今日は、インフォテリアグループの新オフィスがあるシアトルに来ています。本日4月20日付けで、英国ロンドンに本社、米国シアトルに子会社があるThis Place社が正式にインフォテリアグループとなったからです。
シアトルは、私たちIT業界でいうと、MicrosoftやAmazonの本社のある場所として有名です。他の業界としては、StarbucksやBoeingの本社としても知られていますし、スポーツでは、イチローのいたSeattle Marinersが(日本では)有名ですね。
This Placeのシアトルオフィスはデザイン会社らしく、とても自由な雰囲気です(写真)。このオフィスは、私たちのスタッフだけでなく、クライアントの皆さんも一緒に働くというコラボレーションオフィスになっています。デザインとは、いまやイラスト、アイコンなどの「絵」だけを意味しません。デザイン思考という言葉にも象徴されるように、ビジネスのあらゆるところに、デザインの要素を取り込むことができるのです。
お客様とどのように一緒に仕事をするかもデザインの一つ。This Placeでは、お客様を自社オフィスに招いて、同じフロアで机を並べて仕事をしています。ミーティングをどのように行うかもデザインの一つ。This Placeでは、ミーティングルームもありますが、ソファースペースや、ホワイトボード壁の前などでいつでもミーティングができるようになっています。実際にミーティングルームより、そのような場所でのミーティング方が多いようです。
これから従来型の仕事がどんどんロボットやAIに任せられるようになり、人間はよりクリエイティブな仕事ができるようになります。その際に重要なことが、刺激のある、楽しい仕事であること。高い目標やハードルがあっても、それを強いモティべーションにできるチームがあること。これは、インフォテリアの中期計画のスローガンである「おもしろ おかしく」にも通じることですし、私が以前から推奨している「笑ってお仕事」にも通じることで、インフォテリアグループ全体に取り入れて行きたいことです。
インフォテリアは、今日から、日本、米国、中国、シンガポール、英国に拠点を持つ、ソフトウェア×デザインのグローバルカンパニーとなります。ビジネスのあらゆる面でデザインが重要になっていくこれからの時代。世の中に提供する成果物だけでなく、私たち自身もソフトウェア×デザインを実践し成果を出すチームとして成長していくのです。