ASTERIA 4,000社記念に「くまモン」登場ばい!!!!

※今回は、くまモンに敬意を表し、全編熊本弁でお届けします(笑)

導入社数4,000社ば超えたASTERIAの応援にくまモン登場ばい!!!!

写真のごて、くまモン × ASTERIAの初コラボによるミネラルウォーターの完成したばい!熊本が世界に誇る「阿蘇」の伏流水ば使こて、熊本の清涼飲料水メーカーさんにお願いして作ってもろたったい。よか感じでむぞらしゅ仕上がったて思うばってん、どぎゃんね!?

今回作ったとは、4,000社にちなんで、4,000本!ラベルの色は、もちろん緑色たい。阿蘇ん大地ば象徴する色でんあるけんね(笑)

原則的にゃ、くまモンは熊本に関係ある企業しか使われんとばってん、生粋の熊本県出身の上場企業創業社長ていうことで、熊本県庁の粋な計らいで特別に使わせてもろたったい。ほんなこてありがたか!

社長が熊本出身の割には、4,000社の中で熊本県の企業の割合は少のして社内で肩身の狭かばってん、去年は済生会熊本病院さんの事例も公開させてもろたし、こっばきっかけにぎゃんぎゃん増やしていかなんね思とっとこったい。熊本の企業の皆さん、あんまっせからしかこつば言わんで、なんさまASTERIAば入れてみてはいよ(笑)

くまモンは、「ゆるキャラNo.1」、ASTERIAは、「データ連携シェアNo.1」ていうこつで、同じNo.1同士ばってん、くまモンは、もう世界進出しとるけん、負けられんね!

くまモン、応援ありがとう!インフォテリアもがまだして世界さん行くけんね!!!!

 

【翻訳

導入社数4,000社を超えたASTERIAの応援にくまモン登場です!!!!

写真のように、くまモン × ASTERIAの初コラボによるミネラルウォーターが完成しました!熊本が世界に誇る「阿蘇」の伏流水を使って、熊本の清涼飲料水メーカーさんにお願いして作っていただきました。いい感じでかわいく仕上がったと思いますが、どうですか!?

今回作ったのは、4,000社にちなんで、4,000本!ラベルの色は、もちろん緑色です。阿蘇の大地を象徴する色でもあるからです(笑)

原則的には、くまモンは熊本に関係ある企業しか使えないのですが、生粋の熊本県出身の上場企業創業社長ということで、熊本県庁の粋な計らいで特別に使わせていただきました。本当にありがたいです!

社長が熊本出身の割には、4,000社の中で熊本県の企業の割合は少なくて社内で肩身が狭いのですが、去年は済生会熊本病院さんの事例も公開させていただきましたし、これをきっかけにどんどん増やしていきたいと思っているところです。熊本の企業の皆さん、あまりうるさいことを言わず、とにかくASTERIAを入れてみてください(笑)

くまモンは、「ゆるキャラNo.1」、ASTERIAは、「データ連携シェアNo.1」ということで、同じNo.1同士ですが、くまモンは、もう世界進出しているので、負けられません!

くまモン、応援ありがとう!インフォテリアも頑張って世界に行くからね!!!!

え!生放送!?

「え!生放送なの!?」

ラジオNIKKEIのスタジオに行く道すがら発した私の言葉です。これまでのラジオNIKKEIでの出演が全て「収録」だったため、勝手に今回も収録だと思い込んでいたのです。

先週火曜日(1月14日)、ラジオNIKKEIの「ザ・マネー」という生放送番組に出演しました。この番組、火曜日は、「兜町カタリスト」主宰の櫻井英明氏がパーソナリティー。櫻井さんからの、「番組に出てくださいよ」との話に、気軽に応えてしまったのですが、生放送だったとは!

番組開始約30分前にラジオNIKKEI入りし、打ち合わせと思ったら、番組開始直前に桜井さんが控室に現れ、いくつか質問をされた後に、「じゃ、こんな感じで行きますから!」と部屋をあとに。「え!?これで打ち合わせ終わり?」というのが正直な感想(笑)

手元にいただいた進行表には、「御社の業容について/直近の業績について/今後の動向について」の3行の箇条書きだけなのです。

「大丈夫か?」と思う気持ちと、「なんとかなるさ!」との両方の気持ちが錯綜するなか、あっという間に私の出るコーナーに。「俺は本場に強いんだ!」と自己暗示しながらスタジオに入り(笑)、アシスタントの内田さんの隣の席に座る。いよいよ本番!

そして、どうなったか?
録音が聞けるので、ぜひお聴きください(笑)19分10秒あたりからです。

録音へのリンク

結果的には、思ったよりスムーズにかつ楽しく進行しました。さすが櫻井さんも、アシスタントの内田さんも、生放送の進行に長けていらっしゃるなと感心しきり。質問事項を付き合わせたわけでもなく、話したこともないようなことまで引き出されたにもかかわらず、気持ちよく終えることができました。

実は、席に座ったとたんに、リラックスできたのは、櫻井さんと内田さんの笑顔のおかげです。ニコっとされて、すーっと肩の力が抜けたのがわかりました。やはり、笑門来福ですね(笑)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

2014年、東京では、澄み切った空に輝く初陽の出で迎えることができました。

新たな1年、政治も経済も社会も激しい変化が予想されていますが、

私たちは、未来を予測するのではなく、未来を創る仕事を旨とし、

新たなチャレンジを続けていきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年1月1日

代表取締役社長/CEO/CPO

平野洋一郎

 

いよいよKindleでASTERIAを学べる日が

お待たせしました!

インフォテリアの主力プロダクト「ASTERIA WARP」の技術解説本が出来ました。明日からAmazon Kindleストアにて提供開始です。また、Apple iBook、楽天koboでも順次提供を開始を予定しています。

ASTERIA WARPは、「WARP」の愛称がついたバージョン4.0から既に7回ものバージョンアップを重ねています。この間、クラウドの進化と普及、ASTERIAの利用シーンの多様化、また企業情報システムの内製化の流れなどがあり、製品添付のマニュアル以外に、ASTERIA WARPの技術解説本が欲しいという要望を数多くいただいていました。

そこで、社内のASTERIA☆LOVEのメンバーの中から、ASTERIA開発責任者の田村健、ASTERIAシニアプロダクトマネージャーの森一弥、ASTERIAの研修担当の木村達也の3人が精魂込めて書き下ろしたのが「ASTERIA WARP基礎と実践」です。

この本は、マニュアルではありませんから、既存のユーザーの方だけでなく、ASTERIAを検討されている方や、クラウド対応を進めたい方、内製を推進したい方など多岐にわたってお読みいただける内容としています。そのために、執筆にあたり3人が特に意識したのは以下の3点。

• 基礎から実践までを網羅すること
• サンプルを豊富に掲載すること
• 開発のヒントを満載すること

また、複数の電子書籍フォーマットで提供することで、スマートフォンを含むモバイル端末でいつでもどこでも手軽に読むことができ、今後のバージョンアップなどにも素早く対応できるようにしました。

いまや、ASTERIAの利用用途は単なるシステム間接続をつなぐだけでなく、ライオン様のように全社のデータ連携基盤として利用されていたり、ブックオフ様のように社内システム開発基盤として利用されているところなど、適用の幅が拡がっています。

「データ連携」を超えて、クラウド時代のシステム開発基盤を支え始めたASTERIA。ASTERIAを愛してやまない「中の人」3人が思いを込めて書いた本書を読むと、なぜASTERIAが4,000社を超える企業で導入されているのかがわかるでしょう。

【出版記念プレゼント】
本書の出版を記念して「ASTERIA 基礎と実践」を、20名の方にプレゼントします。
詳しくはこちら! http://www.infoteria.com/jp/warp/book/

企業IT投資がリーマンショック前に改善

 IT投資指数の変化(2001〜2014年度予想)

出典:ITR「IT投資動向調査2014」

今週火曜日(12月3日)、国内有数のリサーチ&アドバイザリー企業である株式会社アイ・ティ・アールから「IT投資動向調査2014」の結果が発表されました。

特に今回のハイライトは、国内企業のIT投資増減指数が「リーマンショック」前の水準を回復したことで、プレスリリースのタイトルにもなっています。

実際に、国内企業向けソフトウェアが売上のほぼ100%であるインフォテリアの売上高で見ても、同じ傾向が読み取れます。以下のグラフは、インフォテリア過去5年の対前年伸び率の推移です。(直近値で比較するために上半期で比較)

インフォテリアの売上高前年比の変化(2008年度上期〜2013年度上期)

出典:インフォテリア株式会社決算短信

このように、リーマンショック以降1桁台だった伸びが、ベンダー側でも今年度に来て顕著に伸びていることがわかります。

さて、問題は企業の投資力がリーマンショック以前に回復したとしても、投資内容はリーマンショック以前に戻してはいけないということです。

なぜなら、2008年以前の段階では、まだクラウドもスマートデバイスも本格的に企業導入できる段階ではなく、ほとんどの企業の投資がオンプレミスに向かっていたからです。一方、現在、2013年の段階ではクラウドもスマートデバイスも劇的に進化しました。

私は、以前から「企業IT投資のスマイルカーブ」と題して、投資領域をオンプレミスからクラウド&スマートデバイスにシフトするよう推奨しています。それは、同じ投資をするのであれば、よりリターン(効果)の大きい領域に投資すべきという当然至極な理由です。

オンプレミスの領域には、大きなイノベーションはなく、またここ20年の程の投資によって企業競争力に資する投資はなかなかありません。一方で、クラウドとスマートデバイスのイノベーションは劇的で、この効果をどのように取り入れるかで、コトラー先生に倣えば「コスト戦略」、「差別化戦略」に大きく寄与することができるのです。

IT投資領域のスマイルカーブ(投資効果領域の変化)

(C) 2010-2013 インフォテリア

この事実を、縦軸に投資効果、横軸にユーザーからの距離をとると、図のようなスマイルカーブになります。企業IT投資が戻ってきたという状況の中で、金額だけでなく、投資領域も意識しなければ、無駄になってしまうことを強く意識すべきでしょう。

インフォテリアは、まさにこのスマイルカーブを意識した投資で大きなリターン(価値)を得ることのできるソフトウェアの提供に注力しています。「つなぐ」ASTERIAと、「伝える」Handbookで、1社でも多くの企業の競争力強化に貢献したいと考えています。

It’s hot! in Jakarta

今日、ジャカルタが熱い!

といっても、赤道直下だからというわけではありません(笑)

「Startup Asia Jakarta 2013」という、スタートアップ/起業イベントに参加しています。インドネシアの首都での開催ですが、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、中国、韓国、日本などアジア各国から1,000人以上の起業家、投資家、関係者が集結し、自社サービスのアピールあり、ベンチャーキャピタルとの交渉あり、ハッカソンあり、起業家同士のネットワーキングありと、熱気ムンムンのイベントです。

今回、私もスピーカーの1人として招待され、明日の「Discussion: Exit Strategies for Asian Startups: M&A and IPO」というパネルディスカッションで話します。私を誘ってくれたAnis Uzzamanからは「日本でゼロから始めてIPOした創業者」としての招待とのことでしたが、ゼロから始めてIPOした創業社長は他にもたくさんいます。私の友人だけでも英語を話せる創業社長は何人もいるので、他に適任がいるのではと言ったところ、英語ができても英語でディスカッションというのは辞退する人が多いのだそうです。

もう一つ、このイベントに参加していてあらためて実感することは、東南アジアの国々で若い人達の起業が拡がっていて、新しい事業が次々と興り、また投資家も世界から集まって実際に投資を開始していること。今回は、アジアの投資家だけでなく、アメリカ、ロシア、イギリスの投資家にも会いました。

言語の話にしても、投資の話にしても、やはり日本のスタートアップ界隈が、最近盛り上がってはきているものの、まだ国内に留まっている感覚を強くします。

ジャカルタは、インドネシア語が母国語です。アジア各国にも母国語があります。それでも、こうやって多くの人が集まって共通言語で情報交換をし意見を戦わせている。アジアの外の人達も引き寄せている。どうしても英語との関連性を抜きに語れません。

もっと英語が必要だという話をすると、すぐに「言語はツールで、問題は中身だ」という「正論」が飛び交います。その通りです。しかし、中身があっても言語がネックで行動できていない状況をみるとその正論も空しく響きます。

外国語が上手である必要はありません。でも喋りましょう。ヘタでも飛び込みましょう。行動しない人に「グローバル」という単語を使う資格はない!

そう感じさせる、熱気溢れる会場からの中継でした(笑)

メニュー誤表示問題と現場の力

阪急阪神ホテルズに端を発した、メニュー誤表示の問題はさらに広がりを見せています。各社の対策を聞くとほとんどが、チェック体制を厳しくするということで、中には専任の担当を置くというところもあります。

もちろん、問題を起こしてしまったのですから、「今後はちゃんとやります」だけでは済まず、しっかりとチェックのプロセスを入れる必要があるのですが、それでも、やはり根本は現場の意識を高め現場の力を上げることに尽きると考えます。

この話を耳にするにつけ、私の実家の両親が細々と続けている「平野農園」で起こったあるエピソードを思い出します。

平野農園は熊本県の田舎の三角(みすみ)町というところにあり、その町で穫れる「みすみみかん」は近県ではちょっと知られているブランドです。平野農園のインターネット販売は1996年の秋から始めました。お客様も徐々に増え、2000年頃には、みかんを発売してもあっという間に売り切れる状況になりました。

それもそのはず、私の実家の畑はトータルで1ヘクタール程度。つまり、正方形にするとたった100m×100mの広さしかないところに何種類ものみかんを植えているのですから、一つの品種の収穫量はたいしたことありません。出荷即日完売ということも珍しくなくなり、リピーターの方などが売り切れで買えなかった場合などは、クレームになったりもしていました。

そこで、私は親父に提案しました。「同じ『みすみみかん』なので隣近所の農家のみかんも売ってあげたらどうか?うちの畑と味はそう変わらないし、売り切れになりにくいからお客様も喜ばれるし、近所の人にもJA以外のルートが出来るのは歓迎のはず。」

親父は喜んで受け入れてくれると思っていたのですが、答えは、「それはやらない。」でした。驚いて理由をきくと「平野農園のみかんじゃないから」とのこと。「お客さんは平野農園のみかんと思って買っていただいているから他の農園のみかんは売れない。他の農園のみかんの木は自分が世話しているわけではないから責任が持てない。」ということでした。相変わらず『肥後もっこす』だなあと思いながらも:)、その責任感にあらためて感心し、提案した自分が恥ずかしくなりました。

そして、今回のメニュー誤表示問題です。すぐに、このエピソードを思い出しました。このエピソードと対比して感じることは、問題の原点は、チェック体制がなかったり緩かったりということではなく、直接携わっている責任者、担当者の意識と責任感があることがまず大事で、チェック体制を作ることが根本の解決策ではないということです。

また、チェック体制やチェックプロセスを新たに入れることの問題は、そこにコストがかかることです。そのコストは企業体の事業である以上、結果的に提供価格に転嫁されます。つまり、メニュー書いてあるとおりの内容が出てくるという「あたりまえ」のことに対して余計にコストを払わなければならなくなり、結局お客様にツケが回ってしまう。

チェックばかりしないと、まともに回らない会社の競争力が高まるわけがありません。経営者が最優先で取り組むべきは、さらなるチェック体制、チェックプロセスではなく、社員メンバーひとりひとりの責任感、意識を高める、つまり現場の力を高めていくということでしょう。現場の力は、仕事が速くできるとか、売上を上げられるということだけではなく、きちんとそれぞれの現場で責任をもった仕事ができることが原点なのです。

他山の石として。

モバイルよ、「幻滅期」を目指せ!

 

先週(10月15日)、ガートナージャパンから「日本におけるテクノロジのハイプ・サイクル:2013年」が発表されました。

多くの企業、そして特にCIOやマーケターが着目するこのハイプ・サイクルですが、今年は、いよいよ「モバイル・コンピューティング」が、「ピーク期」の頂点となっています。この発表を元に「スマホやタブレットもいよいよ幻滅期に向かいます」というと、「まだまだ伸びますよ!」とか「平野さんの立場でその言い方は止めた方がいいんじゃないですか?」と言われることがあります。

このような場合、「幻滅期」の意味が取り違えられています。ハイプ・サイクルの「幻滅期」というのは、その前の「過度な期待」を現実に近づける期なのです。また、「ピーク期」がそうであるのと同じく、「幻滅期」も市場やユーザーの実態ではなく、主にマスコミやメディアの報道を指しています。

例えば、インフォテリアが、専業技術として始めたXMLという技術も綺麗にこのハイプサイクルを辿って来ました。2000年頃には各種メディアでXMLの特集がなされ、バラ色の将来が書かれていました。これが「ピーク期」です。しかし、2002年頃になると「XMLは万能ではない!」といった論調や、XMLの失敗事例などがあふれました。これが「幻滅期」です。しかし、幻滅期を経て、ようやくXMLは様々なソフトウェアや一般企業でも使われ始め、今や「安定期」へと入っているのです。

このように「幻滅期」には過度な期待が修正され、ネガティブな情報もどんどん出始めると、夢と現実のギャップが埋められます。そして、単に騒がれた段階から広いの普及の段階に繋がる重要な段階なのです。

今年ピーク期の頂点になった「モバイル・コンピューティング」、あとは下っていくだけです(笑)。「過度な期待」のピーク期のままでいるより、早く「幻滅期」に入り、ハイプ・サイクルを駆け抜ける。それが、モバイル・コンピューティングが普及し、タブレットやスマホが普通にビジネスに使われる時代が訪れるということなのです。

体育の日とASTERIA市場シェアNo.1

10月10日、1999年までは「体育の日」でした。東京オリンピックの開会式の日にちなんで制定されたこの祝日に、運動会を行う学校や企業・団体も多く、各地でさまざまな競技が行われていました。

「競技」という名称の通り、「競う」わけですが、最近では1位、2位と順位を決めない運動会も少なくないようです。しかし、私は本当にそれが良いのか疑問です。競争の弊害が良く指摘されますが、グローバルに勝ち抜かないといかないいまの時代、競争を排除する弊害も多いと考えているからです。

私自身は、小さいころ運動はまるでダメで、入賞にからんだことは一度もありませんが、足の速い友達は毎年、運動会や大会の前はなんとか1位を取りたいと練習したり研究したりしていました。そこに喜びもあり、悔しさもあります。競争による負けん気、工夫、研鑚が成長のバネとなっていました。これは、運動会に限ったことではないでしょう。

最近は、ナンバーワンよりオンリーワンという意見も多いようですが、やはり競争を勝ち抜いたナンバーワンには価値があると考えています。

と、長い前振りでしたが(笑)、このたびおかげさまで、ASTERIAが2012年度の企業データ連携ソフト(EAI/ESB)の市場でシェアNo.1を獲得しました。これで7年連続のNo.1となります。

今回もNo.1を獲得できたことが大変嬉しいです。それは偶然ではなく、お客様にとってより良いものを届けたいと、ずっと製品を磨いてきた結果だからです。長い間お客様に認めていただいている証拠だからです。

シェアNo.1製品であるからには、最も優れた機能、最も良い品質、最もコストパフォーマンスの高い製品が求められます。これから、クラウドが進展するにあたり、データ連携のニーズ、市場はさらに拡がります。過去の市場シェアNo.1を誇るのではなく、お客様に期待される価値を幅広く提供することで、これからも市場シェアNo.1つまりお客様の支持No.1を獲得できるよう、尽力していきます。

楠木建氏に感じるプレゼンテーションの「センス」

とにかく愉快でした。

大学教授のプレゼンで、私が知る限りではピカイチの面白さ。「経営は、スキルではなくセンスだ」、「100人中、数人しかそのセンスはない」と断言し、厳しいことを語りながらも一方で軽快なトークで会場の笑いを誘う。昨日開催した「Handbook ARISE」の基調講演、一橋大学大学院教授の楠木建さんのプレゼンテーションです。

ちなみに、「Handbook ARISE」とは、昨日からの「Handbook 4」の提供開始に合わせて広く「Handbook」そのものと実際の活用事例を知っていただくために企画したイベントで、300人の会場に365名の超満員での開催となりました。活用事例は、今回新しく東京国際フォーラム様、レノボ・ジャパン様。やはりお客様事例は説得力があります。

さて、件の楠木さんですが、私はすでに著書を読んで「普通の教授」ではないことは想像していましたが、実物は、想像通りというよりも想像以上に愉快な人。1時間の講演に満員の聴衆は惹きつけられていました。

私の仕事柄ウケたのが「代表取締役担当者」。もちろん著書を読んでネタは知っていたのですが、それでもリアルに聴くと面白い。楠木さん自身は、自分の話を「実務経験のない机上の空論」評されていましたが、考える力だけでなく、伝える力もピカイチにお持ちの方でした。

「代表取締役担当者」の具体例をいくつか挙げられましたが、その中に「プレゼン資料を部下に作らせる」という項目がありました。これに合致していなくてホッと胸をなでおろしました。なぜなら、楠木さんのプレゼンの直後が私のプレゼンだったからです(笑)。

楠木さん曰く、経営のセンスがある人は「抽象と具体の振れ幅が大きい」と。私は、楠木さんのプレゼンを聴いていて考えました。昨今、「プレゼンテーションスキル」ということがよく取り上げられているが、プレゼンにも「センス」もあるのではないか?そして、その楠木さんのプレゼンこそにそのヒントがあるのではないか?

まだ、答えは出ていませんが、「経営」と同じように、「プレゼンテーションのセンス」も、「具体と抽象の振れ幅」が関係があるのではないか?私自身の経営道に加えてプレゼン道のテーマとして「センス」を加えてみることにします。