震源地ニューヨークでの、もう一つのイベント

mdmoneny1.png ニューヨークといえば、いま世界的な金融危機の震源地として注目を浴びていますが、そのニューヨークで、金融危機ほど注目はされませんが企業の情報システム関係の方々には熱い注目を浴びたイベントが今週開催されました。それは、企業のマスターデータ管理(Master Data Management)に特化したカンファレンス「MDM Summit」です。先週、ワシントンD.C.で行われた財務情報XBRLに特化したカンファレンスが金融危機の影響を受けて盛り下がっていたのとは対照的に、「MDM Summit」は盛況のうちに閉幕しました。


 というと、私が米国から報告しているように聞こえるでしょうが、実は、これはインフォテリアのスタッフからの報告です。

 インフォテリアは、オラクルやSAPなど大手メーカーに混じって、この「MDM Summit」に出展しました。出展したのは、現在開発中の英語版の「ASTERIA MDM One」。名前の通り、MDMに興味のある方々だけが集まったディープなイベントですので、多くの方が写真のように興味を持って説明を聞いていただきました。「データ連携」の次は「データ品質」だという意識は米国でも高まってきているようです。

 インフォテリアは創業時から、国内だけでなく世界で使われるソフトウェアの提供を目指しています。世界を目指さないものはインフォテリアではありません。そのために、「lino」, 「OnTranq」のように、最初から多言語展開を行う形、「Lingr」, 「Rejaw」のように最初から海外市場でその真価を問う形、「ASTERIA」のように国内の実績を海外に展開していく形など、海外市場に向けた様々なチャレンジをしています。

 今回の金融危機における、経済の連鎖、政府や企業の連携などを見ても、よりボーダーレスな社会になってきていることを実感している人も多いと思います。そして、その世界をリアルタイムにつなぐソフトウェアへのニーズも高まっています。インフォテリアは、まだ小さな力ではありますが、専門力を活かして世界の人々の幸せをつなぐために日々チャレンジを続けます。


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