インフォテリア」カテゴリーアーカイブ

私は、こんな人になら金を出す!

 インフォテリアも登場する新しい本が出版されました。ベンチャーキャピタリスト(NTVP代表)の村口和孝さんの「私は、こんな人になら金を出す!」(講談社)という本です。

 村口さんは、DeNAの投資の大成功からベンチャーキャピタル業界では知らない人は居ない人。その村口さんが、DeNAの前に投資していただいたのがインフォテリアです。その縁でDeNAの創業当時には立ち上げの手伝いもしました。本書には、DeNAほどでではないですが、インフォテリアの過去、表からは見えなかった危機なども書いてあります(笑)。

 上場後5年を超え、いまは海外子会社を3社持つインフォテリアも、創業は6畳一間のアパートでした。そこから村口さん率いるNTVPをリードとする総額27億円のベンチャーキャピタル投資を受けたことで、現在の主力製品ASTERIAの開発に欧米並みの多額の投資をすることができ、その後の成長につながったのです。

 日々のビジネスでは、先の事ばかりに意識が行きがちです。本書を読んで、創業の頃のこと、苦しかった頃の状況が思い出され、村口さんをはじめ多くの お世話になった方々や既にインフォテリアを卒業したメンバーへの感謝の気持ちが溢れました。

 それでも、経営は未来を作る仕事。これからが大切です。今回の著書ではDeNAがメインですが、村口さんの次の著書では、インフォテリアがメインでフィーチャーされるよう頑張りたいものです。

失敗を称えよう


 シリコンバレーにおいて、失敗も経験として評価されるというのはよく知られた話です。事実、シリコンバレーで何社も起業したある友人も、1社目を倒産させた直後に始めた2社目の方がより多くの投資が集まりました。一方で、日本にも「失敗は成功の母」という言葉がありますが、それはチャレンジを評価するということではありません。
 新しい事にチャレンジする場合、それが成功するとは限りません。それが大きなチャレンジであれば、なおさら成功する確率は下がるでしょう。いまの日本社会では、減点法的評価が一般的で、失敗した場合のダメージが大きいため、何もやらない方がマシという結論に陥りやすい現実があります。チャレンジの芽があっても、石橋を叩いてプランを詰めているうちに時期を逸したり、結局NoGo(やらないこと)になってしまうということは少なくありません。こういったことが、グローバルな競争力の低下に繋がっていると私は感じています。

インフォテリア以上にミドリにこだわる会社とは?


 IT業界内では、「ミドリと言えばインフォテリア」と連想してくださる方もいらっしゃることと思いますが、インフォテリア以上にミドリにこだわる会社の社長と先日会いました。
 その会社の名前は「ユーグレナ」。昨年末に、インフォテリアと同じ東証マザーズに上場した会社です。なんと、この会社はコーポレートカラーだけでなく、商品も全てミドリ色なのです。なぜならば、全ての商品に「ミドリムシ」が使われているからです(笑)。社名のユーグレナは、ミドリムシの英名、そしてミドリムシの研究開発と生産を専業で行っている会社です。

「シェアNo.1の秘訣」発刊

 「シェア No.1 の秘訣」という本が発刊されました。これは、パッケージソフトウェアで市場シェアNo.1を取っている製品を持っているソフトウェアベンチャー企業の創業社長6名が、その道程やその経営の実態を語ったものです。恥ずかしながら、私も共著者の一人に名前を連ねています。
 私の話はとりあえず置いておいて、他の5名の社長の話を読んでみて、感じる事は「やはり、市場シェアNo.1を取るには理由があり、意志がある」ということです。偶然シェアNo.1になった製品は一つも無いことがわかります。

史上最強のASTERIAで実現する「AAA」とは?


 昨日、1月30日、「ASTERIA WARP 4.7」の出荷を開始しました。ASTERIA WARPは、6年連続市場シェアNo.1であるASTERIAシリーズのフラグシップ製品です。その最新版である「4.7」は、特に大規模なエンタープライズ環境での適用に必要な点を強化したものです。
 製品の説明は、特設ウェブサイトをご覧いただくとして、4.7をベースとした新しい取り組みの一つ「AAA(トリプルA)」をご紹介しましょう。

車到山前必有路(車山前に到りて必ず路あり)


 1月7日、今年のインフォテリアの営業開始の日です。午前中に、会社の初詣とAll Staff Meetingを終え、午後には上海に向かいました。
 上海には昨年子会社を設立しました。「桜楓天(上海)貿易有限公司」で、11月に活動を開始しました。桜と楓は正確には中国表記ですが、桜楓天で「インフォンティエン」と読みます。思い起こせば、昨年の1月は、日本法人1社だけだったところが、1年後には海外子会社3社を抱えるグループとなりました。その最も新しい拠点が上海です。

あけましておめでとうございます


 あけましておめでとうございます。
 輝く初陽の出とともに、おかげさまでインフォテリアもまた新しい年を迎える事ができました。インフォテリアとして15回目の正月、そして今年9月には創業15周年となります。これも、ご支援、ご愛顧くださる皆様のおかげと深く感謝いたしております。誠にありがとうございます。
 昨年は、あらたな製品展開、あらたな世界展開に向け、布石の年となりましたが、今年から少しずつ成果を出してくために、さらなる挑戦を続けます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。
 2013年1月1日
 代表取締役社長/CEO/CPO
 平野洋一郎

インフォテリア2013カレンダー人気の秘密とは?


 いよいよ師走も下旬に入り、カレンダー交換の時期になりました(笑)。インフォテリアもパートナーやお客様にグリーンの卓上カレンダーを配っていますが、昨年からある工夫をしたところ海外に関係のある方々から大変好評をいただいています。
 その「工夫」とは、日本だけでなく、環太平洋10ヶ国の祝日を記載してあること。太平洋を時計回りに、オーストラリア、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、台湾、中国、韓国、カナダ、アメリカの10ヶ国です。

CPOに就任しました

 この度、CPOに就任しました。

 CPOとは、Chief Product Officerです。通例で訳すと最高製品責任者となります。インフォテリアは、創業以来ずっとソフトウェアプロダクトの会社です。プロダクトこそが、インフォテリアが世の中に価値を提供する源泉です。上場後、組織体制の整備が進み、プロダクトの開発、プロダクトのマーケティング、プロダクトの営業、プロダクトのサポートなど役割分担もしっかりして、私自身も業務執行に関しては各部門にデリゲーションし、いわゆる社長業の側面が増えていました。

Handbookが市場シェアNo.1を獲得


 いよいよ「Handbook」も!

 このたび、国内調査会社の市場調査により「法人におけるモバイル向け汎用ファイル共有/配信サービス市場」において、インフォテリアの「Handbook」が出荷数量、出荷金額とも市場シェアNo.1であることが判明しました。