私の大好きな桑田佳祐の震災復興応援歌「明日へのマーチ」が昨日(8月17日)リリースされました。この曲は既に某社スマートフォンのCMでも流れていますので、サビ(♪想えば〜恋しや〜)を知っている人は多いと思いますが、この曲の一節にこういう詞があります。
♪芽生えよ 彼の地に
命の火を 絶やさず
♪子供らが 笑うとき
新しい 朝が来る
希望を胸に 歩き出す
足音よ フレー !! フレー !!
この歌詞のように、日本の新しい朝=未来は、今を生きる私たちだけの問題ではなく、私たちの子供達やそのまた先の代においても元気で明るく希望をもって歩ける社会にできるかどうかです。
最近、原発問題に関して頻繁に発せられる「命と経済どちらをとるのか?」という問いがありますが、これは愚問と思います。なぜならば、これは意図的な二項対立であって、命と経済は択一の課題ではないからです。比べるものではなく、元気で明るい未来のためには、どちらも大切で欠かせないものだからです。
私たちの父母は、そして祖先は、過去にも多くの苦難を乗り越えてきました。その道は、択一ではなく様々な人々の多様な考え、活動そして勇気に支えられてきました。
今回の未曾有の苦難も、私たちが力を合わせて歩いていけば、乗り越えられないわけがありません。私たちの子供達が笑顔で希望を持って生きることができる未来のために、自分だけ良ければいいと考えずに、力を尽くそうではありませんか。乗り越えられない時があるとすれば、それは乗り越えることを諦めた時でしょう。
♪野も山も 越えて行こう
明日への フレー !! フレー !! (ハイッ!!)
(C)2011 Keisuke Kuwata