シリコンバレーにおいて、失敗も経験として評価されるというのはよく知られた話です。事実、シリコンバレーで何社も起業したある友人も、1社目を倒産させた直後に始めた2社目の方がより多くの投資が集まりました。一方で、日本にも「失敗は成功の母」という言葉がありますが、それはチャレンジを評価するということではありません。
新しい事にチャレンジする場合、それが成功するとは限りません。それが大きなチャレンジであれば、なおさら成功する確率は下がるでしょう。いまの日本社会では、減点法的評価が一般的で、失敗した場合のダメージが大きいため、何もやらない方がマシという結論に陥りやすい現実があります。チャレンジの芽があっても、石橋を叩いてプランを詰めているうちに時期を逸したり、結局NoGo(やらないこと)になってしまうということは少なくありません。こういったことが、グローバルな競争力の低下に繋がっていると私は感じています。
ベンチャーの事業プランが陥りやすい5つの罠
昨日、スタートアップ経営者や起業志望者の小さな集まりで「ベンチャー企業が陥りやすい5つの罠〜事業プラン編〜」という話をしました。私自身の経験を元に、青山学院の技術系ベンチャーの講座でも話をしていたことですが、この機会にあらためてまとめておきます。
内容は、一般的に「常識」とされていることでも、ベンチャー企業が事業プランを立てる場合においては、そのやりかたが命取りになってしまうようなこと〜罠〜がいくつもある、ということです。
iPadプレゼンをワイヤレスで行うには?
最近、セミナーなどに参加するとiPadでプレゼンをしている人をたまに見かけるようになりました。しかし、ほとんどの人が iPadにVGAコネクタを付けてプレゼンをしています。演壇でプレゼンするような場合は良いですが、Steve Jobsのような歩き回るスタイルだと、立ち位置からケーブルが延びていて見苦しいですね(写真)。しかも、途中でケーブルが抜けてしまうといった事故も起こりがちです。
そこで、最近私はiPad&Handbookでプレゼンする場合は、ワイヤレスでやっています。つまり、iPadからケーブルをつなぎません。講演が終わったあとに「どうやってやっているんですか?」と聞かれることも多く、以外と知られていないようなので、ここで共有しましょう。
インフォテリア以上にミドリにこだわる会社とは?
「シェアNo.1の秘訣」発刊
「シェア No.1 の秘訣」という本が発刊されました。これは、パッケージソフトウェアで市場シェアNo.1を取っている製品を持っているソフトウェアベンチャー企業の創業社長6名が、その道程やその経営の実態を語ったものです。恥ずかしながら、私も共著者の一人に名前を連ねています。
私の話はとりあえず置いておいて、他の5名の社長の話を読んでみて、感じる事は「やはり、市場シェアNo.1を取るには理由があり、意志がある」ということです。偶然シェアNo.1になった製品は一つも無いことがわかります。
凋落?跳躍!
先日、Evernote社が主催し、TOYOTAなどが協賛するHackathonというイベントに審査員として参加しました。Hackathonとは、HackとMarathonを掛け合わせた造語で、ハッカーレベルのエンジニアが一同に集まって短時間でテーマに沿ったソフトウェアを開発しその出来を競い合うイベントです。
エントリーは19チーム。制作時間は、実質丸1日しかありませんでしたが、本当にレベルの高い作品が多くて入賞作品の選定に困りました。審査員一同悩んだあげく、追加でゲスト審査員の古川さんと私がそれぞれ特別賞「Sam賞」と「Pina賞」を追加することにしたのです。
史上最強のASTERIAで実現する「AAA」とは?
車到山前必有路(車山前に到りて必ず路あり)
1月7日、今年のインフォテリアの営業開始の日です。午前中に、会社の初詣とAll Staff Meetingを終え、午後には上海に向かいました。
上海には昨年子会社を設立しました。「桜楓天(上海)貿易有限公司」で、11月に活動を開始しました。桜と楓は正確には中国表記ですが、桜楓天で「インフォンティエン」と読みます。思い起こせば、昨年の1月は、日本法人1社だけだったところが、1年後には海外子会社3社を抱えるグループとなりました。その最も新しい拠点が上海です。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
輝く初陽の出とともに、おかげさまでインフォテリアもまた新しい年を迎える事ができました。インフォテリアとして15回目の正月、そして今年9月には創業15周年となります。これも、ご支援、ご愛顧くださる皆様のおかげと深く感謝いたしております。誠にありがとうございます。
昨年は、あらたな製品展開、あらたな世界展開に向け、布石の年となりましたが、今年から少しずつ成果を出してくために、さらなる挑戦を続けます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2013年1月1日
代表取締役社長/CEO/CPO
平野洋一郎
インフォテリア2013カレンダー人気の秘密とは?
いよいよ師走も下旬に入り、カレンダー交換の時期になりました(笑)。インフォテリアもパートナーやお客様にグリーンの卓上カレンダーを配っていますが、昨年からある工夫をしたところ海外に関係のある方々から大変好評をいただいています。
その「工夫」とは、日本だけでなく、環太平洋10ヶ国の祝日を記載してあること。太平洋を時計回りに、オーストラリア、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、台湾、中国、韓国、カナダ、アメリカの10ヶ国です。