インフォテリア」カテゴリーアーカイブ

Handbookの採用件数が700件を突破

昨日発表した2014年度第1四半期決算で、「Handbook」の採用件数が700件を超えて、707件となったことを発表しました。(ちなみに、「ASTERIA」と違い「件数」としているのは、大学や団体など企業でないところも多いため)

「Handbook」は、この6月で発売から5年を迎えましたが、その間、多くの先進企業や教育機関でご利用いただき、着実に採用件数を増やしています。

最近新たに公開された事例としては以下のようなところがあります。

最近は、事例でもわかるように特に営業やマーケティング等のセールスワーカー用途で大規模な導入が進んでいるのが特徴です。

なお、Handbookは、iOS (iPad, iPhone), Windows Tablet, Android, Fire OSのメジャーなタブレットOS全てに対応していますが、ユーザー数としては、まだiPadが圧倒的に多い状況となっています。

 

BSイレブン「財部誠一の経済深々」に出演

BSイレブン「財部 誠一の経済深々」の出演が終わりました。

この放送は、経済ジャーナリストの財部誠一さんが、毎回1人のゲストを呼び、その経営や哲学について30分強の時間をかけて鋭く切込むという番組です。この手の番組には珍しく生放送。

本番より少し早めにスタジオ入りしたのですが、全く打ち合わせなしで「流れに任せてください。いつも通りでいいですから」と、シナリオもリハーサルもなしで生放送の本番に突入!

「最初に会社のことを少し紹介します」ということで、唯一用意した(それもスタジオで(笑)Handbookの画面は、生放送ならではのハプニングで、表示されずに生放送内でやり直し(笑)

それでも、財部さんの軽快なリードのおかげで、緊張する暇もなく、あっという間に放送が終わりました。

放送の冒頭で「こういう内容は収録でやることが多いですよね」と言ってしまったのですが、財部さんが生放送にこだわっているのは、「Larry King Live」のように、ライブならではの面白さを引き出すことなのだそうです。

確かに、大企業の経営者のインタビューを「収録」にしてしまうと細かなカットや編集が入ってしっかり管理された内容になりそうですが、その分「生の声」の度合いは下がってしまうに違いありません。

前回の出演者はJR東日本社長、そして次回は三井住友銀行頭取、といかにも場違いな今回の私の出演でしたが、ライブ感だけは前後の社長に負けない自負はあります(笑)

星に願いを(シンガポール編)

先日、Handbookの新パートナーである内田洋行様の施設をお借りして実施したインフォテリアの戦略ラウンドテーブル(説明会)において、新しくシンガポール子会社を設立すること、そしてそこには私が赴任して立ち上げを指揮することを発表しました。

シンガポールは、インフォテリアにとってサンフランシスコ、上海、杭州、香港に続く5つめの海外拠点です。2年間ほどリサーチを続けて来た結論として、東南アジア展開の拠点としてシンガポールを選びました。また、これは今春に実行した新たな増資による投資の第1弾となります。

今回のシンガポールへの進出については、数多くのメディアにカバーいただきました。たいへんありがとうございます。

▼ASCII.jp 平野CEOがシンガポール赴任!インフォテリア、海外に本腰
▼ZDNet Japan インフォテリア、シンガポールに進出–ASEAN全域で事業を展開
▼Asahi Shimbun digital インフォテリア、東南アでソフト拡販-現地ITと提携積極化
▼ITpro インフォテリアが海外展開を加速、IoTにも注力
▼ITmedia Enterprise インフォテリアが海外進出を強化、2020年に売上比率を50%超に
▼Cloud Watch インフォテリアが海外展開を加速、「ASTERIA WARP」でIoT連携も視野に

余裕があるから進出するのではなく、本気だから、必死だから進出します。私自身が、外から見る目と感覚を肌で掴む事で、海外展開を加速するだけでなく、日本市場の価値、日本での活動の価値も、さらに高められることでしょう。

ところで、日本では国の名前を漢字で表すことがあります。例えば、アメリカ=「米」、イギリス=「英」、ドイツ=「独」、のように。では、シンガポールは何と書くか知っていますか?

答えは「星」です。

「米国」、「英国」のように国をつける場合は、「星国」となります。

インフォテリアのASTERIAも「星」に由来する名前(ギリシャ語で「星座」、ギリシャ神話の「星の女神」)なので、とても親近感が湧きます。しかし、なぜ「星」なのでしょうか?

答えは、「星」は中国語で「シン」と読むからです。フルで書くと「星加坡(シン ジァ ポー)」。その後、シンガポール国内の中国語を北京語化する流れで「新加坡」に変わったものの、「新」の字はニュージーランド(「新西蘭」と書く)とかぶるので、1文字で書くときには今でも「星」のままなのだそうです。

この秋から、インフォテリア全体のビジネス拡大の志と願いを胸に、星の国に赴きます。

【お知らせ】
8月8日(金)「財部誠一の経済深々」(BS11/21:00〜21:54)にメインゲストとして生出演し、海外展開の話をします。

(写真は、星国からはよくみえる南十字星

ベネッセの個人情報漏洩事件とモバイル活用対策

ベネッセの個人情報漏洩事件は、犯人も逮捕され、収束に向かいつつありますが、この事件を受けて、これから大変になるのは、企業の情報セキュリティ担当者でしょう。

今回の事件は、委託先企業の社員の所業とは言え、各企業で号令が出ているのは、「社員であろうが誰であろうが、システムにアクセスできる人がこのようなことを起こさないシステムとする」ということは容易に想像がつきます。

一方、昨今は企業でのモバイル活用が進み、いつでもどこでも情報にアクセスできることで社員と現場の生産性の向上を図っている企業も増えています。そのような中、漏洩の対策として、モバイル活用の機運に水が差されてしまうことを大いに懸念しています。つまり、以前のノートパソコン一切禁止の流れのように、セキュリティ強化の一貫としてモバイル機器の活用を一切禁止する企業が多く出て来ないかという懸念です。

今回の事件のような事象への対策として忘れてならないポイントが一つあります。それは、閲覧とデータ持ち出しの大きな違いです。

今回、100万件を超える漏洩ですが、このような件数を外部に持ち出すには、機器からデータベースにアクセスできるだけでなく、そのデータを生のファイルとして扱う事ができるということが必要です。例えば、データベースがアクセスできたとしても、そのデータを画面ショットだけでしか取得できないのであれば、100万件を超える件数を持ち出す事は実質的に不可能です。

この意味において、Handbookでの情報共有がファイル共有に比べてセキュリティが高いということを今一度強調しておきます。Handbookは、様々なファイルをHandbook内で表示し、管理者が明示的に指定しない限りHandbookの外に持ち出すことはできません。しかし、DropBoxのようなファイル共有ツールやメールの添付ファイルなどは、そもそも生のファイルを取り出して、GoodReaderなど他のソフトで使うことを前提としています。さらに、Handbookであれば、メール添付と違い情報を閲覧した履歴や、ダウンロードした履歴もとる事ができます。

このように、似たような用途に使えるソフトウェアであっても根本のアーキテクチャーの違いによって、情報持ち出しのリスクを大きく低減することが可能なのです。

また、今回はセキュリティに注目があたっていますが、企業でモバイル機器を活用するにあたっては、セキュリティ以外にも注意すべきポイントはいくつもあります。

インフォテリアでは、Handbookに限らず、これまでに蓄積した多くのユーザー事例や私たちの知見を基に、このたび「現場が喜ぶタブレット導入完全ガイド」という書籍を執筆し、発刊しました。この本は、インフォテリアの有志(インフォテリアモバイル研究会)が執筆した本ではありますが、Handbookの解説書ではなく、モバイル機器、特にタブレットを企業導入する場合に、押さえるべきポイントをまとめたものです。

企業における現場の生産性を上げたいけれども、数々の課題にどう対策していくかを懸念されている方に、最適の一冊とすべく上梓しました。ぜひご一読ください。

【書籍プレゼント企画】
出版に当たり、執筆者、編集者が登壇する記念イベント「『現場が喜ぶ タブレット導入完全ガイド』出版記念セミナー」を開催し、イベント参加者へは、この書籍をプレゼントさせていただきますので、ぜひご参加ください。詳細は、こちら

社外取締役は必要なのか?

いま経済界では「社外取締役」の義務化が取り沙汰されていますが、先週、インフォテリアの定時株主総会では、社外取締役が2名選任されました。取締役会は「会社の重要な意思決定と業務執行の監督を行う」役目を負っています。そのメンバーのなかでも社外取締役は、社内のしがらみや利害関係に縛られず役目を適切に果たし企業ガバナンスの強化を行う事を期待されています。

日本の企業は、取締役を出世の階段として扱うために取締役の職務が単に「偉い人」であることも少なくなかったのですが、最近では取締役本来の役割が少しずつ重視されてきているようです。その結果、社外取締役の設置の義務化が議論されていますが、これに反対している企業・団体も少なくありません。

一方、インフォテリアでは、創業時から一貫して社外取締役を置いています。これは、上記の社外取締役の役目、効果に加えて、ベンチャー企業である当社が、新たにチャレンジ(リスクテイク)していく領域に対して経験・知見を持った方に、経営判断・監督に参加していただくためです。

この考えから、インフォテリアでは創業からこれまで、以下のような視点で社外取締役を選んでいます。

<創業期のチャレンジ>
企業としての基礎体力をつけること
→財務・ソフトウェア企業経営に経験・知見のある方
(村口和孝氏、菊池三郎氏)

<上場前後のチャレンジ>
国内における自社製品による確固たる事業基盤を作ること
→国内の情報サービス事業、ネット事業にに経験・知見のある方
(浜田正博氏、千田峰雄氏、樋口理氏)

<現在のチャレンジ>
新市場への投資・展開を成功させること
→海外市場での事業や投資に経験・知見のある方
(宋文洲氏、磯崎哲也氏)

そして今回は、日本を代表する製造業においてEurope統括子会社CEOやAsia Pacific統括子会社社長を歴任された齋藤周三氏と、現在シリコンバレーのベンチャーキャピタルのCEO、Anis Uzzaman氏を推薦し、選任されました。

このように、インフォテリアでは社外取締役に大きな意義を見いだし、創業来一貫して社外取締役を置いています。また、知見・経験に加えて重視していることは、取締役会で活発に発言してくださる方ということです。そうでなければ、社外取締役が形式化してしまうからです。実際、インフォテリアの取締役会は創業時から社外取締役の方が活発に発言いただいてますし、社外取締役からの議案提出や社外取締役の意見で否決される議案もあります。

社外取締役の導入に反対する意見の中に、「外部を入れると意思決定が遅くなる」という意見がありますが、社外取締役が過半数を占める米国の企業の方が意思決定が速いのは多くの人が認めるところと思います。また、「何もわからない人に判断に関わって欲しくない」という意見もありますが、インフォテリアの経験では、社外取締役の方が発せられる的を射ないような質問ですら、社外から見るとそう考えるのかという社内では気がつかない気づきとなり、より熟考することにもつながります。

社外取締役を「義務化」するとなると、形式化してしまいかねないので、私自身は企業の判断で良いとの考えですが、社外取締役には単にガバナンスを強めるだけでない、経営的なメリットもあるということを強調しておきたいのです。

「アナと雪の女王」と企業向けソフトウェアの未来

わかってはいましたが、プロの仕事を見ると唸ります。

先日、話題の「アナと雪の女王」を観ました。評判通り、心に刺さるとても良い作品でした。しかし、唸ったのは帰宅してからです。映画館でみたのは日本語への「吹き替え版」ですが、映画を観終わって買って帰ったサウンドトラックCDは、日本語版と英語版の両方が入っているものでした。この映画は多分にミュージカル構成になっていて、ストーリーが歌で展開する部分も多く、歌だけでもだいたいのストーリーをイメージできます。

そこで、オリジナルの英語版にも触れてみようと、英語版の曲を聴いたところ、日本語版の歌詞が翻訳ではなく、また意訳も超えた、あえて言えば「超訳」とも言えるものだとわかり、そのプロの仕事に唸ったのです。例えば、「Let It Go」日本語版の「ありのままに」の出だしはこうです。

 降り始めた雪は 足跡消して
 真っ白な世界に ひとりのわたし
 風が心にささやくの
 このままじゃ ダメなんだと

同じ部分の、英語版の歌詞はこうです。

 The snow glows white on the mountain tonight,
 not a footprint to be seen.
 A kingdom of isolation and it looks like I’m the queen.
 The wind is howling like this swirling storm inside.

日本語版には、山(mountain)も、王国(kingdom)も、女王(queen)もありません。しかし、それでいてこれが映像を伴うとその雰囲気も感情も十分に伝わります。いや、十分にどころか翻訳を遥かに超えて。念のために、CD添付の歌詞カード(=翻訳)だと、同じ部分はこうです。最初の日本語歌詞と比べてみてください。

 今夜の山は 雪が白く輝いて
 足跡ひとつ見えない
 まるで孤独の王国 私はその女王って感じ
 心の中で渦巻く嵐のように 風が唸ってる

この翻訳があれば、できるだけ翻訳を活かしたい、オリジナルに忠実でありたいと思いますよね。しかし、どちらが心に刺さって来るかというと明白です。オリジナルがあったとしても、クリエイティビティを発揮して、アートの領域に高めるプロの仕事に唸るのです。

映画の領域で仕事をされている方々にとってみれば、こういうことは当たり前のことかもしれません。「何を今更!」と。しかし、私たちが仕事をしている企業向けソフトウェア領域からすると、かなりの違いがあります。

企業向けソフトウェアにおいても、従来の機能一辺倒のソフトウェア開発から、最近はUX(ユーザーエクスピリエンス)に注目が集まり、またゲームの要素を取り入れるゲーミフィケーションなども進んでいますが、このような人の感性まで揺さぶるレベルではありません。しかし、こういったアートと呼べる領域の仕事は、ソフトウェアには関係ないでしょうか?

これらの領域は、クリエイターやアーティストの仕事領域であることは明らかです。しかし、これからは企業向けソフトウェアであっても、個人が持ち運ぶデバイスで、個人が使い易いもの、個人の生産性が上がるものがより重視されるようになります。そのような環境においては、私は機能だけでなく感性による評価も大きな部分を占めるようになると感じるのです。

ですから、ソフトウェア制作においても、オリジナルを作る開発メンバーはもちろんのこと、ローカライズのメンバー、そしてマーケティングや営業のメンバーでさえも、そのアウトプットを妥協のないアート領域に高める仕事が出来るチームがこれから先のソフトウェアをリードしていくのではないでしょうか。特に、世界を目指すのであれば、翻訳ではなく、要望を取り込むだけでもなく、それぞれの言葉や文化の壁を溶かして個々の人たちに心に刺さるソフトウェアを提供していきたいと感じ、そのためにどういった取り組みができるかに想いを馳せるのです。

ASTERIAで残業削減!?

先週、ASTERIAのパートナーミーティングを行いました。毎年5月に年度のキックオフと情報共有を兼ねたパートナーミーティングを実施していますが、今年は目黒雅叙園にて。

決算発表前だったので、当日はASTERIAの好調も第3四半期までの数字でしか説明できませんでしたが、本日発表した通期決算(※)でも改めて開示しています通り、おかげさまでASTERIAは2013年度も大きく伸張しました。導入社数は4,000社を超え、市場シェアは7年連続No.1、そして、以前に導入された外資系EAI製品のリプレースも目立ちました。

このように良い成績を残すことができたのも、インフォテリア製品を使っていただいているユーザー企業の皆様、またユーザー企業を直接ご支援いただいているパートナーの皆様のおかげです。あらためて深く感謝申し上げます。

ASTERIAパートナーミーティングでは、毎年数々のアワードを授与させていただいていますが、2013年度で最も売上の多かったパートナーのアワード「Partner of the Year 2013」は、SCSK株式会社 様が受賞されました。

受賞のコメントでSCSK様から最近NHK「ホワイト企業」についての取材を受けて、5月4日に放送されたというお話があり、その中でもASTERIA担当部門は残業を削減し、業績も好調とのこと。

そこで、SCSK様のテーブルでさらにお話をうかがうと「ASTERIAを使ったシステム構築はトラブルが少ないので、担当部署の残業がとても少ない」とおっしゃるのです。確かに、システム開発においては、開発中のトラブル、見積もりの甘さなどで、デスマーチ化して残業が増えブラック部門化する話は少なくありません。そんな中で、ASTERIAの品質が良いのでトラブルがほとんど無く、残業が減り、パートナーの担当の皆様もハッピーだという話を聞いてとても嬉しくなりました。

ASTERIAでは「工数削減」を2002年の出荷開始時からアピールして来ましたが、トラブルが減り、残業が減り、結果として関わってくださっている方々の生活にも笑顔をもたらしているのだとしたら、私たちも望外の幸せです。

※注
決算の詳細に興味のある方は、5月15日に配信したネットライブ決算説明会の録画を公開しています。

カンファレンスでも活躍する「Handbook」

先週、慶應義塾大学の日吉キャンパスで開催された「第22回 プライベート・ベンチャー・カンファレンス」。数多くのベンチャー企業、ベンチャーキャピタル関係の方々約400名が集まったカンファレンスですが、そのパンフレットから登壇者のプレゼンテーション資料まで全てがタブレットやスマートフォンに配信され、いわゆるペーパーレスで開催された先進的なカンファレンスでした。

このカンファレンスで、BYOD(Bring Your Own Device:個人持ち込み機器)によるペーパーレス開催を実現したのがインフォテリアの 「Handbook」。iOSにも、Windows 8にも、Androidにも対応しているので、来場者がどのタブレットやスマートフォンを持っていても、資料を受け取る事ができます。写真にあるように、各々の講演の資料が1つの「ブック」に整理され、またブックの表紙に講演者の写真を使う事で、すぐに目当ての講演資料を見つける事ができるように工夫されています。

実は、私もこのカンファレンスに登壇者の一人として、「医療とIT」のパネルディスカッションに参加しましたが、このパネルディスカッションでも、医療現場でのタブレットの利用は大きな話題で、例えば、以下のような利用例に触れられました。

  • 救急車へのタブレットの配備
  • 手術現場でのタブレット利用
  • タブレットを使った手書き電子カルテ
  • 医師や看護師の入院患者回診での情報入手と入力

タブレットが、社会の様々な局面で活用が進むのは喜ばしいことですが、パネルディスカッションの中では、実際には、タブレットどころかWiFiが使えない医療施設がとても多く、最新ITの利用促進にブレーキをかけているという意見が多かったのは驚きでした。

今回のカンファレンス会場は、WiFi対応で、また個人持ち込みデバイスの多くが電話回線対応であったことで「Handbook」の活用がスムーズに出来ましたが、確かに貸し会議室などでも、まだWiFiが整備されていない所も多いのが実情です。

WiFi などの新しい環境が整備されていない背景には、当然のことながら整備コストに見合う効果があるのかといった経済的なこともあります。私たちは、タブレットを推進するベンダーの1社として、さらにその利用価値を高め、企業だけでなく教育機関や医療機関などでの利用も推進していきたいと考えています。

東南アジア某都市からみる北京、東京の活動

中国語で、クラウドコンピューティングは「云计算」といいます。
クラウドは「」。短くていいですね(笑)。

インフォテリアは、3月3日から6日(本日)まで、北京で開催されている「中国国际云计算技术和应用展览会(Cloud China 2014)」に出展しています。このイベントは現地報道にもある通り盛況で、中国でもクラウド時代が始まろうとしていることを感じさせます。私たちは、業界大手(SAP、Microsoftなど)や中国内各社(China MobileBaiduTencentなど)に混じってスポンサーの1社としてブースも出しており、上海のスタッフだけでなく東京からは担当役員の油野も北京まで出てイベントに力を入れています。上海では既に、カシオ上海様や、某大手メーカーでの稼働もスタートしており、今回の初出展が北京をはじめ周辺各都市でのユーザー獲得の第一歩となることと間違いないとの報告が届いています。

初出展と言えば、東京では同時期に「リテールテック」という主として小売業向けのイベント(3月4日から7日)に初出展しています。こちらでは、小売業向けに特化した内容で、HandbookとASTERIAの展示およびセミナーを実施しています。イベント自体も盛況の中で、数多くのご来場をいただいており、新たなお客様層を開拓できそうだとの報告が届いています。

どちらのイベントもなぜ「報告」なのかというと、私は、今週ある東南アジアの国に来ているからです。今週はこの地で、いくつものパートナー候補と打ち合わせを重ねています。このように、中国(杭州)からスタートしたアジア展開も、各地で同時並行で進められるようになってきています。

先日発表した、インドネシアのSribu社への資本参加もアジア展開の布石の一つです。インドネシア経済は急成長していますし、人口も2億人以上と大きな市場ですが、インドネシアだけに注目している訳ではなく、周りのアジア諸国にも大いに注目しています。

私たちの「つなぐ」「伝える」コンセプトは、これまでの枠を超えて、「文化」や「国・地域」も跨ぐところまで、広がりそうです。アジア某国から中国と東京で同時に開催されているイベントの報告を聴きながら、そう直感するのです。

ASTERIA 4,000社記念に「くまモン」登場ばい!!!!

※今回は、くまモンに敬意を表し、全編熊本弁でお届けします(笑)

導入社数4,000社ば超えたASTERIAの応援にくまモン登場ばい!!!!

写真のごて、くまモン × ASTERIAの初コラボによるミネラルウォーターの完成したばい!熊本が世界に誇る「阿蘇」の伏流水ば使こて、熊本の清涼飲料水メーカーさんにお願いして作ってもろたったい。よか感じでむぞらしゅ仕上がったて思うばってん、どぎゃんね!?

今回作ったとは、4,000社にちなんで、4,000本!ラベルの色は、もちろん緑色たい。阿蘇ん大地ば象徴する色でんあるけんね(笑)

原則的にゃ、くまモンは熊本に関係ある企業しか使われんとばってん、生粋の熊本県出身の上場企業創業社長ていうことで、熊本県庁の粋な計らいで特別に使わせてもろたったい。ほんなこてありがたか!

社長が熊本出身の割には、4,000社の中で熊本県の企業の割合は少のして社内で肩身の狭かばってん、去年は済生会熊本病院さんの事例も公開させてもろたし、こっばきっかけにぎゃんぎゃん増やしていかなんね思とっとこったい。熊本の企業の皆さん、あんまっせからしかこつば言わんで、なんさまASTERIAば入れてみてはいよ(笑)

くまモンは、「ゆるキャラNo.1」、ASTERIAは、「データ連携シェアNo.1」ていうこつで、同じNo.1同士ばってん、くまモンは、もう世界進出しとるけん、負けられんね!

くまモン、応援ありがとう!インフォテリアもがまだして世界さん行くけんね!!!!

 

【翻訳

導入社数4,000社を超えたASTERIAの応援にくまモン登場です!!!!

写真のように、くまモン × ASTERIAの初コラボによるミネラルウォーターが完成しました!熊本が世界に誇る「阿蘇」の伏流水を使って、熊本の清涼飲料水メーカーさんにお願いして作っていただきました。いい感じでかわいく仕上がったと思いますが、どうですか!?

今回作ったのは、4,000社にちなんで、4,000本!ラベルの色は、もちろん緑色です。阿蘇の大地を象徴する色でもあるからです(笑)

原則的には、くまモンは熊本に関係ある企業しか使えないのですが、生粋の熊本県出身の上場企業創業社長ということで、熊本県庁の粋な計らいで特別に使わせていただきました。本当にありがたいです!

社長が熊本出身の割には、4,000社の中で熊本県の企業の割合は少なくて社内で肩身が狭いのですが、去年は済生会熊本病院さんの事例も公開させていただきましたし、これをきっかけにどんどん増やしていきたいと思っているところです。熊本の企業の皆さん、あまりうるさいことを言わず、とにかくASTERIAを入れてみてください(笑)

くまモンは、「ゆるキャラNo.1」、ASTERIAは、「データ連携シェアNo.1」ということで、同じNo.1同士ですが、くまモンは、もう世界進出しているので、負けられません!

くまモン、応援ありがとう!インフォテリアも頑張って世界に行くからね!!!!