全額補助広がれ、風疹・インフルエンザ予防接種

アステリアでは、日本国内の社員(契約、派遣含む)に対して風疹の防接種費用の全額補助を開始しました。

すでに、報道でも広く伝えられている通り、今年は風疹が流行しています。その数は、前年比14倍の1,289人!(出典:国立感染研究所10月23日発表)特に風疹は妊娠中の女性が感染すると胎児にも風疹ウイルスが感染し、目、耳、心臓に障害を持つ先天性の障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性がある危険な疾患です。

自治体などでも予防接種の費用補助を実施するところも出てきていますが、妊娠中や妊娠の可能性のある女性に限定されるケースが多いようですね。そこで、アステリアでは従業員自身の感染に限らず、社内での感染を防ぎ社会的な感染対策になるように、性別を問わない全社員(契約社員、派遣社員等を含む)および社員の同居家族に対する風疹予防接種費用を全額補助する感染症対策制度を開始しました。

この発表を昨日行ったところ、多くの歓迎のメッセージをいただきましたが、一部気になったメッセージがあったので、取り上げてみます。

1つ目は、「うちは、社員が1,000人以上いるから、御社のように補助はできませんよ」というある企業経営者。その方にも言いましたが、これは変ですよね?社員が多ければ、その分その会社の経済規模も大きいわけで、社員が多いから社員一人当たりの健康管理や福利厚生に使えるお金が減ることはないですね。どちらかと言えば、社員が多いほど効率化され余裕が出るのが一般的です。

実際に、1,700名の社員を抱えているロート製薬でも風疹予防接種の全額補助を始めています。つまり、こういったことをやるかやらないかは、経営の意志だと言えると思います。経営者が「うちはできない」というのは、「私はやりたくない」と同義でしょう。

2つ目は、「制度は良いけどプレスリリースしない方がいいんじゃないですか?風疹の流行をPRに利用しているように見えます」という声。

おっしゃる意味は分かります。ただ、私たちが今回の全額補助をわざわざプレスリリースしているのも、少しでもこうした輪が他の企業に広がることで、社内だけでなく、社会における感染予防に繋がると考えているからです。ぜひ、多くの企業に「風疹予防接種費用を全額補助」を実施していただきたいと思います

アステリアでは、今回の件にかぎらず、テレワークの件も、企業版ふるさと納税の件もわざわざプレスリリースしています。これは、同じような「働き方改革」や「地方創生支援」の輪が、他の企業に少しでも広がればより良い社会環境になると信じているからで、そのようなきっかけになるのであれば、スタンドプレーと言われても構わないという覚悟をもってプレスリリースを実施しています。

小さな会社で、できることは限られていますが、少しでも社会のよりよい変化に貢献できればと考えて。


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