まで広く人気のあるシンガポール料理がチキンライスです。日本ではチキンライスというとケチャップ味の鶏チャーハン(写真右)ですが、シンガポールのそれは全く違うものです(写真上)。

さて、世は師走で、様々な年間ランキングが発表され始めています。私もこの1年間で様々な所でチキンライスを食べる機会がありましたので、その中でのシンガポールチキンライスの私的ランキングをお届けします。(文中、S$はシンガポールドルで、S$1=約90円)

第5位 Chatter Box
場所:Mandarin Orchard Hotel 内

高級チキンライスとしては、最も有名な店でしょう。しかし、チキンライスの値段はなんとS$27。しかも税、サービス料は別なので、会計はS$30を超えます。ホーカーセンターの10倍近くしますが、味はホーカーセンターと大きな違いはなく、清潔感、雰囲気、器、サービスが違うところです。Marina Bay Sands Hotel、Westin Singapore Hotelと並んで、シンガポール最高値でコスパは悪く、お客様とのランチ向けです。

雰囲気:★★★★★
味  :★★★★
コスパ:

第4位 Tian Tian (天天)
場所:Maxwell Food Centre 内

チャイナタウンの外れMaxwellのホーカーセンター内にあります。地元の人達にも人気でランチ時は長い行列ができています。数年前にここで働いていた料理長が経営者と衝突して独立した店が同じ並びの3軒先にできていますが、人気は相変わらず。観光客も来るためか、価格はMサイズS$5.00でホーカーにしては高めです。

雰囲気:★★★
味  :★★★★
コスパ:★★★★

第3位 Loy Kee (黎記)
場所:342 Balestier Rd, Singaopre 329774

老舗でガイドブックにもよく登場している店です。スープがなかなかいい味を出しています。野菜とのセットでS$7とリーズナブルです。私はいずれの店でもSteamedがオススメですが、店内で見渡すとこの店はRoastのファンも多いようです。中心部から離れたところにあるので観光で行くのは難しいですが、宿泊がたまたま近い場合には行くと良いでしょう。

雰囲気:★★★★
味  :★★★★
コスパ:★★★

第2位 Tong Fong Fatt (東風発)
場所:Amoy Street Food Centre 内

数あるホーカーセンターのチキンライスで私のイチオシはここです。ボーンレス(骨なし)が売りで、$3.50。コスパは最高レベルなので地元民に人気でいつも行列ができています。雑然とした雰囲気でかつ冷房なしでも大丈夫な人は、ここに限らずホーカーセンターのチキンライスはオススメです。昼時は席を取るのが難しいので、少し時間をずらして行くとよいでしょう。

雰囲気:★★★
味  :★★★★★
コスパ:★★★★★

第1位 Wee Nam Kee(威南記)
場所:101 Thomson Road, #01-08 United Square, Singapore 307591

今年7月に、日本進出を果たした老舗店です。チキンライスが$4.50、野菜とのセットが$7.50。エアコンが効いていてコスパの良い美味しいチキンライスならここ。シンガポールの自宅が近いこともあり、よく行っています。ちなみに、東京の店は田町にありますが、米が日本国産米で食感が随分異なるので注意が必要です。

雰囲気:★★★★
味  :★★★★★
コスパ:★★★★★

物価が東京よりも高いと言われるシンガポール。実際に住んでみてその通りであることを実感しているのですが、食事に関していえばランキングでもわかる通り、ホーカーセンターなどでは500円以下で食べられるものも少なくありません。シンガポールが2度目以上の人はぜひホーカーセンターでの食事もトライしてみてください。