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鐘を鳴らしてから10年経ちました

2007年6月25日、インフォテリアの東証マザーズ上場を記念したセレモニーで東証の鐘を鳴らした日からちょうど10年が経ちました。

上場から10年、色々なことがありながらも、事業を継続し、ここまで成長してくることができたのも、社員メンバー、ご家族、パートナーの皆様、そしてお客様のおかげです。関与していただいた全ての方に深く感謝いたします。ありがとうございます。

そして、先週土曜日にはインフォテリアの上場企業として10回目の株主総会を無事終えることができました。今回は、史上最高の169名の株主の方にご参加いただき、ライブ中継したインターネットでの視聴は330名を数えました。並行して実施したブロックチェーンによる株主投票の実証実験には289名の方に参加をいただき実験は成功しました。これは、日本経済新聞(電子版)でも取り上げていただきました

そして例年通り、株主総会に引き続き事業戦略説明会を実施しました。約35分間のプレゼンテーションでは、インフォテリアの考え方とこれからの方向性を語らせてもらいました。株主総会は、基本的に過去の報告ですが、事業戦略説明会は未来の話ですので、できるだけ多くの株主の方にこちらの話も是非聴いていただきたいと考えて実施しています。参加出来なかった方は、ぜひ録画をご覧ください。

   

今年は、新たにIoT関連の2製品「Platio」「Gravio」の出荷も開始し、また「デザインファースト」のソフトウェア開発に向けて英国のデジタルデザイン企業のM&Aを行いました。今年度の業績としても、売上高が60%増、営業利益が36%増と大きな成長を目指しています。

次の10年に向けて、今年がギア・チェンジの年となるよう、チャレンジを継続し、大きな成長を目指します。

インフォテリアの株主総会にご参加を

私の大好きな花の一つ、紫陽花が街を彩る季節。
それは株主総会の季節でもあります。

日本の株式会社で一番多い決算月が3月。そのため、日本で一番株主総会が多い月が6月となっています。インフォテリアも3月決算のため、株主総会は6月。今年は6月24日、例年通り土曜日の開催です。

インフォテリアの2017年3月末現在の株主数は、11,252名。このうち何名が株主総会会場にお越しいただけるかは当日までわかりませんが、私としては、できるだけ多くの株主の方々にご参加いただきたいと考えています

そこで、以前から個人の方々が参加しやすい土曜日に開催しています(11,252名の株主のうち9割以上が個人株主)。また、昨年までは、午前中に開催していますが、今年は午後1時30分からの開催としました。これは、株主の方々からの意見の中に、午前開催だと遠方から参加される方が参加しにくいとのご意見をいただいたことを考慮に入れたものです。

株主総会は、インターネットでも生中継します。会場に来ることが出来ない方でも、株主総会の様子をライブで観ることができますので、ぜひご参加ください。また、株主で無い方も視聴することが可能です。これまでは、Ustreamを使った中継を行っていましたが、今年は新しい試みとしてYouTube Liveでの配信を行う予定です。

さらに今年は、模擬的にブロックチェーンを使った株主投票(議決権行使)の実証実験を行っています。これは、ブロックチェーンの特長を活かして、発行企業ですら不正ができず透明性の高い株主総会決議を目指したものです。また、今後、信託銀行がAPIなどで情報を提供するようになれば、そのデータをASTERIAで直結することで、株式事務の大幅なコスト削減と高速化が実現できます。さらに、ブロックチェーンのデータを統計的に分析することも容易になります。この実証実験の結果は、株主総会に続く「事業戦略説明会」の中で公開をする予定です。

このように、インフォテリアでは定型的になりがちな株主総会でも、経営理念の1つである「発想と挑戦」を続けています。今年も、インフォテリアの株主総会にご注目ください。

We are the Champions!

“We are the Champions〜!!”

会場に、ボーカルの声が響きます。といっても、イギリスのロックバンド「クイーン」のライブ会場ではなく、ASTERIAパートナーミーティングの懇親会の会場です。

インフォテリアでは主力製品ASTERIAのパートナーの皆様にお集まりいただき、年に一度のキックオフを行っています。そして、今年は初の試みとしてASTERIA事業本部を中心メンバーとしたバンド演奏を行ったのです。フレディ・マーキュリー風のボーカルは、事業本部長の熊谷晋。スーツから着替えて、いきなりこの出で立ちにパートナーの皆様は驚きながらも拍手喝采!ドラムは第1営業部長の荒井琢。会場全体が力強いビートに包まれました。


バンドには私もギターで参加しました。これまでずっと使っていたギターではなく、先日買収したイギリスの企業This Place社の経営陣からプレゼントでもらった、グリーンのストラトキャスターの初お披露目です。

今回初となる、ASTERIAパートナーミーティングでの社員バンド演奏は、私が中期経営計画で挙げているスローガン「おもしろ おかしく」 の一貫として、ASTERIA事業本部が企画してくれたものです。厳しい仕事の中にも、ちょっとした楽しみを見つけ、そして参加してくださった皆様にも共有していただきたくて。

もちろんASTERIAパートナーミーティングは、懇親会だけではありません。本編は、午後いっぱいを使っての1年間のビジネスレビューと、新年度の活動計画を共有する場です。私からは、10年連続市場シェアNo.1達成と、2002年からの累計導入社数が6,000社を突破したことを報告しました。ASTERIAは、いまや押しも押されぬチャンピオンであることを。

しかし、ASTERIAはここで止まりません。さらに進化を続けます。パートナーミーティングでは、近いうちに、AI(コグニティブ)連携や、IoT連携も実装していくことも発表しました。チャンピオンの座をさらに強固なものにしていくASTERIAに、これからもご期待ください。