浙江大学からの訪問客

 シルバーウィーク最終日の9月23日、中国浙江省の浙江大学大学院から、第1回「Infoteria Award」の最優秀賞 (Gold Prize) の受賞者、石磊 (SHI Lei)さんが来日しました。「Infoteria Award」とは、インフォテリアが中国浙江大学と共同で開催しているソフトウェア開発コンテストで、浙江大学の学部生、院生がソフトウェアの企画・開発を競うものです。

 第1回の最優秀賞受賞作品は、石さんが開発した「StepDone」という製品で、SaaS型でグループでのToDo管理などを簡単に行うソフトウェアです。審査は、浙江大学計算機学院の教授2名とインフォテリアから2名の計4名で行いました。ソフトウェアのアイディア、完成度、UIデザイン、プレゼンテーションも優れた作品が多く、甲乙付け難かったのですが、総合的な判断で石さんの作品が最優秀賞に決定しました。続く Silver Prize, Bronze Prizeでも短期間の割には、映像処理を駆使した作品、ハードウェアと連携する作品など意欲作が多く、浙江大の技術力の高さを見せつけられました。

 さて、この最優秀賞の副賞として無事来日することができた石さんは、インフォテリアでの研修・交流に加え、秋葉原などの見学、都内の観光などを行って帰国します。今回の来日が、石さんにとって有益な経験となればと願います。

 インフォテリアでは、浙江大学と共催の「Infoteria Award」を引き続き開催する予定で、来週には第2回の説明会を開催します。私も浙江大学で行われる説明会に参加する予定です。第1回の説明会では、150人を超える学生の参加を得、応募総数も41作品にのぼりました。第2回以降も数多くの学生の参加を期待するとともに、このコンテストが、これからも浙江大学学生のソフトウェア技術の向上、人材育成に役立てばと考えています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※日本語文字が含まれない投稿は投稿されませんのでご留意ください。