2010年度の決算発表、そしてギアシフト

 5月13日(金)に2010年度の決算を発表しました。2010年度は、年度末に東日本大震災が起こり日本経済も激震となりましたが、お陰様で、インフォテリアは好決算で終わることができました。具体的には、売上高が創業来の最高値を更新し、純利益は前年の2倍近い値となりました。

 好決算の主な要因は主力製品「ASTERIA」関連の伸びが最も大きく、導入社数も2,000社を超えました。また、成長率の筆頭はスマートデバイス向けのクラウドサービス「Handbook」でした。詳しくは、5月13日にネット生中継で行った決算説明会のビデオを公開しています。質疑応答では、iPad 2を繋ごうとしてうまく行かなかったりというハプニングもありましたが、全編公開していますので、ぜひご覧ください。また、iPad 2を使ったHandbookの私のデモは、別のビデオでもご覧いただけます。

 今回の好決算を受け、今年度はいよいよ今後の大きな成長のための投資の年として、以下の3つの分野に重点投資を行う計画です。
(1)Handbookのデファクトスタンダード獲得のためのマーケティング
(2)ASTERIAのクラウド時代の覇権獲得のための研究開発
(3)製品の海外市場展開のための営業・サポート体制作り
 これらの投資により、今年度の業績予想は「増収・減益」となっていますが、私たちが中期的に別のステージに昇るための重要な投資と考え、自信をもって取り組みます。

 最近では、「つなぐ」をキーワードとして使う企業も増えて来ていますが、13年前から「つなぐエキスパート」を標榜し、製品・サービスを磨いてきたインフォテリアが、自信と覚悟を持ってギアシフトをして新たな高みを目指します。ご期待ください。


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