IT業界内では、「ミドリと言えばインフォテリア」と連想してくださる方もいらっしゃることと思いますが、インフォテリア以上にミドリにこだわる会社の社長と先日会いました。
その会社の名前は「ユーグレナ」。昨年末に、インフォテリアと同じ東証マザーズに上場した会社です。なんと、この会社はコーポレートカラーだけでなく、商品も全てミドリ色なのです。なぜならば、全ての商品に「ミドリムシ」が使われているからです（笑）。社名のユーグレナは、ミドリムシの英名、そしてミドリムシの研究開発と生産を専業で行っている会社です。
正直に言って、ユーグレナが上場するまで、小さい頃からミドリ大好きの私もミドリムシが世界を変え得る凄いヤツだとは全く知りませんでした。ちなみに、私がどれほどミドリ好きかというと、高校の頃は「お前の嫁さんの名前はミドリさんに違いない」と言われたり、インフォテリアの最初の広報担当の名前は実際に「みどり」さんだったり（笑）
話を戻しましょう。ミドリムシは、その名の通りミドリ色ですが、動物と植物の両方の特質をもつ不思議な生き物です。端的に言うと、自ら動くのに、光合成もするという不思議な生き物なのです。このミドリムシ、59種類もの栄養素を持っている上に、バイオ燃料の原料にすることもできる優れもの。しかし、以前は大量培養することは難しく、ユーグレナが世界で初めて大量培養に成功したのです。
社長の出雲さんは、ミドリムシに因んで、いつもの私と同じくミドリ色のネクタイ。自分以外でミドリ色のネクタイを常用している上場企業の社長は、日本電産の永守さんしか知りませんから、仲間が増えたようで嬉しかったです（笑）。とは言っても、永守さんの方は仲間意識はないでしょうが（笑）。その出雲さんの夢は、栄養豊富なミドリムシを量産することで、地球上の飢餓を救い、さらにはミドリムシからバイオ燃料を作ったりと、ミドリムシで新しい世界を作っていくこと。
インフォテリアは同じミドリということだけでなく、その理念は、出雲さんのように新たな「発想と挑戦」をし、「世界的な視野」で活動をし、世界に「幸せの連鎖」を広げて行くという点で、まさに方向性がシンクロしています。ミドリの熱い思いと活動で世界の幸せを増やして行きたいものです。
