去る4月25日、インフォテリアが実施した新型増資「ライツ・オファリング」が終了いたしました。結果としては、4月30日に開示させていただいた通り、総額で約8億5百万円の増資が完了いたしました。また、この調達金額に従って、当初開示した事業計画をどのように調整を行うかについて、5月9日に開示させていただきました。
今回の調達金額は当初の目論見には達しなかったものの、当社が計画している海外展開への先行投資に向けて十分に意義のある金額であり、増資に応じていただきました方々に深く御礼申し上げます。
すでに開示資料でもご説明しております通り、今回の調達を原資として、当社としては海外展開を加速してまいります。具体的には、下記の通り、既に展開を始めている米国、中国、香港での事業の加速に加えて、東南アジア領域への展開も進めてまいります。
(1) 米国連結子会社に係る事業資金 3億円(2014年7月~2016年6月)
(2) 中国連結子会社に係る事業資金 1億円(2014年4月~2016年3月)
(3) 香港連結子会社に係る事業資金 3億円(2014年10月~2016年9月)
(4) 新設予定の東南アジア子会社に係る投資資金 4億円(2014年6月~2016年5月)
合計金額としては、次年度(2015年4月〜)以降の投資計画には多少不足が生じますが、不足額の調達手段については、当社株価の状況を鑑み、当社株式の希薄化が生じない方法を優先的に検討することとし、2015年1~3月時点の国内市場および海外市場の動向によっては、国内投資等に使用する予定であった手許資金を海外への事業展開に使用することも検討してまいります。
いずれにしても、株主の皆様にご支持いただいた今回の増資資金を、当社の創業からのビジョンである、世界に通用するソフトウェアを開発し、世界市場で提供するということの実現のために有効に活用してまいります。結果として、当社の業績向上を加速し、株価への好影響を及ぼし、株主の皆様へも少しでも多くの還元をできるよう尽力してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。