株主総会

 本日の午前に株主総会が終了しました。2006年4月から2007年3月までの事業年度についての株主総会で、未上場会社として最後の株主総会です。しかし、一方でインフォテリアは先週6月22日に東証マザーズに上場しましたので、現時点の株主の方々とは違っています。株主総会終了後に、例年通り少し詳しい事業の説明会を行いましたが、これは、現在の株主の皆様にこそお知らせしたいことと考えると、早めに新しい投資家の方々にもご説明する機会を持ちたいと思いました。


 さて、インフォテリアの取締役は任期が1年ですから、この株主総会で全員が新たに選任されました。常勤取締役としては、私(平野洋一郎)と、共同創業者でCTOの北原淑行、CFOの齊藤裕久が引き続き選任され、新たに経営企画担当として山村隆司が常勤取締役となりました。また、社外(非常勤)取締役では、独立してから6年で松下電工インフォメーションシステムズを東証1部上場企業に育てられた浜田正博氏、インターネットビジネスの黎明期からいくつものネットサービスを立ち上げて来られた樋口理氏が選任されました。インフォテリアは、シリコンバレー型モデルを目指して創業したため、創業直後の1999年から一貫して社外取締役を置いています。そして、上場企業並みに毎月1度の取締役会を必ず開催し、外部の視点による意見・指摘に積極的に耳を傾けてきました。社外取締役の役割はコーポレートガバナンス上も重要な点で、今後とも2名以上の社外取締役を置く考えです。

 また、監査役は、非常勤監査役であった宮澤直子氏と秦信行氏が退任され、宮澤氏の後任として佐藤明夫氏(弁護士)が選任されました。佐藤氏は、企業法務、証券関係の法務に詳しく、ジャスダック証券取引所のコンプライアンス委員会の委員長を務められるなど、これからの企業経営のあるべき姿についての幅広い知見もお持ちの方で、監査役の立場から当社が誠実かつ公正に経営されることに大いに寄与していただけると考えています。佐藤氏とは、インフォテリアの創業直後に当時まだ黎明期であったストックオプションなどで、お世話になって以来のお付き合いです。

 株主総会で選任いただいた新しい取締役、監査役の体制で、インフォテリアの健全な成長を実現すべく尽力していきたいと考えています。


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