11月13日に、インフォテリアの上半期(第2四半期連結会計期間)決算を発表しました。結果は、前年対比で売上も利益も大幅な増加です。本業のもうけを示す営業利益に至っては、前年度の2.5倍近くと記録的な結果となりました。
内容も全ての事業領域で売上が大きく伸長、ASTERIAもHandbookも前年同期比で2桁増に加えて4月に買収した英国デザイン子会社が大きく寄与しました。税引前利益では英ポンド高によって為替差損の影響がありましたが、それでも税引前利益も当期利益も前年同期比で大きく伸ばすことができました。ユーザーの皆様、パートナーの皆様に深く感謝いたします。
また、今回の決算説明会では、メールやツイッターから数多くの質問を多くいただき誠にありがとうございました。しかし、そのために時間内に回答ができなかった質問が1つだけ出てしまいました。この質問は「マザースから東証一部に市場変更しないのか?」という質問でしたが、これは現在での以前の説明会の回答と同じですので、参考までにリンクを張っておきます。
今回の開示にあたっては、インフォテリア独自のチャレンジもありました。それは、決算短信のカラー化です。日本初です。これまで上場企業の決算短信は、企業ロゴ以外は白黒というものが常識でしたが、PDFでの開示が当たり前となった昨今、読みにくい白黒ではなくカラーにしても開示コストはほとんど変わりません。そこで、東証にも確認の上、今回からタイトル文字や表などをカラー化したのです。ぜひ一度、比較していただきたいと思います。
上場企業にとって、いかに企業を正しく理解していただくかということは重要なことです。IT企業である利点を活かして、これまでも決算説明会のネットライブ配信やツイッターでの質問受け付けなど新しいことにチャレンジしてきました。今回のカラー短信は地味ではありますが、逆に全上場企業が採用することのできる工夫だと考えています。
当社の経営理念の第一である「発想と挑戦」。小さなことから大きなことまで、あらゆる領域で実践していきます。